ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2024年 08月 10日

他人事とは思えない航空機事故について

昨日は楽しみにしていた久しぶりの外出日、夕刻の午後4時少し前にFMラジオから流れてきたニュースの第一報が「13時20分ごろ、航空機が墜落した模様」という。ビックリして帰宅後TVを付けると、続々と速報が流れていた。ブラジル・パラナ州にあるカスカベル国際空を11時40分に出発しサンパウロ・グァルーリョス空港に13時50分に到着予定だったVOEPASS社 2Z 2293便の旅客機がヴィニェード市にあるコンドミニオの民間住宅に墜落したことを確認した。残念ながら62名の乗客の生存者はなし。同機には、サンパウロで開催される腫瘍学会に参加する多くの医師や研究者も搭乗しており、リストにはパラナ連邦大学教授である日系女性の名前もあった。とても残念なことだ。
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ATR 72-500機はフランスとイタリアの航空機メーカーで製造されたターボブロップ双発旅客機で、該当機は2010年4月22日に初飛行を行い、VOEPASS社に導入されたのは2022年10月17日から。
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同社は、小型機で地方都市を結ぶ第4の航空会社。身元確認などの捜索は難航を極めているとのこと。ブラジルのルーラ大統領は、同事故を受け3日間の喪に服す声明を出した。
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今回の小型航空機事故の第一報を聴いて、背筋が凍ったのは、私の家族もたまに旅客機に乗って遠方にある他州や、研究実験のため、サンパウロ州内の大学院などに出向くからだった。ブラジルの国土は広大なので、車でいちいち移動などしていられない。家族は明日が父の日なのと、最近の学会の開催は専らサンパウロ市内が多いと聞いて、ほんの少しだけ安堵したものの、今回の事故で犠牲になられたご家族のお気持ちを想うと、心が張り裂けそうだ。そう言えば、あの日航機ジャンボ墜落事故が起こったのも、こんな時期だった。あれから39年が経ったものの、ご遺族にとっては悲しみが癒えないことだろう。飛行機事故は多くの犠牲者を出し、残された家族にとって救いようのない悲しみを伴うものだ。明日は我が身と思えば、到底他人事なんて思えない。今回同機に乗り遅れて難を逃れた男性が涙ながらにインタビューを受けていたのが印象的だった。悲しいニュースはずっと続く。犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。


by beijaflorspbr | 2024-08-10 23:30 | 飛行機 | Trackback


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