ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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カテゴリ:ニュース( 81 )


2014年 08月 02日

グァルーリョス国際空港→サンパウロ市内への移動

首相車列で玉突き事故=ブラジル(ニュースより抜粋)

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(連日500キロ以上の大渋滞を起こしているサンパウロ市内の幹線道路)
上の記事を目にした瞬間「ああ!」と思わずため息を漏らしてしまいました。十分に起こりうることだからでした。残念ながら、サンパウロ市周辺、特に金曜日の夕刻以降はまさに救いようのない大渋滞が起きるのが常だからです。特に、グァルーリョス空港周辺の高速道路は、金曜日に限らず平日は特に混み合います。事故が起こってしまったのは仕方がないとしても、もしかしたら安倍首相をご夫妻を守る護衛(ブラジルでは連邦警察が担当)の車列に、隋行員ご一行が付いて行こうと思った結果ではないかと、昔その世界に長年携わっていた家族が呟きました。つまり、連警の護衛は要人のみがターゲットであり、随行員までは目が行き届かないそうです。この場合は、要人ご一行の車列に付いていくのではなく、車列を無理に作らず、単独で目的地に向かった方が良かったのではないか、との意見でした。素人の私には良く分かりませんが、こと夕刻のこの路線に関しては、専門家である家族の言う通りなのかもしれないと思いました。何よりご一行の皆さまには大きな怪我もなく、大事に至らなくて本当に良かったです。  
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(週末はこの通り、ガラガラなのですが・・・)
平日は異常なほど混み合うこの道路ですが、週末は大変走りやすく快適なドライブが楽しめます。先月も長年のお友達Mちゃんをお迎えにグァルーリョス空港に行ってきましたが、日曜日の午前中ということもあり、あまりにも空いていて却って驚いてしまいました。同じ道路とはとても思えませんでした。快適すぎて、思わずスピードを出し過ぎてしまうと、あちこちの高性能カメラにキャッチされ、後で多額の罰金が来て泣くことも…。そんな事情もあり、いつもグァルーリョス空港への往復は異常に気遣う私です。さて、次の帰国時はどうしようかしら?送り迎えをしてくれる家族のことを思うと、航空チケットが多少割高でも、週末の発着便がベストなのかもしれませんね。

《グァルーリョス空港から市内への移動方法》
Guarucoop(ラジオタクシー)・・・空港到着口にタクシー専用受付専用カウンターが設けられています。
Airport Bus Service(空港と市内複数のメトロ駅、ホテル、コンゴニャス空港を結ぶ大型バス)・・・予めチケットを購入します。
上記のいずれもクレジットカードOKです。私も利用したことがありますが、安全です!


by beijaflorspbr | 2014-08-02 21:47 | ニュース
2014年 07月 18日

次の帰国便についての迷い

Campos do Jordão旅の途中ですが、マレーシア航空機がウクライナ上空で墜落した事件について書かせて頂きたいと思います。事件概要は次の通りです。

【マレーシア航空の旅客機MH17便(アムステルダム発クアラルンプール行きボーイング777型機)が7月17日(木)、ウクライナ東部上空で墜落し、乗客283人と乗員15人の295人全員が死亡した。米当局はSA11地対空ミサイルにより撃墜されたとの見方を示した。ポロシェンコ大統領は「事故ではなく、テロリストの攻撃によるものと判断」したうえで親ロシア派武装勢力に対する軍事行動を強化すると言明した。17便にはオランダ192人(1人はアメリカ国籍有)、マレーシア44人(15人はマレーシア航空職員、2人は赤ちゃん)、オーストラリア27人、インドネシア12人、イギリス10人(1人は南アフリカの重国籍者)、ドイツ4人、ベルギー4人、フィリッピン3人、カナダ1人、ニュージーランド1人と発表。乗客のうち何名かは、オーストラリア南東部メルボルンで20日から開催される予定のエイズに関する国際会議に向かう途中だったとみられる。同会議を主催する国際エイズ学会(IAS)は声明で、過去にIAS会長を務めたオランダ人のユップ・ラング氏が搭乗者に含まれていたとの情報を受けた。ウクライナの航空当局は、墜落機が管制塔のレーダーから消えるまで、同機は間違いなく通常通り航行していたと述べた。】

