ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2018年 06月 07日

虐待を許すな!!!

東京目黒区で船戸結愛ちゃんが5歳で亡くなった事件の報道を目にし、虐待をした両親に対して怒りで体中の震えが止まらず困ってしまった。僅か5歳で命の灯を消さなくてはならなかった結愛ちゃんのことを思い、あまりの不憫さに涙が止まらない。。。両親から執拗な虐待を受け続け栄養失調だったとのこと。そのうえ、自宅監禁に加え午前4時に目覚まし時計で叩き起こされ、ひらがなの勉強を強要したという鬼のような継父。そんな鬼夫の姿を見ても自分の立場を守ろうとして黙認していた母親。どちらも罪が重い。結愛ちゃんの直接の死因は、低栄養状態で起きた肺炎による敗血症とのこと。食事を碌に与えられず、痩せ細り衰弱していたという何とも悔しくまた痛ましい事件だ。太らないようにと体重測定までされていたそうな、ここまでの異常な虐待は、果たして親だからと容認して良いものだろうか。豊かなはずの日本でしばしば繰り返されるこうした深刻な事件は後を絶たず、ひとつの救いようもない哀しい事件にうまく言葉が見つからない。僅か5歳の結愛ちゃんが知恵を振り絞ってノートに記した決して短くない文章には胸打たれる。きっとこれを書いたら両親が自分を可愛がってくれると思ったのかな。美味しいごはんをお腹いっぱい食べさせてくれると思ったのかな。家族仲良く外出出来ると思ったのかな。

もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします

これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします

「ゆるしてゆるして」「ぜったいぜったい」と繰り返す文字が胸を刺す。何故僅か5歳の子どもが遊ぶことが「あほみたいなこと」なのだろうか。サボったっていいじゃない、子どもはたくさん食べて、ただただ親に甘えて無邪気に遊ぶもんじゃないの?この文章からこの鬼親が結愛ちゃんに対して普段から口にしていた言葉や口癖が出たのではないだろうか。「お前はあほだ、あほだ」が父親の口癖だったのでは?この家庭では、結愛ちゃんに対してだけ厳しく接しており、後で生まれた2人の間にできた男児には深い愛情を注ぎ、どこにでも連れ歩いていたそうだ。近所の人はあの家は子どもが一人しかいなかったのでは?とコメントしていた。2人の子どもがいて一人を虐待して一人を可愛がる、そんなバカな!子どもは皆平等なはずなのに。我が家は少なくとも3人の子どもに依怙贔屓した覚えもないし、差別をしたことも一度もない。子どもから見れば多少の差があったと感じたかもしれないが…。誰が可愛くて誰が憎いなどということはありえない!皆私が産んだ愛しい子どもたちなのだから。食事は食べたいだけたっぷり摂らせ、飢えさせたり、我慢させたりしたことは一度もなかったのはささやかな誇りだ。昔友達と「子どもの虐待」報道を受けて話し合ったことがある。心の優しい友はその時泣きながらこう言った。「もし自分の子育てが終わったら、虐待を受けている子どもたちの力に何らかの形でなりたい」と。私も全く同じ考えだ。大阪のおばちゃんは元々お節介だ。回りで困っている親子がいたら、つい手助けしてあげたくなる。実際にそれはさりげなく実行しているつもり。いつか国際線の飛行機の中で5歳くらいの子どもが大泣きしていて、お母さんがどんなに宥めてもなかなか泣き止まず、周囲の客に迷惑をかけていたことがあった。その時の私は「お母さんも機内で色々大変だから(お世話を)手伝おうかな?」などと迷っていたことがある。その次の瞬間のこと、そのお母さんの左隣に静かに座っていたスーツ姿の男性(多分子どもの父親)が突然立ち上がって、大声で泣いている子どもを思い切り「バシン」といきなり強い力で殴った。子どもは殴られた勢いで身体のバランスを失うほどだった。すると、子どもは「ごめんなさいごめんなさい。。。」と震えながら何度も父親と思われる人に謝ってその後静かになった。これがもし「虐待」というものだとしたら、何と身勝手な行為なのだろう。周りの大人もビックリしてしまった。その後、客室乗務員に宥められてその親子はすっかり成りを潜め静かになってしまった。その事案は、今も鮮明に記憶に残っている。身近で起こった虐待の現場、恐らくその親子は何度もそんなことを家庭内や旅行先で繰り返してきたのかもしれない。そんなことを言えば、私自身も、幼い頃には生意気なことを言ったり我儘をいうと、父に張り飛ばされたことも一度や二度ではなかった。大正生まれの父は、とても厳しかった。恐らく昔の親は皆そうだと思うが、虐待を躾と捉えるか暴力と捉えるかは難しい問題だが、今回の結愛ちゃんの父親はあまりにやらせていることが酷すぎた。出来ることなら、保護責任者遺棄致死などという曖昧な罪状ではなく、殺人罪相当の極刑に処して欲しい。可愛い盛りの結愛ちゃん、今ごろ天国で無邪気に遊んでいるかな?寝たいだけ眠れているかな?受けた傷を癒すことが出来たかな?美味しいごはんたくさん食べているかな?あちこちに遊びに行っているかな?天国に行ってやっと自由に楽になれたんだね、心から結愛ちゃんのご冥福をお祈りします🙏もし今後、身近に虐待現場を目にしたり疑われるようなことがあったら、良識ある大人達が弱い立場の子ども達を見守っていこう、それが結愛ちゃんの大切な命に報いることになるならば…。

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by beijaflorspbr | 2018-06-07 19:45 | 思うこと


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