ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2011年 09月 14日

サンパウロ生活 (ボランティア)よろず案内所開設(笑)

今日は真夜中の変な時間に起きています。というのも、昨日の昼過ぎ、外で食事をしてから非常に気分が悪くなり、持病の腸の具合が悪くなってしまい一晩中苦しみました。手術後は時々あったこの症状、最近はすっかり忘れていましたが、お腹を冷やすと覿面。最近のサンパウロはお日様が照って暖かく感じますが、家の中はとっても寒いので要注意です。外で働いてきた家族が「おお、(家の中は)寒い!」と言うくらいですもの。今日になってやっと快復したと思ったら何だか忙しくてバタバタ・・・。夕方からちょっとウトウトしたら最後、午後10時少し前まで熟睡という悪循環。お陰さまで体調はやっと元に戻りつつあります。
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さてさて、毎日本当にたくさんの皆さまに訪れて頂いているこの拙いハチドリブログですが、最初の立ち上げの時に決意した「(大病後)家族への思いを今のうちに残しておきたい」という切羽詰ったものでありましたが、日々の駄文を綴っているうちに今や色々な検索ワードで来られる方も多くなってきました。中にはサンパウロに新しく赴任される方やそのご家族。サンパウロに深い縁のある方。懐かしい方思い出を持っている方などなど・・・サンパウロの生活情報を求めている方が意外に多いことを知りました。メールでの問い合わせも多く、多種多様なご質問に個別にも応じております。私の役目はそうした情報を必要とされる方、疑問点のある方、ご不安を感じていらっしゃる方のお力になり、お役に立つ情報を発信していくことと思っております。その情報は、贅沢な食べ歩き記やブランド店でのショッピング情報ばかりとはまいりませんが、「普通に暮らすこと」「快適に暮らすこと」「幸せにくらすこと」そして一番大事なのがサンパウロを好きになって頂けるよう自分に出来うる範囲内で必要な情報発信をさせて頂きたいと思っています。私自身のことを少しお話させてください。何も知らないままお嫁に来て今年で35年の歳月が経ちました。自分でも良く頑張った部分と、良く頑張れなかった部分があり、今もその思いは自分への大いなる反省点となっています。子どもを次々に3人産み育ててきたことは我ながら「良くやった」範疇にありますが、その子どもたちが立派に育っているかと訊かれたらそれは・・・!?まだまだ発展途上人な我が子たち、これからが楽しみでもあり心配でもあります。それが母親というものなのかもしれませんよね。
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さて、昨日は某所へトリオさんと出かけてまいりました。そして旧知の方との再会があり、我が亭主どのがどれほど人間的に偉い人か、ということを再認識したわけです。45年間も同じ職業を全うしているのも偉いし、その仕事が大好きと断言し、今でも立派に仕事を続けている根気強さにも感服しています。人生には定年なんてないのかなと思います。この亭主どののお陰で今日の私たちがあるのかもしれません。今でも私のトンチンカンなポルトガル語を丁寧にその都度直したり解説をしてくれる一番身近なトリオさんは、私の優秀なポル語の無料教師でもあります。
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サンパウロ生活が始まった35年前、私は本当のことを言うと不満たらたらの日々を送っていました。少し遅れた感のあるサンパウロのどんよりした空気、人種の混ざった街の雰囲気にも戸惑いを覚えていました。一番の敵は「孤独」でした。友達が誰一人居ない中にポツンと置かれたあの不安定な時期は忘れられません。それが変わったのはいつの頃のことでしょう。日本の忙しさに比べてなんという余裕のある時間の流れとブラジルの人たちの何とも言えない温かさと。おまけにこの気候の良さはブラジル好きに拍車をもかけるものでありました。今ではブラジルに来て、サンパウロを知り住むことが出来て本当に良かったと思っています。日本との距離がとてつもなく遠いこの地ですが、これからも私の知っていることを発信できたら良いなと思っています。ですから、「こんなことぐらいで」とか「こんなことを相談したら申し訳ない」などという遠慮は無用です。「あのね、こんな時はどうしたらよいの?」という隣のおばさんに相談するつもりでどうぞお気軽に!もちろん、ご相談の内容は秘密にさせて頂きます。もしメールを下さる場合は、HNなどではなく、本名をお書きください。私も同様に対応させて頂きます。尚、ご相談にお答えできかねる内容もありますが、その際には恨まないでください(笑)。
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ブログ専用のメールアドレスは、beijaflorspbr@excite.co.jp です。コメント欄にチェックを入れ、非公開コメントにして下さっても結構です。こちらからメールでお返事をさせて頂きます。 因みに昨日・今日のサーチワードより抜粋してみますと。。。
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・・・とまあ多少大阪・パリ・高岡・飛行機(笑)過去ログが混在はしていますが、ご覧のように、このブログは「ブラジル・サンパウロ・生活」がキーワードとなっています。これからも出来うる限り生活者の視点からブログを綴っていきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