そこで早速気になっていた日系航空会社のヨーロッパ便に関するお知らせを早速調べてみたところ・・・。

《JAL日本航空》
JALヨーロッパ便の運航について・・・ワンワールド アライアンスのパートナーであるマレーシア航空17便の乗客乗員の皆さま、そしてご家族の皆さまに、謹んで哀悼の意を表します。当社運航のヨーロッパ便については、ウクライナ上空を通過する便はなく、現時点で通常どおりの運航を予定しております。なお、他社が運航するコードシェア便については、運航する航空会社に直接お問い合わせください。

《ANA全日本空輸》
ヨーロッパ便の運航について(他社旅客機の墜落情報に関連して)・・・平素よりANAをご利用いただき、ありがとうございます。アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空17便は、日本時間の7月17日23時15分頃に交信を絶ち、ウクライナ東部に墜落したと報じられています。当社のヨーロッパ便については、ウクライナ上空付近を通過する便はなく平常どおりの運航を予定しておりますので、安心してご搭乗ください。
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日系航空会社二社のお知らせに関する表現法は微妙に違っていますが、一番懸念する「航路の選択」については、今までもそしてこれからもより注意を払って飛ばしてくれるものと信じます。私のもうひとつの懸念は、欧州経由を含む中東経由はどうなんだろう?という新たな疑問です。中東経由便は、ブラジル→大西洋→アフリカ大陸→アラビア大陸を横断しながら日本へと向かいます。紛争地付近へも近づく可能性大で、しばらくは心の休まる時がありません。普通に移動していたブラジル⇔日本も実はかなりリスキーなのだと再認識した次第です。過去に湾岸戦争、9,11なども乗り越えたことを思えば、今後もその都度安全な航路を求めてフレキシブルに移動しなくてはと思いました。さて、次の航路はどうしましょうか?益々迷いに迷いそうです。改めまして、今回の事故で犠牲になられた皆さまのご冥福をお祈りいたします。
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≪事故後、世界中の航空機がウクライナ上空を避けて飛行しているのが見て取れるPlanTalking提供の画像≫


by beijaflorspbr | 2014-07-18 23:57 | ニュース
2014年 07月 05日

大きな勝利と大きな喪失

昨日カステロンスタジアムで午後5時から行われた準々決勝、ブラジルVSコロンビアはブラジルが2-1で勝利を納めました。しかしながら、ブラジルセレソンはネイマールという大きな存在を失うことになりました。ネイマールの背後から激突したコロンビア選手、明らかに行き過ぎた暴力行為だと思いました。コロンビア戦の前のチリ戦でも、ネイマールは徹底的にマークされ続け、太腿を損傷し、一時は欠場か?とも報道されましたが、何とか回復して元気に走り回る姿を見せてくれました。しかし後半、激しいボールの奪い合いでいきなり倒れ込んでしまったネイマール、その後の病状が懸念されていましたが、午後9時頃、こちら最大のテレビ局Globoのニュースで、「今夜の試合に関して、大きな喜びと哀しみをご報告しなくてはなりません。ひとつはブラジルが勝利をおさめたこと、もう一つはネイマールがワールドカップを欠場しなくてはならないことです。少なくとも4-6週間の休養が必要だとの診断が出ました」それを聞いた時、私たちは夕飯を食べていましたが、急にお通夜のような静けさに…。私いきなり言ってしまいました。「あのコロンビアの18番、許せん!!何でお咎めなしなの?おかしいよ、あんな重傷を負ったんだよ、もう出られないんだよ。このままじゃ済まさないからねっ」なんて言っても仕方がないことを叫んでいました。じゃないと一生懸命プレッシャーと闘い続けたまだ22歳のネイマールが可哀想でなりません。すっかり母親の気持ちになってしまい「ネイマールにもしものことがあったら許さないからね!」と本気で怒っていました。私たちは、あのアイルトンセナの事故の時もそうだったなあ、などと何故か20年前の事故を思い起こしていました。色々考えれば考えるほど嫌な思い出が頭を駆け巡りました。ネイマールは、手術をしないで治療ができるとのこと、少しだけ安心しました。私も前に肋骨にヒビが入った時、コルセットを巻いて治したことがあります。しかしながら、ちょっとしたヒビとはいえ、咳やくしゃみや果ては喋るのも痛い、といった苦しみが続きました。ましてや、ネイマールは骨折です。大事にして欲しい、そしてまた4年後更に逞しくなった彼を見守ることにしましょう。ガンバレネイマール。試合前の逞しい彼の姿!
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試合後、ネイマールは救急車でセレソンの専用機まで運ばれ、一緒にキャンプ地のリオデジャネイロ州、テレゾーポリスに帰ったそうです。その後仲間の熱烈な抱擁を受けました。この動画、音がない分心に沁みました。
大変な思いをしたけれど、これからもブラジルの希望の星として頑張って欲しいと思いました。何だか今日は感情が波立ってしまい、終始変な記事ですみません。セレソンは7月8日(火)準決勝で強豪ドイツとミネイロンで闘います。主力選手を2人(ネイマール&チアゴシルバ)を失ったセレソンがどこまで戦えるか、またもや心配でハラハラするかもしれませんが、勝利を信じて応援します!HEXA(6度目の優勝)はすぐそこに・・・。


