2009年 10月 22日
サンパウロに帰ってきて今日で5日目、やっとお昼寝をせずに夜を迎えました。かなり強い精神力が必要です。きっと今夜はぐっすり熟睡できることでしょう。 成田空港を15日午後8時過ぎに離陸したJAL048便は、13時間のフライトを経てやっとニューヨークJFK空港に近づきました。機内ですることは、米国の入国カードと税関申告書を書くことです。機内で書類が配られますので、漏れなく記入します。右手に美しい夕陽を眺めながら…。飛行機はどんどん高度を下げていきます。 飛行機がエンジンを止めて飛行機から降りてからはただただ一目散に走ります。今回の座席は前の方だったので、ファーストの人たちとほとんど変わらないくらい前に並ぶことに成功しましたが、先客のイタリア人がたくさん並んでいたため、なかなか前に進みません。結局小1時間くらいは行列に並んだでしょうか。途中でお手洗いに行くため脱落する人も出るくらい時間がかかりました。5本指全ての指紋と顔写真を撮られた後は税関へ。Transitなので、ほとんどノーチェックです。今回は「タバコ持ってる?」なんて冗談を言われましたが…。バゲージクレームも税関も長蛇の列だったせいか、外に出ると、かなり数の出迎えの人が首を長くして待っていました。 飛行機の出発まで2時間しかないので、先を急ぎます。JALの案内看板に従ってエスカレーターに乗って2階に上ります。 エスカレーターから下を見ると出迎え人の多さが分かろうというものです。 やれやれ…早く抜け出せて良かった! 2階に行くと看板を持ったお姉さんが。この先に本物のJALの職員がいて、ボーディングパスのチェックと入国カードの半券を切り取ってくれます。 ニューヨークから搭乗する方はこのカウンターでチェックイン手続きをします。 そこを通ったらもう一度荷物検査場を通らなくてはいけませんので、黄色いチョッキを着た人の指示に従いますが、もう少し前に進んだところでもう一度パスポートのチェック。まあ厳重なんですわ。。。しかも係官が結構高圧的態度を取るので私はここが嫌い。 PCを出して、液体物もZipロックに入れて靴を脱いで上着も脱いでという動作をあっという間にやらないといけないのでまあ忙しいことったら。そしてニューヨークの検査は世界で一番厳しいのではないでしょうか。前のおじさまも何度も何度もやり直しをさせられていました。どうもベルトに問題があったようです。可哀想なくらい何度も何度も…。ひどいですよね。私は無事何事もなく通過できたので、搭乗券を提示してJALのラウンジに入りました。この時点で搭乗まで1時間を切っていました。PCを開けてブログに記事を書いたもののどうも通信が途切れて送れなかったようですね。がっかり…。 喉が渇いたので、ビールを1本頂きました。この日はあんパンもおうどんも何もなくて乾きものしかないちょっと寂しいラウンジでした。 ビジネスセンターはガラガラ、まだ皆さんどこかの行列に並んでいるようでした。 また呼び出しがかかる少し前に行動を起こし、Gate6に進みます。ローマやパリへ行く飛行機がちょうど出る時で、たくさんの欧州の人たちが待機していました。 両サイドにも結構楽しそうなお店が並んでいます。 ゲート6に行くと、もう既に長蛇の列、いつもこうして行列ができちゃう…。 私はこちらで座ってのんびり待つことにします。 飛行機の準備も整ったようです。さあいよいよ搭乗しましょう! もう一度9H席に座ると・・・わあ、お隣が空いている!(かもしれない)期待大です。 お隣の方はニューヨークで降りられたようです。窓側に移り、荷物を通路側の座席に置きました。お隣がいるのといないのとでは精神的に全然違います。きっと快適な旅になるという予感がしました。さてあと9時間ほどの空の旅、心行くまで楽しむことにしましょう!旅行記はもう少し続きます。
by beijaflorspbr
| 2009-10-22 10:00
| 飛行機(搭乗記)
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Comments(4)
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Buongiorno
at 2009-10-22 13:36
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お疲れ様でした。これ、流石にChecked in Baggageは、積載されたままなんですよね?ハンドキャリーだけ持って入国審査を受けて、ビジネスラウンジへ行って待つ、と言う感じなんですね。米国は、域内Transitでも、バゲージクレームで受け取って、また、次のフライト用のコンベアに載せたりして、結構手間だなーといつも思っています。
JFKのセキュリティーチェックで、ベルトを外して通していたら、アホな空港職員が、珈琲ポットをX線に通していました。嫌な予感がしたら、途中でボタンが押されて珈琲がジャージャー出て危うくベルトが珈琲まみれになるところでした。それでも2,3滴、しみが出来たので、「お前、アホか?(Are you kidding?)」と言ったら激怒してきたので、思いっきり罵りまくったことがあります。その後、そいつがJal便のゲート入り口のセキュリティチェックでまたチャレンジしてきたので、あとでJalにクレームしたことがあります。色々ありますよねー。
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Salily
at 2009-10-22 21:24
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ハチドリさん。おかえりなさーい♪
お元気そうでなによりです。 この間TVで見たんですが、勝海舟が福沢諭吉の皮肉混ざりの批判に対して、 行蔵は我に存す 毀誉は他人の主張 我に与らず 我に関せずと存候 「自分の出処進退は自分で決断するもの。 それをけなすのは他人の勝手。私の知ったことじゃない」 と、反論したそうです。勝さんかっこいいですよね~。ハチドリさんのこの間のコメントに関しての記事を見て、ハチドリさんと勝海舟が重なって見えました。ハチドリさんもかっこいーです♪
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beijaflorspbr at 2009-10-23 22:25
★Buongiornoさん、こんにちは
はい、空港で預けた大きなトランクは最終目的地までスルーですので ご安心ください。ハンドキャリー他、手荷物の全てを持って降機します。 その際は、ファースト、ビジネスの順番ですので、なるべく早く降りられる ことをお勧めします。入国管理の行列の進み方は思いのほか遅いのです。 ははは…Buongiornoさん、言うべきことははっきりと仰るのですね。 それだけの英語力があるのは羨ましい限りです。私も怒鳴りたくなることが 良くありますもの。液体物を透明のビニール袋に入れるということが まだはっきり決まっていない時に、知らなくてファウンデーション、グロス など新品の化粧品を全て廃棄された時は本当に頭にきました。 ニューヨークの荷物検査場でトラブルのないことをお祈りします!
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beijaflorspbr at 2009-10-23 22:30
★Salilyさん、お久しぶりです。何とか無事に帰ってまいりました。
あらら…何かと思えば、勝海舟と福沢諭吉さんとのやり取りを引用されたの ですね。笑ってしまいました。 確かに他人の家のことは他人の知ったこっちゃないことです。 ブログって難しい…と思うのはこんな時です。ある程度私の生活を 曝け出しているため、「いったいこの人の思考回路はどうなっているんだろう?」 と疑問に思う人もたくさんいると思うのです。これからも色々あると思いますが、 いつも友好的に穏やかに続けていきたいものです。 これからも応援を宜しくお願いいたします。 ところでサンパウロ、結構冷え込んでいますね。 靴下をしっかり履いて上着も着こんで防寒しています。。。 |
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ブラジル・サンパウロ生活48年のハチドリです。ごく普通の日々を元気いっぱい綴ります。記事内容や、ご質問・お問合せは、連絡用メールアドレス…【beijaflorspbr●gmail.com(●を@に)】まで。※なお、本文に必ず氏名(本名)をお書きください。 by ハチドリ カレンダー
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