ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2019年 04月 06日 ( 1 )


2019年 04月 06日

必要以上に怖がらないで!(サンパウロの治安問題)

ずっとネットには繋がるものの、孫毬ちゃんの具合があまり良くなくて、付きっ切りで世話をしていたため、世間のニュースから遠ざかっていました。ところが、最近のニュースワードで「ブラジル」「強盗」「ピストルを突き付けられた」などがヒットしたので、何のことやらと思ったら、日本のT系列の情報バラエティー番組に出演したアナウンサーのTKさんが過去に経験した事件の詳細が再現ビデオと共に紹介されていました。詳細はこちらに出ています。私はTKさんが行かれた中華レストランの店名も場所も知っています。比較的規模の大きなお店で、お料理が美味しく、日本人の口にも合うので、いつも家族連れで賑わっています。確かTKさんが強盗被害に遭われたその時期は、他のレストランでも立て続けに同様の事件が起こっていたと記憶しています。強盗にも一種の同パターンになりやすい傾向があるのではないかと思うのが、一時期海岸線などでの「アハストン」と言われる小さな子どもの集団が一斉に海岸で日光浴をしている人たちを襲う犯罪が流行った時期がありました。特にリオはほぼ毎日のように同様の犯罪があり、時間帯はそれこそ早朝から深夜まで、のべつまくなしに起こっていた時期がありました。今は海岸線をパトロールする警備員が増員されたので、派手に報道されることは無くなりましたが、引き続き警戒は必要だと思います。サンパウロ市内でも、一時期このレストランを標的にした「アハストン」が次々にニュースになったことがありました。彼らの目的は、『携帯電話(最新式のスマホ)』を奪うことです。特に日本人は最新式の高額なiPhoneを持っている確率が高く、例えばUBERなどの配車アプリを依頼する時、うっかり店先などで携帯を操作する場合があります。私は日系の食料品店で、何度か見かけ「危ないなあ~」と思いつつ注意もしないで通り過ぎたことが何度かありました。なので、道行く人も通りすがりの人も皆危ないと警戒しないと、この街で安全に暮らすことは出来ません。それを肝に銘じて次の予防策を考えてはいかがかと思います。
〇スマホが不要な時は持って出ない、どうしても必要な時は家族一人だけがスマホを持つ
〇スマホを人前で操作しない(建物の中で操作する)
〇必要最低限の現金だけを持って出る←といっても現在はR$100.00-200.00くらいは持っておく
〇クレジットカードは1枚だけ←1枚ならカード停止作業も簡単に済むから
〇身分証明書のオリジナル版は絶対に持って歩かない(コピーで十分、公証役場の認証済みコピーならなおさら良い)
〇周囲に気を配り、時々は後ろを振り返る
〇車の窓は絶対に開けない
〇しっかりファースナーで閉まる肩掛けバッグを持つ
〇宝石・アクセサリーは身に付けない(特に18金のネックレスなどすぐに換金できるもの)
〇危ない地域には絶対に近付かない
〇夜間の外出は、セキュリティーのしっかりしたお店を選んで
〇もし強盗被害にあった時は、全部を差し出す(あげても惜しくないくらいの金品を用意)
強盗で殺された、という悲劇的な話はあまり聞かないので、彼らの目的はただただお金やそれに代わるものが欲しいだけなので、無駄な抵抗をしないで、すっと渡せるようにした方が良いと思います。犯罪の傾向はどんどん変わっていきますので、こちらもある程度それに備えることが必要なのではないかと思います。私は大昔、セントロの目抜き通りを車で走っていて、あまりにも蒸し暑い日だったため、窓を不用意に開けっ放しにしていて、被害に遭いました。強盗とはいえ、6-7歳くらいの小さい小僧が、服の下に「ナイフを持っているんだぞ、金を出せ!」と脅されて、咄嗟にお札の束を渡しました。私は昔から用心深い性格だったのか、お札の順番を大きいのから小さいのまで綺麗に並べて財布にしまう習慣があり、その時も小銭の一番上に大きなお札を被せるようにして渡したため、実害は日本円で500円くらいのものだったかと思います。ドキドキして一連の行動をした次の瞬間、信号が青になったので一目散に車を走らせ大きな被害は免れました。その被害直後、車はめでたく新車になり、エアコン付きに出世しました(笑)
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(私のボロいお財布の中身はこんな感じ、合計金額R$100.00=3.000円弱)
少し悲しいけれど、こうやって日頃から警戒心を持って暮らさなければならない街、それこそが外国、そして不景気真っ只中のブラジルという国の宿命なのかもしれません。お金に困っている人はたくさんいます。それを頭に置きつつ、どうかサンパウロ在住者の皆さまが被害に遭うことがありませんように!

※「ブラジルで強盗被害」と書くのは適切ではないのでは?と思うのは、【ブラジル】と一概に言っても、国土面積は日本の23倍もあり、人口は2億人を超えています。地域によって生活水準も違うため、随分犯罪内容も異なって来ます。ある州では立て続けに銀行強盗が起こり、ある州では観光客を狙った悪質な犯罪が蔓延り、ある州では住宅を狙った強盗による被害、そしてサンパウロ市などの大都市では、商店などの強盗の他、無差別誘拐も多発しているため、企業の代表者などは警備車両を付け、防弾車で移動する人もかなり多いです。我がコンドミニアム内でも、2台連なって移動している人が多数います。東北伯から、サンパウロ市などへの内国移住も激増しており、人々は家族を養うために必死で手段を選びません。運良く仕事に恵まれた人は良いものの、恵まれない人の選択肢はやはり犯罪を起こしてお金を得ることしか選択肢がないのかもしれません。そういった厳しい社会情勢を頭に入れたうえで、暮らすことも必要に思えます。私も引き続き警戒心を解かないようにします。とはいえ…ちょっとしんどい。。。


by beijaflorspbr | 2019-04-06 23:06 | サンパウロ生活情報