ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

beijaflors.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2018年 06月 11日

新幹線が怖い

神奈川県内を走行中の東海道新幹線内で9日夜、乗客の男女3人が男に刃物で殺傷された事件で、死亡した男性は、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自称愛知県岡崎市の無職、小島一朗容疑者(22)の凶行を止めに入り、犠牲になったことが10日、被害女性らの証言で判明した。また、神奈川県警は死亡した男性は、兵庫県尼崎市、会社員、梅田耕太郎さん(38)と明らかにした。(産経ウェブより抜粋)
f0146587_22402031.jpg
身近な東海道新幹線内という公共交通機関でまたもや恐ろしい事件が起こってしまったことは残念でならない。東海道新幹線と言えば、大阪に家があり東京に多数の友人を持つ私にはかなり身近かつ簡便な移動手段だ。海外在住の私が新幹線を利用する際は、ほとんどがJAPAN RAIL PASSを使うため、規定で最速の「のぞみ」には乗ることが出来ないものの、「ひかり」や「こだま」には購入期間のみ乗ることが出来る。前もって予定が決まっていたり、時間的余裕がある場合は座席指定を取り、指定席に座ることにしているものの、余裕がない時や、早く帰阪したい時には飛び乗りが出来るひかり号自由席はとても便利だ。これまでに新大阪行き最終新幹線に乗ったことは何度もあった。大体最終便に乗る時は、指定券が満席で直前では取れないため、長蛇の列に並んで自由席に乗ることが多かった。朝と違い、夜の新幹線の雰囲気は一種独特なものがある。仕事を終えてホッとした途端に寝入る人、未だ仕事が片付かずPCを叩いて必死でお仕事を片付けている人、出版社の方だろうか、一生懸命原稿の校正に励んでいる姿を目撃したこともある。会いたい友人に会って想い出を反芻する人、お弁当を持ち込んで空腹を満たす人、自分へのご褒美にイッパイやる人、和服姿の優雅なマダム集団、お友達とのお喋りに花を咲かせるおばさんたちや、お葬式の帰りだろうか、喪服姿のおばあさん、会社や上司の愚痴を大声でこぼすサラリーマン等々…用事を終えて自身が開放される貴重な時間を過ごすのが静かな新幹線の中なのではないだろうか。各駅を出発すると、荷物の整理や話声などでワサワサしているが、ある一定の時間が過ぎると恐ろしいくらいの静寂がいつのまにか車内を支配する。皆さん疲れが出たのか、夜の新幹線車内はほとんどグッスリ眠っている人たちが多い。その合間に優しい声の女性が車内販売をするために静かに通り過ぎる…。いつもと何ら変わらない私の大好きな平和な光景だ。私自身も乗り物に揺られると直ぐに寝入ってしまう癖があるので、しばしば意識不明に陥ることもある。例えば早朝の新幹線に乗った場合は、自由席・指定席に関わらず、新幹線移動はひたすら休息の場と心得ているからほぼ全行程爆睡するのが常だ。「ひかり号」は、新大阪~名古屋はほぼ各駅停車なので、各駅で頻繁に乗客が入れ替わる。時々思わず緊張するような違和感いっぱいの方が隣に乗って来る場合もあるものの、目を瞑って寝たふりをすることで恐怖心を回避したこともあった(ように思う)。今回の事件は、何号車の誰が犠牲者になってもおかしくない突発事故だった。たまたま宛がわれた号車と座席がそこだったというだけだ。2015年にもガソリンを被った焼身自殺事件があり、安全神話は完全に崩れ去った新幹線。今後の対策としては今の段階では「不可能」と言われている『荷物検査を実施』するべきなのではないかと思う。過去のユーロスター利用時にも当たり前のように荷物検査があるので、少なくとも余裕を持って駅に到着する必要があった。上海地下鉄や、空港行きのリニアモーターカーに乗る時も荷物検査があった。荷物検査が無理なら、各便に警備員を配置するなどの対策を講じないと、第三の事件が起こるような気がしてならない。恐ろしいことだ。現行の新幹線の本数の多さや利便性を最優先に考えるのも良く分かるが、二度とこのような悲しい事件が起こらないよう、JRには真剣に適切な対策を講じてほしい。それともうひとつ違和感があった…。実質子育てを放棄した実父が自分の息子のことを「一朗君」と呼んでいたことだ。何故犯罪を起こした愚息に「くん」を付けるのだろう。既に今回の犯罪の温床は、幼少時から両親のネグレストから始まっていたのではないだろうか。悲しくて救いようのない悲惨な事件だった。犠牲になられたまだ若き梅田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

★防犯のために、何かの対策を講じる方法を知識人だけではなく、一般公募してみてはどうだろうか?密室の新幹線車内で、もし不審者がいた場合は、誰もが通報できるシステムを作る、監視カメラを設置しただけではなく、不審な行動をする人を見抜くシステムの開発など…。色々考えすぎて頭が痛くなってしまった。。。平和な日本に帰国したいと切に願うばかりだ。


by beijaflorspbr | 2018-06-11 23:39 | 思うこと


<< 祝:サッカーワールドカップ20...      毬ちゃん写真館② >>