ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2016年 07月 14日

1か月という時間(閑話休題)

昨日は約1年半ぶりに家族がやっているささやかな歯科診療所へ歯のメンテナンスをしてもらいに行ってきました。現診療所は、前の場所からは比較的近いものの引っ越しは困難を極めました。それらを手伝うために、日本から急いでサンパウロに帰って来たのですが、結果から言えば早く帰って来て良かった!と思えたこの1か月の引越し期間でした。本人はペースを崩さず仕事を続けているので、頼りになるのが私たちだけ(笑)エアコンや棚や細々とした備品を届けてもらうのも「午前9時ー午後6時の間の営業時間!」なんて言うので、全てアバウト過ぎて笑ってしまう。そんな居場所もないトイレもない待機時間に長いこと苦労をしながら振り回されましたが、収まるところに収まった時はさすがにホッとしました。大きな診察用の椅子やレントゲン機器は専門業者の領域で、真夜中の移動をお願いしました。色々あったものの、少しずつ少しずつ亀のような歩みで、漸く5月末に新規開業にこぎ着けました。一番最初に行った時は、壁の色も床の色も全く予想が付かない埃っぽいだけの空間だったものが、徐々に出来上がっていくプロセスはなかなかに見ていて楽しいものでした。今住んでいる家も4年かかって漸く建ち上がったので、その時のことをしみじみと思い出していました。
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最初にこの壁を見て「ヒェッ!!」と叫んでしまいました。「派手だったかしら?」と家族…。「えーっとえーっと、、、いいんじゃない?若々しい色だと思うよ」
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「こっちはどう?」
「・・・」
「え?おかしいかなあ?」
「ちょっとその辺では見ない色だねえ、、。」
「おかしい?」
「いや、そんなことないよ。躍動感のあるハッキリした色だね、いいんじゃない?」
家に帰ると、トリオさんが
「エルの壁の色、キレイだねえ~♪」
やっぱりそうなんだ・・・。好みは人それぞれなのかもしれません。
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部屋に機材や棚が入ると、思いの外落ち着きました。最初はハラハラしたものの、患者の立場になって治療台に座ってみると、妙に温かい感じがして落ち着きました。部屋の大きさも大きすぎず小さ過ぎずちょうど良い感じ。1時間もかけて辛抱強くメンテナンスをしてもらい、またまた「フロスを使ってしっかり歯を磨きます!!」との誓いを立てました。でもあと1回、今度は麻酔をかけて歯茎奥の歯石を取らないといけないそうで…。辛いな(/_;)
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隅々まで良く磨ける歯ブラシをプレゼントしてもらい、この日は一緒に外食。どこに行こうかな??

by beijaflorspbr | 2016-07-14 23:44 | 家族


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