ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2017年 08月 10日

窃盗事件その後のその後(防犯対策や色々)

【2017年8月2日(水)】
午前10時20分頃、メトロ・ヴィラマリアーナ駅のICカードチャージ窓口に並んでいると、いきなり走って来た8歳くらいの小僧に財布をひったくられる。被害は現金とクレジットカード(キャッシュカード兼用)、家の鍵と財布本体。直ぐに自宅の夫へ連絡、私はクレジットカードの発行元であるB銀行へと急ぎ、カードの使用停止願いを出す(その前に夫が既に銀行の担当者に電話連絡をしてカードをブロックしてもらっていた)。実際に銀行に行ってカード使用履歴を見てもらったところ、盗難後悪用された形跡はゼロ。その後大変驚いたのは、自分のカードだけではなく、夫のトリオさんのカードもセキュリティー上、同時にブロックされ使えなくなってしまったこと。翌日銀行でお金を下そうとして発覚する。カードの再発行は8日後自宅に郵送すると言われた。
【2017年8月3日(木)】
インターネットでPolicia CivilにBoletim de Ocorrência(被害届)を出す。念のため、全ての事項が書かれた書類をプリントアウトをして保管(全部で2枚)。
【2017年8月7日(月)】
B銀行から新しいクレジットカードが郵便書留で自宅に届く。この段階ではまだカードは使用不可。
【2017年8月9日(水)】
近所のB銀行に新しいクレジットカードの使用開始手続きに行く。これは窓口ではなく、ATMで本人の認証番号を入れることで、簡単に手続きが出来た。私は指紋認証、トリオさんは暗証Codeを使用。いずれも問題なく手続きが完了した。漸くクレジットカードが使えるようになり、早速ガソリンを満タンにし、週末のお客さまに備えてスーパーで山ほどお買い物をした~♪

という過程で順番に進みましたが、先週末はクレジットカードが一切使えないため、大変苦労をしました。安全な日本のように、何枚もクレジットカードを持っている訳ではないので、初めてカードのない1週間を過ごしました。今、日本から娘が帰ってきているため、ほぼ毎週のようにショッピングセンターに行って、衣料品やお土産ものの買い物をするのですが、現金だとその都度「お釣りがない」とか「カードは持っていないの?」などと怪訝そうな顔で店の人に咎められたりして、嫌な思いをしました。何より、お札が恐ろしい勢いで飛んでいく。。。
窃盗事件その後のその後(防犯対策や色々)_f0146587_05560459.jpg
(週末のスーパーのお買い物は娘のエルに支払ってもらいました。ありがとうね!!)

それと、スマホのアプリを使って、UBER(タクシー)を呼ぶ時は、ペイパルでその都度決済をするシステムなのですが、そのカード情報も前のカード番号を消去して新しいものに書き換える必要がありました。うっかりペイパルのPWを忘れてしまったため、手続きに倍時間がかかってしまいました(笑)そんなこんなで先ほどまで必死になってあれやこれや設定し直していると、あっという間に一日が過ぎて行きます。盗難はないに越したことはありませんが、被害に遭ってしまったら冷静に現実を認め、心落ち着かせて淡々と順を追って手続きをしなくては前に進めません。家族の手も借りて、可能な限り出来ることは全部やました。全ての手続きを終えて、ちょっと安堵しています。まだ財布も鍵も見つかってはいませんが、鍵は取り替えることで問題は解決するので、あともう少しです。今後の対策としては、財布は現金だけを入れる。出来れば盗られて良いくらいの金額を入れた財布と大きな額のお財布の2か所に分け、クレジットカードや身分証明書などは財布とは別に保管するなどの対策をしたいと思っています。上半期で742人もの人が銃撃戦で死亡したというリオデジャネイロに比べたら、犯罪に巻き込まれても、傷つけられたり、殺されなかっただけまし、と思わないといけませんね。『不幸中の幸い』という言葉が身に沁みました。これ以上誰も私のような被害に遭わないよう、私を反面教師として皆さまもどうかお気を付けくださいませ。何度もしつこく記事にして不快かもしれませんね、すみません。これでもう終わります。


by beijaflorspbr | 2017-08-10 18:00 | その他


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