ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2012年 05月 29日

エミレーツでサンパウロに帰る旅③ドバイでトランジット

関西空港から11時間弱でドバイ国際空港に無事到着しました。この空港では約3時間のトランジット。降機しようと辺りを見回すと、飛行機は沖止めされ、バスでターミナルに向かうようでした。
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バスが待っています。このバス、網状になっていて、外が全く見渡せません。まるで戦場地のよう!
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タラップを降りて今乗ってきた搭乗機にカメラを向けると「No! Photo!」と言われこの一枚のみ。
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後で知ったのですが、「政府関係機関の建造物、軍施設、港湾、空港の写真撮影は禁止されています」だそうです。失礼しました!バスで揺られること約20分強、あちこち回って連れて行かれた先はバゲージクレイムもある到着ターミナル。ここで入国する人もトランジットの人も一緒でした。「ブラジルへのトランジットはどちらですか?」と訊くと、このラインに並んで!と言われ急いで行くと、後に欧州へ乗り継ぎをする日本人の方たちがどんどん来られました。まずエスカレーターを2回上って、もう一度下まで降ります。降りたところは、到着したエリアとは違うところです。今度は長いエスカレーターに乗って一番上まで行くと、ブラジルからのトランジットで見覚えのあるトランジットエリアに着きました。何とも分かりにくい構造で戸惑いましたが、無事着けて良かった!行きの方が簡単でしたねえ、、、。
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相変わらず混み合っている空間に身を置くと、自分が何人か分からなくなってしまいます。まず電光掲示板で次の乗り場(ゲート)をしっかりと確かめて…
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大体の距離を確認後、頼まれものを買いに行きました。このドバイ空港の免税店は、「化粧品」「煙草・酒」「サングラス」「機械類」「お菓子と日用雑貨」「ジュエリー」「時計」と各部門に分かれています。私の買いたいものは、コスメとお菓子でしたので、2か所の広い売り場を右往左往してやっと買えました。クレジットで支払う際には、アラブの通貨ディルハムか、日本円かと訊かれます。ややこしいので、いつも日本円でお願いしています。
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買い物を終えてお手洗いに行くと、まあ驚くほど長蛇の列です。この空港のお手洗いの数は意外に少なくて、いつも長蛇の列を覚悟しなくてはいけません。ただ、掃除係がずっといて、いつも清潔なのが救い。そうこうしているうちに1時間半が経過。
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小腹が空いたので、どこかで食べようかな?と思ってもどこも行列が出来ています。皆同じく空腹なのね。
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その辺に適当に座って、機内から持ってきたパンを食べたら何とこれが美味しいこと…。日本発のパンは間違いなく美味しい。これで空腹も満たされました。ついでにアイパッドを出してアクセスしようと試みましたが、なかなかフリーWifiに繋がりません。諦めて少し離れたサンパウロ行きの144ゲートへ行きました。
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前回足を踏み入れなかった1階のターミナルにも多くの人が…。巨大空港で改めて驚きました。
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エミレーツ航空は、だいたい搭乗予定時刻の50分前くらいから順番に搭乗案内が始まるので、遅くとも1時間前までにはゲートには着いていたいものです。ちょうど1時間前に搭乗ゲートに行くと、パスポートと搭乗券をチェックした後、待合室へと誘導されました。こんな時間に(現地時間午前7時35分)
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搭乗時間になったので、穴倉へ誘われ(笑)4回下りたところでまた網付きバスに分乗して飛行機まで連れて行かれました。今度は行きより乗車時間が長くてちょっと不安でした。何となく、嫌な気分になったのは私だけかなあ?行きの日本便乗り継ぎの時は何も感じなかったのに、ほんの微かな違和感があったのは事実です。ロンドンのヒースロー空港でも、サンパウロ行のTAM便は死ぬほど歩いた先でしたし。
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やっと飛行機の傍にやってきました。また不安定なタラップを一生懸命上って機内へ。面白いのは、機内後方からの搭乗でした。
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今度は至近距離から垂直尾翼を。最初の方で乗ることができたので、荷物入れも一人用を独占できました!
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いよいよ最終旅程のサンパウロ行きです。ここからが14時間40分という長い長いフライトなのですが、また明日続けます。

*日本→ドバイ、そしてドバイ空港での次の便への乗り継ぎはかなりハードでした。もしこれを我が身に置き換えて、年老いた両親や、小さい子どもをこの便に乗せるとなるとちょっと考えものだと感じました。運航日や時間帯によって多少変わるのかもしれませんが、ドバイ乗継の方は要注意です。こんな場合に備えて、機内持ち込み荷物は最小限に抑えるのも上手に乗り換えるコツかと思いました。と言う私は、お漬物や明太子や和菓子のお土産や雑誌いっぱいの重たいキャリーを帯同しており、ちょっと苦労しました。トホホ・・・。

by beijaflorspbr | 2012-05-29 22:25 | 飛行機(搭乗記)


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