by beijaflorspbr | 2014-07-05 21:17 | ニュース
2014年 06月 18日

サンパウロ市内渋滞でW杯観戦が間に合わない(ーー;)

今日は日本のお客さまと共にCampos do Jordãoに行ってきました。楽しいドライブを終え、サンパウロに向かったのですが、この有様で全然進みません。
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第一戦目の6月12日は祭日だったので、渋滞にならなかったものの、今日は平日並み(と言っても半ドンの会社多数)だったせいか、朝から哀しくなるほどの大渋滞でした。セレソンの試合は、頑張ったものの名ゴールキーパーに何度も阻まれて点が入らず同点でした。さあ、次はカメルーン。ガンバレ!今日はもう頽れそうに疲れていますので明日以降、また一生懸命記事を書かせて頂きますね。今日は疲労困憊のため、簡単ご飯でした。ごめん、お客さん~♪
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by beijaflorspbr | 2014-06-18 10:50 | ニュース
2014年 06月 16日

心温まる日本人サポーターの行い~♪

ブラジルだけではなく、海外のメディアにも紹介された日本人サポーターの行い。試合後にスタジアムの清掃を行ったことが称賛されています。その記事はコチラです。

"Show de educação"

ああ、日本人って素晴らしい!
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by beijaflorspbr | 2014-06-16 23:59 | ニュース
2014年 02月 12日

ちょっとビックリ・・・(近所で大事故)

今日は出かける用事があり、少し早めに朝食を摂っていました。毎朝恒例のRede Globoのニュースを見ていてビックリ
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この道路、Av.Vereador Jose Dinizは自宅から車で約5分、いつも自宅からセントロ方面に出る時に必ず通る生活道だからです。3車線のうち、一番左側がバス専用路線になっていますが、お客さんを乗せたタクシーもこの路線を走っても良いことになっています。普通乗用車はこの専用路線を通ると即罰金。この大通りは、通行量も多いのでくまなく監視カメラが目を光らせています。特に交差点侵入、信号無視、Rodizio(輪番制の通行規制システム)、スピード違反には細心の注意を払わないといけません。過去に私も2回ほどこの大通りのネズミ捕りにかかったことがあり、罰金を支払った痛い経験があります。一度は信号手前の線を踏んで停まったこと(意外にサンパウロ市交通局はこのチェックが厳しい)、二度目はRodizioの日だというのをすっかり忘れ、17時05分(Rodizio時間は午前7時ー10時、午後5時ー8時)にこの大通りを通過してカメラでキャッチされました。ナンバープレートと運転手である私の姿が随分綺麗に映っている写真を見て、感動すら覚えました(笑)

こんないつも通る大通りでほんのちょっと前の今朝8時10分過ぎにとんでもない大事故が起こりました。一番左側のバス専用路線で、2台のバスに挟まれる(というよりつぶされた?)一台の乗用車。下敷きになった乗用車は、エグゼクティブ専用の特別タクシー(日本ではハイヤーに当たる)である会社の役員を乗せていました。後ろLargo Sao Franscisco行きの3連結バスがブレーキをかけ損なってすぐ前を走っていた黒のトヨタカローラ(タクシー)の上に乗り上げ、それでも停まりきれずにもう一台前のバスにぶつかって停止しました。前のバスの前にはもう一台のタクシーが走っており、後部に追突の後が残っていました。合計4台を巻き込んだ大惨事が目と鼻の先の大通りで起こったことにショックを受けています。

