ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2023年 01月 15日

旅立ちの光景はいつも悲しみに満ちて…

この一枚の写真を見ると、胸が締め付けられます。当時小学生だった息子を、一人関空から東京経由でサンパウロに旅立たせなくてはならなかった時の一枚。当時父の体調がおもわしくなく、一時は危篤状態だったため、病院に泊まり込み、付きっ切りで面倒を看ていました。学校の始業式が始まるので、サンパウロの父親と良く相談をした結果、予定通りに息子だけを帰すことになりました。JALのファミリーサービスをお願いしたため、乗り継ぎも全て順調にいき、サンパウロに無事到着したという一報をもらった時は嬉し泣きしたものでした。息子は淡々と
「結構楽しかったよ、スチュワーデスさんも凄く親切だったし、機内食もたくさん食べた。〇川さんのおばちゃん(私の友人がたまたま同じフライトだった)も何度も様子を見に来てくれたよ」
と。可愛い子には旅させろとは言いますが、この時は流石に別れが辛かったなぁ~(涙)今もこの写真を見ると、ウルっときちゃいます。
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こちらは、長女の旅立ち風景。約1か月の休暇を利用して、サンパウロに里帰りした時の一枚です。一度も後ろを振り返らずす~っと中に入って行きました。その潔さに脱帽!あれから一度も帰って来ていないからそろそろかな?
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こちらは最近のもの。別れた方は寂しいものの、逆に待っている方が楽しみなことを実感しています。さて…何を作ってあげようかな?
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自分の旅立ちの写真もついでに載せちゃえ!2021年12月のもので、関空からパリCDG経由サンパウロへのフライト前の姿です。一つ一つのフライトに夢や思い出がたくさんありました。毎回搭乗記をメモ代わりに書いていますが、なかなか捨てられないものですねえ。。。次のフライトはいつなのかしら?夢は膨らむばかりです。
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出会いがあれば別れがある、人生の摂理とはいえ、こんな場面を思い起こすと、その瞬間をいかに大切に過ごすかということがどれほどの宝物になるのだろうかと。
夜に一つの訃報が届きました。長い間病気と闘っておられた大先輩でした。この時お会いしたのが最後になってしまいました。食の細いK先輩は、小さなケーキをゆっくり召し上がっただけでしたが、終始笑顔で癒されました。時にはお住いの神戸まで会いに行き、筆談でお喋りをしました。先輩は、私たちに会うといつも涙を流されていました。「こんな私に会いに来てくれて本当にありがとう」と感謝の言葉をたくさんくださいました。もう天国では、車椅子もいらないし、自由に歩き回ることができますね。元バスケットクラブで活躍した先輩らしく、天国でたくさん走り回ってくださいね、K先輩のご冥福を心よりお祈りいたします。


by beijaflorspbr | 2023-01-15 11:49 | 飛行機 | Comments(2)
Commented by 春近し at 2023-01-16 13:26
空港という場所は、余計に旅立ちを印象づけますよね。素敵な思い出の記事をありがとうございます。私が一番切なかったのは、留学を終えてホストファミリーと別れるときでした。他にも、日本人学生とアメリカ人男性のカップルが涙ながらにお別れしていたりしていた、アメリカの空港でした。
Commented by beijaflorspbr at 2023-01-16 19:21
★春近しさま
仰る通り、空港という場所こそが特別な空間なのかもしれませんね。
私は空港の雰囲気が大好きなので、フライトのかなり前に着くようにしていて、
用もないのに散策するのが好きです。
様々な人間模様が見られますし、忙しそうにカウンターで業務を行う方々の
仕事ぶりをみるのも好きなんです。
これからもたくさん色々な光景を見ることを楽しみにしています。
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