ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

beijaflors.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2016年 02月 14日

リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)

ニテロイ市でおそらく一番有名な建造物はこのMuseu de Arte Comtenporanea de Niteroi(ニテロイ現代美術館)。1996年に建築家オスカール・ニーマイヤー氏とエンジニアブルーノ・コンタリーニ氏によって建てられました。宇宙船のような建物は、当地の人によって「空飛ぶ円盤)」とあだ名を付けられました。とても楽しみにしていたのですが、残念ながら修復工事中で中に入れませんでした。この美術館からは、ニテロイの海岸線が綺麗に見ることが出来るのですが…。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_20384165.jpg
この美術館界隈は、ニテロイ屈指の高級住宅地、昔は崖の眺めの良い場所は一面スラム街だったそうですが、今はこのように高級マンションが遮るように林立しています。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_20483308.jpg
海岸沿いには、たくさんのアパート(日本で言うマンション)が建ち並んでいます。リオ市に比べると、町が小さい分住みやすいそうです。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_20530985.jpg
美術館は残念ながら見物出来ないので、地下にあるレストランBistro MACに行ってみました。お店に入ってみてビックリ!!カーニバル時期だけあり、ホールの真ん中では生バンド、周りでは当然のことながら、皆楽しそうに踊っていました。ああ!カーニバル~♪
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_20591580.jpg
貸し切りと言う訳ではなかったようで、漸く空席を見つけて着席しました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21004963.jpg
皆浮かれていて食べるより踊る方が忙しい模様。。。その割には、担当のガルソンがいち早く注文を訊きに来てくれました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21032880.jpg
家族が頼んだのは鶏肉と山盛り野菜のソテー
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21051862.jpg
私はフィレミニョンとポテトグラタンにしてみました。ビストロの名前のように、ソースがいかにもビストロ風で優しい味。量もちょうど良く、最後まで美味しく頂きました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21062869.jpg
こんな可愛い子を眺めながらの食事は和みました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21082885.jpg
食事を終えるか終えないかのタイミングで、家族のお友達が駆け付けてくれました。娘の高校時代からの親友のS(非日系)、今は教職に就きながら自身も勉強を続けている努力家。彼女が断言していたのが「私たち(夫婦)は、リオは仕事をする場所と心得ている」と。二人で大学の先生をしているだけあり、しっかりした考えを持っていることに感心しました。医療系の仕事に就いた娘と、専門分野の学問を究める方向へと進んだS、生きている世界は違い過ぎるほど違うものの、今でも変わらないのは深い友情。Sがわざわざサンボードロモ(サンバ会場)まで行って購入してくれた貴重なチケットを受け取りました。リオのスペシャルチームのパレードは、Avenida Marquês de Sapucaíという大通りで1キロに渡って行われます。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21133900.jpg
2016年2月7日(日)Setor5の貴重なチケットです。3枚なのは、今回の旅を止めざるを得なかった従弟の分も入っているからです。払い戻しも出来ないのでもったいない限り…。ところで、セトールで分かれているチケット、値段ももちろん違いますが、例えば向かい合う4と5は同じ位置なのですが、後で分かったことは、カーニバルチケットを買う時は、『奇数を買うべし』ということ。それは後で説明します。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21164023.jpg
思いの外このちょっと賑やかで涼しいお店に腰を落ち着けてゆっくり出来ました。お友達と楽しそうに話している家族を見て、私も満足!
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21212854.jpg
MACを出て、もう一度タクシーで船着き場近くのショッピングセンターにやってきました。目の前がTeatro Municipal(市立劇場)、規模は小さいものの、伝統ある建物だということでした。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21225995.jpg
立派なNiteroi Shoppingにやってきました。ここで何するの?と家族に訊くと「景色が一望できる場所でゆっくりコーヒーを飲む」と答えが返ってきました。なるほど!!
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21251129.jpg
このショッピングセンターの最上階から、コルコバードの丘のキリスト像が綺麗に見えるから、とのことでした。海岸やニテロイ橋を一望できる絶好のスポットで、コーヒーをご馳走になりました。アイスクリーム、ガス入り水付が嬉しい。景観の写真も撮ったはずなのに一枚も画像がありません(涙)
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21302290.jpg
お店は全部閉まっていて見られなかったけれど、静かな場所でゆっくり話が出来たのは良かった。ここでSがリオの動線について色々アドバイスをしてくれました。サンパウロから移り住んで何年にもなるけれど、リオの隅々まで良く知っています。その後Sとお別れして、船着き場に行き、リオ行の船に乗船しました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21343446.jpg
一部が壁を叩いて歌って騒いでいましたが、行きよりもちょっと静かでした。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21355841.jpg
あっという間に着きました。今から船に乗る人たちがまあ何とも賑やかで…。ノリノリのカリオカたち。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21365504.jpg
船着き場からタクシーが拾える大通りまで移動をしました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21385786.jpg
ブラジルは昔、首都がここリオデジャネイロだったので、歴史建造物が多いのです。大きな銀行や公的機関の建物も多く、立派です。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21395507.jpg
ホテルまで戻るタクシーを掴まえたものの、「方向が逆」とか「近すぎるから歩いて行きな!」など、拒否される。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21412181.jpg
少し我慢して歩いたけれど、手には重たい水を持っており、これ以上歩けないと判断し、親切そうな運転手さんが漸くOKしてくれました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21433413.jpg
リオは土地勘がないので、なかなか移動も難しいし、カーニバルの時期はBlocoと呼ばれる地域ごとのパレードをやるので、あちこちが通行止めになっている場合があり、移動も困難を極めました。苦労をしてやっとホテルに着いた時は、さすがにホッとしました。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21450268.jpg
涼しく快適な自分の部屋が一番好き~♪汗を掻いて埃っぽい体は、シャワーでスッキリ…。このホテルのシャワーは、天井からとハンドと2種類あったので、重宝しました。ここでNHKも視聴できることを発見、これは嬉しかったな。
 リオデジャネイロのカーニバルへ⑤ニテロイ・MAC(現代美術館)_f0146587_21474233.jpg
髪の毛も洗ってサッパリし、仮眠を摂っていざ出発!!いよいよ楽しみにしていたカーニバルのパレード見学です。その前に腹ごしらえ…(笑)リオの夜はこれからで~す。


by beijaflorspbr | 2016-02-14 21:51 | リオ・デ・ジャネイロの街角から


<< リオデジャネイロのカーニバル...      リオデジャネイロのカーニバル... >>