ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2012年 10月 23日

生まれて初めてラジオ局へ

とってもステキな桜珈琲を後にし、向かった先は『FMラジオ岸和田』の事務所でした。局長さんと初めてのご挨拶をしましたが、何となく前にお会いしたような不思議な感覚。・・・というか、人見知りを全くしない私の性格からくるものか、Dちゃんの他4名のレギュラーの皆さまともあっという間に意気投合。毎週木曜日の「古老に聞く」という番組で、オープニングミュージックは演歌、その後阿形賢一さんが書かれた「泉州むかし話」を俳優の梶本潔さんの朗読で紹介する「絵のない紙芝居」へと続きます。じっくり聴いていると子どもに還ったような懐かしい気持ちにさせられました。
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私がゲストに呼ばれたのは、本来なら北海道で長い間ラジオ番組を担当されていた方がゲスト出演をするのに便乗したはずだったのですが、その方のご都合が悪くなり結局私が自動的に格上げされメインゲストになってしまったわけです。
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番組の中で訊かれるままにお話ししたのは、日本人ブラジル移民の話でした。1908年に初めて日本人がブラジルに移民として渡ったこと、その後コーヒーコロノ(コーヒー園での労働者)として1農年を務めた後、自作農への目覚め、苦闘の原始林での開拓、マラリアの犠牲者の多発、第二次世界大戦中の日本語禁止、国交断絶、戦後の勝ち組負け組の深刻な問題、近年の日系人の出稼ぎ問題など多岐に渡りあっという間の1時間でした。お話しする中で、まだまだ勉強不足だと感じました。何でも暗記して空で言える、人文研顧問の宮尾 進先生のようになりたいと切実に思いました。詰まり詰まりでしたが、何とか1時間の番組を終えホッとしました。Dちゃんのお陰で、良い経験をさせて頂きました。お話しする中で、「私たち日本人にも知らないことはたくさんあるのだ、とつくづく思った」というご意見がありました。104年の日本人ブラジル移民の壮絶な歴史はいくら勉強してもし尽くせるものではありませんが、これからも精一杯勉強を続けて行こうと改めて決意したラジオ出演でした。

by beijaflorspbr | 2012-10-23 23:53 | 移民&日系人


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