ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2014年 09月 18日

リオ・デ・ジャネイロへ①国内線専用コンゴニャス空港にて

今回の旅行の計画は4か月以上前のことでした。お友達ともちゃんとの会話の中で、リオへ旅をするのにあたり、日本人ガイドさんをお願いすると割高になることを知ってからでした。もちろんガイドさんもプロの資格を持っている専門職の方ですので、無駄なくリオの魅力を伝えてくれるでしょうから、批難をする訳ではありません。ただ漠然と、ともちゃんと一緒にイパネマやコパカバーナの海岸をのんびりお散歩できたらどんなに楽しいだろうと想像し、急に行きたくなったので同行を申し出たら快諾。一応「通訳」として付いていくことになりました。しかし、この出発の前夜10時過ぎに、我が家とコンゴニャス空港を結ぶファヴェーラ(スラム街)で大規模な火災が起こったのです。飛行機の出発は午前7時半、もし幹線道路が渋滞や通行止めになっていたら、いくら近いとは言っても大幅に迂回しなくてはなりません。念のため、午前6時少し前に自宅を出ました。幸い順調で、コンゴニャス空港には15分くらいで到着しました。我が家からは本当に信じられないくらい至近距離にある便利な空港です。今回は、Aviancaという初めて乗る航空会社。随分前に予約購入したので、代金は往復でR$274,00(約12.600円)となかなかリーズナブルなお値段。日本だと東京ー大阪間片道料金でしょうか。
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予めネットでウェブチェックインを済ませていたものの心配で、カウンターに行くと親切な職員がチケットを印字して詳しく説明をしてくれました。好感度アップ↑。相変わらずペラペラのスーパーのレシートのようなチケットをもらうと未だ午前6時。リオへのフライトまで1時間半もあります。
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「腹が減っては戦ができぬ~」とばかりにこんな時の強い味方のCasa do Pao de Queijoで軽く朝食を摂ることにしました。
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カフェーオーレ(中)にポン・ジ・ケイジョ、うまい!!
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ゆっくりめに食べてもまだ午前6時半。のんびり搭乗口へ行って写真でも・・・と一人でソワソワする謎のおばさんはこのワタシ(^^♪飛行機好きの血がワサワサしました(笑)昔、私がサンパウロに来た頃、このコンゴニャス空港は国際線が飛んでいた、というと今は誰も信じないかもしれませんね。コンゴニャス空港は、1936年4月12日に開港し、1980年にグァルーリョス市に国際空港が開港するまでは、この小さな空港が国際空港として活躍しました。そう言えば私自身も、最初に日本を出発して国際線に乗ったのは、羽田空港でした。最初のフライトはハワイ・ホノルルでした。1976年に初めてサンパウロ入りした時も、このコンゴニャス空港でした。その後、何度もこの空港から海外へ旅立ちました。JALが直行便を飛ばし始めた1978年当時は、ジャンボ機に対応するため、カンピーナス市にあるヴィラ・コッポス空港から飛び立っていました。サンパウロ・ヴィラコッポス→サンファン(プエルトリコ)→ロスアンゼルス→成田というコースでした。慣れない夜道を遠くのヴィラコッポス空港まで送ってもらった不安な気持ちを今でもはっきり覚えています。その後、サンパウロ(コンゴニャス空港)からリオ(ガレオン空港)で乗り換えLAを経て成田まで飛んでいました。サンパウロ(グァルーリョス空港)が開港してしばらくしてリオからサンパウロへと出発空港もどんどん変わって行きました。その間、日本も羽田空港→成田空港へと飛躍し、本格的な海外渡航の時代へと移り変わって行きました。あー懐かしい、と回想していたのは私だけか…。
★蛇足・・・ブラジルと日本を最初に飛んだ日本航空の機材は、ジャンボではなくDC-10だったように記憶しています。3-3並びの小さな飛行機だったので、このコンゴニャス空港からあちこち経由しながら日本まで行った記憶も頭の片隅にあります。
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今やコンゴニャス空港は、駐車場も整備され、真ん前に大きなホテルも出来ました。便利な上にまた便利~帰ってグァルーリョス国際空港の方がホテルも少なくて不便ですね。
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さて、Aviancaのお姉さんに教えてもらったように、2階から搭乗ゲートに向かいましょうか。この時間はビジネスマン(ウーマン)でいっぱいです。
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この空港内には、各種銀行、郵便局、薬局からお土産屋さんまで揃っていて、一つの街のようです。
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簡単な荷物検査を受けた後は、搭乗口へ。この時点でまだ1時間もありました。ふと外を見ると、飛行機がいっぱい~♪
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リオ・サントスドゥモン空港行きがかなり多いんですね。昔はPonte Area(空の架け橋)と言って、15分置きに各航空会社がサンパウローリオを飛ばしていました。行った順番に搭乗手続きをし、飛行機がいっぱいになると順次飛ぶ、という面白いシステムでした。今は、各航空会社のチケットを買うシステムに変わっていました。一番フライトが多いのは「TAM」次が「GOL」そして1時間に1本しか飛ばしていない「AVIANCA」の順番。この他に「AZUL」という航空会社もあります。詳しくはこちらのサイト「ブラジルの航空会社まとめ」でご覧ください。
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では、フリーになったところで恒例の飛行機撮影に入ります!
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TAMとAVIANCA
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こちらはGOLです。
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漸くお日様が出て来たようです!旅行とお天気はすごく大切。
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幸い!?3人とも60歳以上の高齢者なので、いち早く優先搭乗をさせてもらいました。
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搭乗ブリッジからの眺め、ああこんな光景が大好き~♪心躍る瞬間です!
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続きます。


by beijaflorspbr | 2014-09-18 22:23 | 飛行機 | Comments(6)
Commented by 築地市場 at 2014-09-19 23:15 x
ハチドリさんのリオは20年ぶりなんですか?私より凄い。
Commented by beijaflorspbr at 2014-09-20 23:37
★築地市場さん、こんにちは
はい、昔は良く遊びに行っていたんですよ。お友達が転勤になって
足が遠のいてしまいました。リオは綺麗な街ですね。
すっかり気に入ってしまいました。
Commented by soedy99 at 2014-09-21 09:08
コンゴニャス空港懐かしいです(笑)
ココが国際線に戻ってくれたらいいですが住民は大騒ぎするかなぁ(笑)
アビアンカは私も一度リオ線往路で乗りました。普通に良かったです。何故か復路はタムでしたけれど…
コンゴニャス空港はこじんまりしていますが私は好きな空港です。私が居たモエマに近いし(笑)
Commented by beijaflorspbr at 2014-09-21 22:54
★Soさん、こんにちは~♪
本当に懐かしい空港でした。黒と白の格子模様が一番懐かしいかも(笑)
左手一番奥が出発ゲートでした。
いやいや・・・ここを国際線に復活させたら問題でしょうね。
仰る通り、Moema地域の方々は騒音で頭を悩ませているらしいですから。
でも私はこの空港が大好きです。
Commented by soedy99 at 2014-09-22 23:03
早朝便は待合席の全面ガラス前から朝日が見えてとても綺麗だった思い出があります。
走馬灯のように…
Commented by beijaflorspbr at 2014-09-23 23:15
★Soさん、私も国内線は窓側が好きです。
しかしこの日は3人で旅をしていましたので、団体行動です(笑)
飛行機から見る景色はまた格別ですよね。。。
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