この道路は、私が最近とても気に入っているバス路線でもあります。このエンジ色のバスこそが、私がいつも愛用しているサンパウロ市南部とメトロ駅を結ぶ一番便利かつ無駄がない路線バスなのです。もし、9時くらいにパウリスタ方面で用事があったとしたら確実に事故発生時間には該当のバスに乗り合せていた可能性もあったはず。そう考えると本当に寒気がしました。ヘリからの映像によると、現在完全に両面通行止めなので、今からセントロに行く道順を再考しなくてはなりません。事故は一瞬、というのを身近なニュースから学びました。それと、いつも漠然と感じていた不安は、バス運転手のストレスが半端ではなく、いつもイライラしていることや、時々携帯を覗き見るのはまだ許せるとしても、堂々とメールを打っている姿にはさすがにあきれ果ててものが言えませんでした。それと、いつも目にするのが、大きなバスとタクシーのせめぎ合いがあちこちで繰り広げられており、逃げ場を失ったタクシーが強引に乗用車の間に割り込んできたことも何度もありました。バスが小さい乗用車を煽るのは日常茶飯事です。いつかこのような大きな事故が起こるのではないか、という予感がありました。とにかく、どんな場でも緊張して暮らしていかなくてはいけませんね。この事故の被害が最小限でありますように!★残念ながら現在2名死亡(乗用車の運転手とHelibras社役員・仏人)、8名負傷者(バスの乗客)が出ています。


by beijaflorspbr | 2014-02-12 20:04 | ニュース
2014年 01月 08日

日曜日の愉しみだったのに・・・

 
食道がんの手術から1度復帰したものの再び休養していた歌手でタレントの、やしきたかじん(本名・家鋪隆仁)さんが3日未明に亡くなった。64歳だった。12年1月に食道がんのため休養し、同4月に手術。13年3月21日にレギュラー番組の収録で1年2カ月ぶりに仕事復帰したが、同5月2日夜、体調不良を訴え再び長期療養。懸命に再復帰を目指したが、思いはかなわなかった。

突然の訃報だった。私はたかじんさんの「そこまで言って委員会」はてっきり全国放送だと信じ切っていた。後で調べると、やしきたかじんさんは、何故か大の東京嫌いで、東京の人は見られなかったようだ。主に関西地方を中心に活躍していたタレントさんで、関西系の番組では病気療養前には、あちこち頻繁に顔を出していた。あまりテレビが好きではない私でさえ、日曜日で在宅の時は、必ずと言って良いほどこの「たかじんのそこまで言って委員会」を楽しみに視聴していたものだった。亡くなられた政治評論家の三宅久之さんの解説やコメントも大変勉強になり、いつも引き込まれていた。難しいテーマから軽いテーマまで、それは楽しい番組だった。ずっとたかじんさんが病気療養中で不在の時も、他のレギュラーが良くフォローをしていた。ただ、たかじんさんの出ていない番組は自然に観なくなってしまったのだが…。密かにたかじんさんの復活を願っていた隠れファンとしては、残念でならない。64歳は早すぎる。やり残したこともたくさんあっただろう。故人のご冥福をお祈りしたい。


by beijaflorspbr | 2014-01-08 10:06 | ニュース
2013年 09月 08日

祝:2020年東京オリンピック決定!!

今日は朝から気になってずっとNHKの画面に釘付け。午前10時半からの東京のプレゼンテーションもハラハラしながら観ていました。アルゼンチンのブエノスアイレスはブラジルのお隣ゆえ、時差もほとんどありませんので、見守るのも楽でした。一番感動したのは、パラリンピック選手の佐藤真海さんのプレゼン。こんなにしっかりした言葉でした(原文は英語)。
f0146587_11171090.jpg私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれました。それは、2020年東京大会が世界に広めようと決意している価値です。本日は、そのグローバルなビジョンについてご説明いたします。

19歳のときに私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリーダーでもありました。そして、初めて足首に痛みを感じてから、たった数週間のうちに骨肉種により足を失ってしまいました。もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。

そして何より、私にとって大切なのは、私が持っているものであって、私が失ったものではないということを学びました。私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれていると感じました。2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。

私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り、私自身の経験を人々に話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達は一緒になってスポーツ活動を準備して、自信を取り戻すお手伝いをしました。そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。新たな夢と笑顔を育む力。希望をもたらす力。人々を結びつける力。200人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1000回も足を運びながら、5万人以上の子どもたちをインスパイアしています。私達が目にしたものは、かつて日本では見られなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値、卓越、友情、尊敬が、言葉以上の大きな力をもつということです。

