ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2019年 08月 31日

お手伝いさんの愚痴と自身の反省点

我が家に週1回来るお掃除専門のお手伝いさんのBさんは32歳、結婚してもう10年以上経つそうですが、子どもはいません。元々美容師さんだった彼女、でも思うような仕事に就けず、Diaristaと呼ばれる毎日色々な家庭を回り、専らお掃除専門に仕事をしているそうです。ご主人は、建築現場で働くペンキ塗り職人さん。あちこちの現場を渡り歩いているため、いつも家にはいないのだとか…。「だから私は自由に仕事できるのよね」と。しかしながら、収入が安定しないので将来がとても不安だと。「どんなに病気をしても、辛くても私たちは働く手を止めたらいけないのよね」久しぶりに愚痴をこぼしました。「そうなの…大変だねえ。出来るだけウチに来てもらいたいけど、今のところ週1回で十分なんだよね。私たちは年寄りなので、あまり家を汚さないから」実際に彼女に隅々まで大掃除をしてもらうと、かなり綺麗なままでいられます。
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昔は人件費がかなり安かったのもあり、一時期は住み込みのお手伝いさん(高校に行きながら余った時間のお手伝い)お掃除専門のFaxineira、子守り専門の人と3人も雇っている時期がありました。お手伝いさん同士ぶつかりそうなものですが、彼女たちはとても仲が良くていつも和気藹々でした。その間私は連日勉強や習い事や友達とのお付き合いなどを満喫していました。ある時、当時親しくさせて頂いていたある先輩のご婦人Kさんから「あなた…今は毎日のように出かけて楽しいかもしれないけれど、そろそろ本腰を入れて子どもたちの面倒をみたらどう?子どもはあっと言う間に成長してしまうわよ」その時はショックをうけましたが、仰る通り当時の私は浮かれていたんだと思います。人の手を借りられるから家事は任せっきりにしてフラフラ遊び歩く!?姿は何だか母親として不誠実な気がしてきました。早めに気付いて本当に良かった。今でもお付き合いの続いているそのK夫人と会うたびに、「あの節はありがとうございました」とお礼を申し上げています。一生懸命目の前の仕事に向き合うBさんの働く姿を見ながら、反省しきりでした。全ての子どもが手を離れた今、もう一度あの頃に戻ってみたいと思ったことでした。昔が懐かしい。。。今日は8月最終日、早いものですね。楽しい週末をお過ごしください。


by beijaflorspbr | 2019-08-31 21:39 | 思うこと


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