ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2009年 02月 05日

Kの祥月命日に…

昨年の8月5日、忽然とこの世を去った叔父(と言っても年はあまり変わらない)のKの祥月命日で、妻のNちゃん、娘のR子ちゃんと一緒にお参りに行ってきました。今日でちょうど6か月、月日の流れるのは早いといいますが、この半年はNちゃんにとっても私にとっても、とても長く長く感じるものでした。Kや私の両親の眠っているところは、もう桜の蕾が膨らみ始めていました。万本桜の名所で静かに眠っています。Kが亡くなってからは、色々な試練もあり、家族の葛藤も乗り越えそれぞれが与えられた道を意欲的に歩み始めています。傍で静かに見守りながらもハラハラしたり、深く悩んだりしたこともありましたが、運命を素直に認めて前向きに明るく頑張っている同い年のNちゃんを見ていると眩しくさえ感じます。これからも、たまには我が家で食事やお茶を共にし、温かい交流を重ねていきたいと思います。KやNちゃんのことを思えば、人生というのはいつ何があるか分からないということです。前日までピンピンしていた人がある日突然の病で倒れ、ひとりで旅立ってしまう。人の終わりはそれぞれ違うとしても、時には残酷な形で突然私たちを襲います。今生かされている命を大切にしていこう、一日一日を精いっぱい生きていこう!Kを思うたびに強く決意する私であります。
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by beijaflorspbr | 2009-02-05 18:22 | 思い出


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