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一番印象に残ったこの佐藤選手の英語によるプレゼンテーション、一度も詰まることなく涙することもなく、淡々と語るその内容は想像を超える壮絶な彼女自身の体験からくる力強い言葉でした。華やかで希望に満ちた大学生生活、一転して病気に罹り足の切断、絶望から立ち直り出会った陸上、アテネ・北京パラリンピック出場、そしてご実家気仙沼の地震と津波、6日間行方の分からない家族の捜索、無事だったことの喜びも束の間、失ったものの大きさに気付かされます。スポーツによって救われた自身の経験を語り継ぐことにより、支えてくれた多くの方への感謝となって表れた美しくも力強い言葉の数々を聞きながら、私はずっと感動して泣いていました。何と強い人なのだろう、何と素敵な女性なんだろう、と。他にもたくさんの人が出てきて色々な話をしましたが、この佐藤さんの言葉に勝るものはなかったように思います。私自身がそうだったように、人間は挫折やアクシデントを経験して、どんどん強くなっていくのかもしれません。佐藤真海さん、あなたは本当に立派でした!そして珠玉の言葉の数々をありがとう。
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1964年、私は11歳小学校6年生でした。その前年まで、東京・千代田区神田神保町という東京のど真ん中に住んでいましたが、5年生の2学期に群馬県の前橋市に父の転勤で引っ越しをしました。東京オリンピックが決まってからの東京は、まさに建設ラッシュ。鉄道、地下鉄、高速道路、新幹線工事が急ピッチで進められ、都内のあちこちでは常に工事のカーンカーンという槌音が鳴り響いていました。合言葉は「東京オリンピック」戦後19年しか経っていなかった当時、日本は本当に貧しい国でした。「東京オリンピック」はまさに国民にとって夢の祭典でした。前橋の小学校でも、日本選手が出る競技は教室で見せてもらえました。もちろん白黒テレビでしたが、食い入るように小さな画面を見つめて一喜一憂したのを良く覚えています。東京オリンピックを終えた日本は随分変わったのではないかと思います。急速に近代化が進み、街が活性化し、便利になったのもオリンピック以降ではなかったでしょうか。安倍総理は、東京の「安全」「安心」「安定」をアピールしておられました。同時に、福島第一原発の汚染水問題も言葉通りに一刻も早い解決がなされますように、願うばかりです。日本が、そして私の大好きな東京がこのオリンピックによってどれほど変わって行くのかを見守るのがとても楽しみでなりません。ん?しかし・・・一番大切なことに気が付きました。後7年後というと、67歳。まあ、きっとピンピンしていることでしょう。目指せ、オリンピック観戦!!これで老後の楽しみがまた増えたというものです、めでたしめでたし。。。もうちょっと若ければ、ボランティアに参加するんだけど…(年寄りの冷や水)(^_^;)

by beijaflorspbr | 2013-09-08 11:13 | ニュース | Comments(4)
2013年 02月 23日

重国籍者はジャパンレールパスを使えない!?

昨日のサンパウロ新聞の記事には驚きました。つまりこういうことです。
◎日本のJR(ジャパン・レールウェイ、旧国鉄)グループが発行している特別乗車券「ジャパンレールパス」について、海外在住の二重国籍者は使用できない
◎ジャパンレールパスは、日本国外からの「観光客」を対象にJRグループが発行している特別乗車券で、JR各社の鉄道、路線バスや一部のフェリーなどを一定料金で基本的に自由に乗降して利用できる。この場合の「観光客」とは、海外から「短期滞在」の入国資格により観光目的で日本を訪れる外国人旅行者を指すが、「日本国籍を持って日本国外に居住(永住)している人」と「日本国外に居住する外国人と結婚している人」もその対象となっている。
そうした中、海外に在住する二重国籍者はその対象から除外されており、昨年10月ごろからその規制が特に厳しくなっているようだ。
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これを読んでビックリしました。今までは普通に重国籍者である我が子たちと一緒にジャパンレールパスであちこちへの旅行を楽しんでいたからです。重国籍は、良い面と悪い面があるのは承知していました。昔、娘たちがまだ大学生だった頃、国費留学生に応募しようとしたら「重国籍者はダメ」と言われました。その後、やはり文科省が推進するジェットプロジェクト(日本の学校で英語を教える専任教師)にも応募しようとしたら、やはり同じ理由でダメと言われました。その後、大学を卒業して、重国籍者でもOKのJICAの日系研修制度に応募して無事合格、1年間の大学院への留学をさせて頂いた経緯がありました。今、日本人と外国籍の夫婦は世界中で大変多く、今どき二重国籍を持っているひとなど数えきれないくらいいると思います。どうもお役所仕事でこういった対策が成されていないのはとても残念なことです。

