ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2019年 09月 12日

今日の嬉しかったこと!

今日はずっと心待ちにしていた「ブラジルを知る会」の講演会がありました。私の大好きな熱帯雨林保護団体代表の南研子さんの貴重なお話をお聞きしてきました。その内容については後日ご報告させて頂くとして、講演会後のポットラックのために、朝5時半に起床し、台所に降りて直ぐに調理開始。私の担当はいつもの通り、お赤飯とおはぎのもち米系です。前夜洗って水に浸けておいたお赤飯は7時までに完成しました。おはぎは細かい作業ばかりなので、ちょっと手間がかかりましたが、慣れているので7時半までには何とか出来上がりました。まだ両方とも熱くて柔らかいので、混雑するメトロではどうなることやら分かりません。幸い席を譲ってくださったので、座ったまま真っ直ぐ大切に持ち、地下鉄の最初の目的駅に着いたのが9時半。この時間なら娘は自宅にいるかも…と向かうと、途中でバッタリ徒歩出勤する彼女と遭遇。直ぐに作ってきたおはぎとお赤飯の袋を渡してメトロ駅で別れました。彼女は運動のために診療所まで歩いて行くそうです。朝から強い日差しだったので、私は無理をしないで楽をして冷房付きのバスに乗ることにしました。
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ところが!バスに乗り間違うという失態をやらかしまして、Brigadeiroから会場を提供して頂いた「レストラン梵」さんまでメトロ一駅分を延々歩く羽目に。。。(;´д`)トホホ「苦は楽の種」と姑は良く言いましたが、暑い中、重たい荷物を持って歩くのは明らかに苦また苦でございましたわ(笑)でもきっとそうして苦労してでも行く甲斐があるとワクワクしながら歩きました。講演会は今回もとても素晴らしい内容でした。何より研子さんのパワーが凄かった!たくさんのエネルギーをチャージして頂きました。未だに忘れることのない言葉。

それは私が直腸癌の手術を受け、無事回復した後、ほどなくサンパウロで研子さんとの再会が叶った時のことでした。
「人が病気に罹るのは仕方がないし、自然の摂理だと思う。でも私が思うにはあなたは生きる、絶対に大丈夫!」
と優しく抱きしめてくださいました。そうすると、ああ、私はまだ生きられるんだ。神様に生かされながら力強く生きるんだ、なんて嬉しくて素晴らしいことなんだろう!とその時思いました。病気に罹って初めて知る命の尊さ、「生きている」んじゃない「生かされているんだ」ということに気付かされました。そして研子さんの「大丈夫!」のお墨付きを頂き、今こんなに元気な私がいます。だからこそ、研子さんとの再会が待ち遠しくてなりませんでした。とても心に沁みる良いお話をお聞きし、ちょっぴり早起きをした私は今ちょっと疲れています。そんな私の元に娘からのビデオが届きました。
「毬ちゃんがお赤飯を食べている!」
と。まあ嬉しいこと、動画を見ると、ちょっとむせていました。
「小豆が引っかかったね」
だそうです。それでも頑張って食べ続けていました。今日の小豆は日本のものを使用したので、大きめでした。毬ちゃんが食べてくれるなら、次はうんと柔らかくしてあげよう!と思いました。孫が私の作ったお赤飯を食べるなんて、感動しました。今日一日分の大きなご褒美をもらった気分です。
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素敵な一日に感謝!今日お会いした全ての方々に’ありがとうございました’を。


by beijaflorspbr | 2019-09-12 09:37 | ブラジルを知る会


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