ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2012年 03月 16日

応援バザー当日

いよいよ応援バザーの日がやってきました。どうやらお天気にも恵まれました!
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長い間「ブラジルを知る会」の仲間とともに力を合わせて頑張ってきた結果が今日出ます。どれくらいのお客さまがいらしてくださるのか、本、衣類、食品などのバザー品は果たして売れるのか、会員の役割分担はうまくいくのか、考え始めると際限なく不安材料が出てくるものです。この日私が受け持ったのはおはぎ作りと会計の締めでした。おはぎはどうしても前日に作っておくと餅の部分が固くなってしまいます。当日の朝7時、Sさん宅に集合して一斉に「おはぎ屋」さんをすることになりました。逆算して私が4つの炊飯器で30カップのご飯を炊き始めたのが午前5時ちょうど。全て6時までに炊き上がって急いで自宅を出ます。8名で一心不乱におはぎを完成させていきました。果たして何個できたのか数も数える時間もないまま、順番に会場へ駆けつけます。最後になった私たちがだいたいの道具を片付けたのが9時少し前。会場の三和学院へ行くと、何やら長蛇の列が出来ています。「ああ、良かった・・・」実際に中に入るとまあすごい人いきれで会場はムーッとしています。本、雑貨、衣類、お菓子コーナー全ての場所にお客さまがいて驚きました。青い袋に購入する本を何十冊も入れている方ばかり。今回は本を売り切る覚悟で、値段設定を少し下げたためか、皆さん本当に良く買ってくださいました。
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お菓子コーナーは、抹茶ケーキ、フルーツケーキ、クッキー、おはぎ(あん・きな粉)、赤飯、カップケーキ、蜂蜜がずらっと並んでいます。その中でも抹茶ケーキとお赤飯の売れ行きが大変良かったようで、頑張った甲斐がありました。日本的なものが良いのでしょうね。目の前で買ってくださるお客さまを見て、感動してしまいました。
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がんばる象とタオルアート、雑貨類も徐々に売れていました。中には掘り出し物もたくさんあり、これはもう早い者勝ちだったようです。
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衣類もたくさん出品数があったので、こちらも順調に売れていました。
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被災者に思いを馳せ、一生懸命頑張りました。これはある方からの差し入れ。「祈」の文字が入った温かいメッセージと紅茶ケーキ。
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午前中は本当に人が多くて、本の並べ替えもなかなか思うようにいきませんでしたが、順調に本が売れていったので少し安心しました。中には「今回は本の数が少し少ないね」と仰る方もいらっしゃいましたが、私たちの当初の目的は「とにかく売り切ること」だったので、十分に果たせたと思っています。お蔭様で、この日3月11日午前9時ー午後3時までの総売り上げは(必要経費差引済み)・・・ R$ 10,210.00 でした。皆さまから寄せられた義援金及びバザーの売り上げ金は「あしなが育英会」あしなが東北レインボーハウス(仮称)の建設費へ全額寄付させて頂きます。私たち「ブラジルを知る会」は次の企画へ向かって既に歩き出しました。どんなに日本から遠く離れていても、心は被災者の方々と共にあります。これからもどんどん支援の輪を広げていく覚悟です。

皆さま、本当にありがとうございました!

by beijaflorspbr | 2012-03-16 07:37 | ブラジルを知る会 | Trackback


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