前に別件でJR東海へ質問メールを出したことがありました。ジャパンレールパスが「のぞみ」に何故乗車できないか?という質問でした。答えは、「のぞみは有償の乗客で埋まっているので、乗りたかったら別途乗車券と特急料金を払って乗って欲しい」という非常に冷たい返事を頂き、がっくり来たことがありました。実際問題、現在1時間に2本のひかり、1本のこだま号以外は全部のぞみ号になってしまっています。それでも「安くしてやっているんだからゆっくり行けよ」という考えには到底付いていけません。実際に急ぎの時は、飛行機や、のぞみ号の切符を買って乗ることもありました。もう少しだけで良いから緩和して頂けないかな?と望むのは贅沢というものでしょうか。取りあえず、「永住者」はレールパスを買えるようで少し安心してはいますが…。

by beijaflorspbr | 2013-02-23 09:23 | ニュース
2012年 10月 24日

日々のニュースから、今の子と親の関係

また昨日、幼児虐待の悲しいニュースが流れた。淡々と映像を交えて報道するその内容に震撼とさせられる。あろうことか、言うことを聞かない我が子の頭をげんこつで殴って死なせたそうだ。命を落とすまでの殴り方というからには相当強烈だったのだろう。しかも1回や2回ではなかったのかもしれない。自分の子にしつけだからと、食事も与えず、栄養失調で死なせた親もいた。そんなニュースを見聞する度に、同じ親である私は涙が止まらない。そんな状態になるまでに何とかならなかったのだろうか、相談相手はいなかったのか、短い人生の中でも喜びはあったのだろうか、心癒される幸せな時間はあったのだろうか、美味しいごはんはお腹いっぱい食べられたのだろうか、等など色々な事を想像しては悲しみに沈む。昨日は病院で異常なほど泣き叫ぶ子どもをたまたま目撃した。大きな病院のホールに長い時間響き渡る子どもの泣き声、最近の子は「ワーン、ワーン」と泣かない。「ギャーギャー」としか聞こえない耳をつんざくような癇に障る声が響き渡るとどうしても親の顔が見たくなってしまう。肝心の親は、知らん顔をし読書をしているではないか!言い聞かせるとか、何とかして泣きやませるという努力すらしないのか。ああ、自分の子育て時代とは全然違うのね、と納得させる。私は子育てがあまり上手ではなく、すっかり大きくなった子どもたちと今でも対立ばかりしているし、なかなか親の言うことを聞いてくれないのは自分が悪いのかもしれないなどと思ったりする。ただ、ひとつだけ自慢が出来るのは、子どもたちが幼い時の度重なる伯ー日往復の際も、機内で一度も泣かせたことはないということだ。それは子どもが欲求する前にそれを十分に満たしてあげるということを実行したことと、機内という狭い空間で子どもの泣き声を延々聞かされる苦痛を考えた時、やはりこれは絶対に阻止しないといけないと決意したに他ならない。公共の場で人に迷惑をかけたり不快にさせないというところは我が子ながら偉い!と思うわたしは親バカ?(笑)

今振り返っても、子育ては本当に楽しかったし、何度思い返しても心が温かくなるような良い思い出ばかりだ。3人それぞれに性格も生き方も違うけれど、我が子への愛情は何年経っても衰えることはない。子どもたちが幼い時に、手を挙げて叱らなかったか、と言えばウソになるが、虐待までにはどう考えても至らなかった。自分が産んだ大切な子どもに傷を付けるようなことは到底できるわけがない。もし人が子どもを傷つけようとしている場に出くわしたとしたら、即座に助けになれるような立場になりたい。子どもはひたすら愛しいものだ。親にたくさんの喜びや教えを齎してくれるものでもある。子どもの目は澄み渡っている。未来を背負う子どもたちを温かく見守っていける社会になるといいなあ。虐待のニュースはもう勘弁してほしい。

こんな時に聴きたい美しいリベラの歌声。

by beijaflorspbr | 2012-10-24 12:38 | ニュース