by beijaflorspbr | 2011-09-14 14:57 | サンパウロ生活情報 | Trackback | Comments(8)
Commented by サニー at 2011-09-14 21:46 x
お身体大丈夫ですか?
私もちょっと体調崩してました。
でもブログは楽しみ拝見してます。
Commented by beijaflorspbr at 2011-09-15 13:18
★サニーさん
もう大丈夫です、ご心配を頂きありがとうございます。
サニーさんもお大事になさってくださいね。
Commented by ぴっち at 2011-09-15 19:44 x
コメントありがとうございました。
カンピーナスの農場ホテルは、東山農場ではなく、多分ブラジル人の経営するホテルだったと思います。何しろ30年前のことですから、場所も名前も憶えていないのですが、入り口に池があって、平屋の宿泊棟が長く続いて、敷地にはプールやトラクターなどが遊び場として用意してあり…そうそう、クラシックな汽車
がレストランになっていました。周りには、オレンジ畑が続き、アボガドの実や色鮮やかなインコの姿が珍しかった!
家族でとても気に行って、日本への帰国が決まってから、最後の思い出つくりにまた泊まりにいきました。
サンパウロには3年の駐在でしたが、食べ物も気候もすっかり好きになっていました。四季はあっても、日本のように忙しく衣替えなんてこともなく、一事が万事、皆がこうするではなく、自分はこうしたいで行動できる自由さ、これがいいなと思えました。ハチドリさんは、サンパウロ在住35年!感服します。
そのうえ、このたびは、よろず相談所開設とか。
いいですね。お役に立てるということは有難いことですが、偉いなあと思います。お体に気をつけながら、楽しみつつ暮らしてくださいね。
Commented by 凛々です at 2011-09-15 19:57 x
ハチドリさん、今晩は。ハチドリさんより一足お先に先月末ロンドンから帰国しました。例年より涼しかったロンドンの夏に比べ、東京の残暑は大変ですし、今日もまた地震が来たりして、素晴らしい故郷ながらちょっと足元が覚束ない感じです。ハチドリさんもお書きになっていらっしゃいましたが海外生活、特に女性の場合は孤独との戦いがしんどいですね。私もシンガポール時代の当初随分悲しい思いをしました。今はブログなどあって随分世界が広がって皆さんエンジョイなさっているようですが・・・。あ、ロビンさんが9月にもオフ会を開催して下さったのですが、また私は帰国で参加できませんでした~。せっかくハチドリさんが間を取り持って下さったのに残念無念です。
Commented by beijaflorspbr at 2011-09-15 21:09
★ぴっちさん
ごめんなさい、私の早とちり。。。(-_-;)
カンピーナス辺りには大きなファゼンダホテルがたくさんありますね。
ここなんてぴっちさんの仰っている条件に合っていそうです。
http://www.hotelfazendasolardasandorinhas.com/
ただ、クラッシックな汽車が・・・というのが見当たりませんので別の場所
なのかもしれませんね。
東山はシュハスコや、NHKドラマの撮影小屋はあっても宿泊はできませんものね。
昔の思い出を大切にしていらっしゃるのはとても素晴らしいことと思います。
よろず相談所は前々からやっていたので、尻尾を付けただけのような
感じです。ただ、ある日突然もっと何かお役に立てないか、と思ってしまい
居ても立ってもいられずという気持ちはありました。とにかく自分ができる
範囲内で頑張りたいと思いますので、応援していただけたら幸いです。
Commented by beijaflorspbr at 2011-09-15 21:12
★凛々さん
日本にお戻りなのですね、まだまだ残暑が厳しいかと思いますが
どうぞお体を大切になさってくださいね。
海外にいて孤独との経験は、そこを通った人にしか分からないものが
あると思います。誰にもいえないことや悩みは恐らく日本でもブラジルでも
英国でもあるのかもしれません。日々楽しく有意義に過ごしたいと
願っていても、それを阻止する何かがあると楽しくなくなりますものね。
不安を取り除くお手伝いが少しでもできれば嬉しいことです。
頑張ります!凛々さんも応援してくださいね。
いつか日本か英国でお会いできると良いですね。
ロビンさんとの出会いはまた必ずあります。いつか3人で・・・なんてことも
夢じゃなさそうです。楽しみ~♪
Commented by ぴっち at 2011-09-18 04:06 x
ありがとうございます。
ご紹介のファゼンダホテル、検索してみました。すばらしく豪華に見えますが、あの当時の面影がなくもない?何しろ、30年の月日が経っていますから…隔世の感というのは、こんな時に使う言葉ですね。汽車のレストランは当時も古いものだったでしょうから、もう残ってはいないでしょうね。昔の映像はビデオテープに保存して、わが家の大切な思い出にしてありますが、今となっては確かな場所は実地検分でもしなくてはわからないかも。
こんなことまで、まめに扱っていただいて、ありがたいです。
ちょっと懐かしいドキドキのひと時でした!
これからも応援しています!
Commented by beijaflorspbr at 2011-09-18 05:29
★ぴっちさん、
ご丁寧に恐れ入ります。
昔の想い出をいかに大切になさっていらっしゃるかが伝わってきます。
これからも時々は思い出を紐解いてたくさんステキなお話聞かせてくださいね。
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