ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

beijaflors.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

2018年 04月 30日 ( 1 )


2018年 04月 30日

大腸がんについての思い

野球界ではあまりに有名な鉄人と言われた衣笠祥雄さんが71歳でお亡くなりになりました。発表された病因は「上行結腸がん」。人生100年と言われる現代社会においての71歳は「まだ若い」部類に入るのかもしれません。大腸がんについては、日本人のがん死因の中では、肺がんに続く第2位になっているのは、如何に大腸がんに罹患し、亡くなって行く方が多いかということを表しています。大腸がんの自覚症状としては、下痢や便秘を繰り返す、血便が出る、貧血気味になる、急な体重減少などが認められたら、癌を疑い、直ぐにでも精密検査を受ける必要があると言われます。直腸癌を宣告された私の場合は、それらの一切の自覚症状がなく、唯一貧血気味だと思ったのものの、「忙しさのあまりきっと疲れていからだね」と自己診断で楽観し、大病を患っていることなど微塵も疑いませんでした。人間ドックで病を宣告された時は、正直他人事かと思ったほどです。後々、執刀医に「何故早く見つけられなかったのでしょうかねえ?」というと医師は「あなたの場合、ちょうど良いタイミングで(癌が)見つかった、と割り切った方が良いですよ」と言われました。発見のタイミングが早くても遅くても(個人差は多少あるものの)発見出来なかったり、逆に遅れたりして治療に支障をきたすことがままあるとのことでした。上記に書いた下痢便秘を繰り返す、血便が出るなどの自覚症状が出た時は、手遅れの場合が多いと併せてその時に解説してくださいました。私の場合はⅠ期転移なしの初期がんであったにも関わらず、術後5年間の精密検査は絶対に続けて欲しい、とも言われました。2004年から2009年までの5年間は、いつ癌が再発するか?とある意味恐怖と不安の連続でした。その過程については、良くこのブログ上の「癌と闘う」というカテゴリーの中で心情を吐露し、たくさんの方に励まして頂きました。2009年に癌検査の目安である最後の検査を受けた時 異常なしと言われた時は、さすがに感涙したものでした。そもそもこのブログを始めた2007年の時点では、まだ癌は完治しておらず、自分にもしものことがあった場合に、このブログを遺された家族が読んでくれたらいくらか励みになるだろうなあ~と思って必死で書き続けていたのも事実です。このブログは、もしかしたら死んでしまうかもしれない自らの命と闘っている記録となるかもしれないものでした。あれから14年、何故か私は風邪など軽い病気は患うものの、ピンピン元気にしています。これからも皆さまの祈りのお蔭で得た命を、大切にして行きたいと思っております。この記事が目に留まった皆さまも、定期健診はちゃんと受けてください。そして、少しでも自覚症状がある方は、怖がらずに医療機関で受診なさってください。私の友人は、1週間車で遠方までドライブをし、どうも腰が痛くて我慢出来ないと思ったら「2か所の脊椎骨折」を起こしていたそうで、即入院しました。軽い病気と侮らず、どうか何かの症状が出た時は真っ直ぐに病院へ検査に行ってくださいね。
f0146587_22230409.jpg
(今でも桜を観ると闘病時の苦しさを思い出し、少しだけ切なくなるのは仕方がないのかしら?)


by beijaflorspbr | 2018-04-30 22:56 | 癌と闘う