ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2007年 11月 30日

続・石遊び

ブラジルで採れる石は、路傍の石から家が買えてしまうくらい高い石まで色々あります。ちょっと遊んでみました!見やすいように今日は大画面にしてみますね。限りなく天然に近い研磨なので、インクルージョン(内包物)が入っているブルームーンストーン
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見にくいのですが、薄い紅水晶(ピンククォーツ)
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ルチルクォーツ(針水晶)金色の植物が美しいです。
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クォーツ(水晶)
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アメシストとクォーツ(二色になっている、自然の産物)
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インペリアル・トーパーズの結晶(これは美しいですね!)
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ちょっとカラーストーンで遊んでみました!
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青・緑系、主にトルマリン、アクアマリン系
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色々系!?(いい加減な説明)
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人間誰しも好みの色はありますよね、私はやはりインペリアルトパーズが大好きです。インペリアルトパーズの研磨石
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インペリアルトパーズは、世界中でただ1か所、ブラジル・ミナスジェライス州のオウロプレットでしか採れない貴重な石なのです。年々値上がりしています。少しずつ勉強をして、錆びついた頭を活性化させる作業は楽しいですね!最後に、家が一軒買えるほどの高価な、先日ご紹介したTurmalina Paraiba。
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天然石には強いパワーがありますので、見ていると汗を掻いてしまいます。まあ、高いせいもあるのですが…、どこまでも貧乏性な私でした。。

by beijaflorspbr | 2007-11-30 12:25 | Jewelly | Trackback | Comments(2)
2007年 11月 29日

あれから3年…父の命日

その日は日曜日でした。抜けるような青空のもと、小鳥が朝からチッチッっと、可愛い声を聴かせてくれました。「ああ、なんて良い日なんだろう、平和だなあ~」大きく深呼吸…。きっと今日は良いことがあるな、という予感がしました。家族で食事を済ませ、さあ、ひと休みしようかな?と思ったところに1本の電話が…。それは一番取りたくない兄からの電話でした。何故なら、兄からの電話は、いつも両親の急を知らせる嫌な連絡だからです。

「お父さんの血圧が下がって、危ないからお母さんに病院に来るようにと看護師さんから言われたそう」当時、父は長期入院をしており、1年以上療養生活を送っていました。母がほとんど毎日ヘルパーさんの力をお借りしてお見舞いに行っていました。日曜日だけは、そのお見舞いもお休みをしてたものの、土曜日に会った時は容体が急変するような兆候はひとつもなかったそうです。「○○○(私の名前)がもうすぐ帰ってくるからね」と言うと、嬉しそうにうなずいてくれたそうです。父は私だけを頼りに生きていました。

私は当時から看病をするために日本とブラジルを行ったり来たりする日々が続いていましたが、ずっと日本にいるわけにもいかず、ちょっとブラジルに戻って来ていた矢先の急変で、大変驚きました。その時ほど、ブラジルと日本が果てしなく遠く感じたことはありませんでした。結局、意識不明のまま、主治医が手を尽くして治療してくださったものの、午前3時35分に眠ったまま天国に召されました。享年79歳でした。

翌日、すぐにチケットの手配をし、いつものJAL047便にて12月2日に成田経由で大阪に帰りました。大阪に帰って、冷たくなった父と対面した時はさすがに号泣!会うまではとても信じることができませんでしたので。3日通夜、4日告別式と慌ただしく一連の行事を済ませました。悲しむ暇もないほど忙しく、無我夢中で雑用を片付けていたものの、ふと夜中にひとりになると、悲しくて悲しくてバスタオルを抱えてオイオイ泣いたものです。喪失感は救いようがないほどでした。私は父をとても愛していたのです。

父は、生前ありとあらゆる病気をしました。胃がん、肝硬変、腸閉塞、大腿骨骨折、急性肺炎、急性腸炎、血小板減少性紫斑病など、次々に降りかかる病に家族も共に闘っていました。私も年の半分以上は、父の看病のために帰国していました。私は小さい時から、父にとても可愛がられました。父は、仕事の関係上、旭川、札幌、新潟、米沢、仙台、銚子、千代田(東京)、藤沢、前橋、浜松、大阪、尼崎、岡山、鳥取、福岡、宮崎、鹿児島などを回った、典型的な転勤族でした。一生懸命働いて、人望もあり、周りの人から慕われる指導力のある人でした。私が小さい時は、何故家族4人なのに、こんなにたくさんの人がご飯を食べにくるんだろう?と疑問に思うほど、いつも多くの人が出入りしていました。

若い時からドライブが大好きで、前橋にいた時は、しょっちゅう軽井沢や赤城榛名浅間、草津温泉などに連れて行ってくれました。大変行動的な若々しい父でした。父の訃報を聞いて、もちろんとても悲しかったのですが、長い闘病生活だったので、痛みや苦しみから解放されることにほんの少しの安堵をおぼえたのも事実でした。家族を愛し、慈しんでくれた父には深く深く感謝しています。私の性格は父に似ていると言われます。竹を割ったようなさっぱりした男気のある父のDNAを受け継いでいるので、ちょっと男まさりなのかもしれません。

今頃、母との~んびりお茶を(いやもしかしたらお酒かも!?)飲んで下界を見下ろして微笑んでいるかもしれません。お父さん、お母さんをよろしくね。両親の仲の良さがいまでもはっきり目に浮かんできます。その後2年も経たないうちに、最愛の母も亡くしてしまいました。両親が生きているうちに親孝行ができたのだろうか、感謝の気持ちを表すことができたのだろうか?未だに自問自答しています。
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あの日の鳥の声は、きっと父の「さようなら」という声だったのかな?地球の裏側にいる娘に自分の旅立ちを知らせてくれたのでしょうね。最近になってそう思えるようになりました。

by beijaflorspbr | 2007-11-29 03:58 | 両親を想う | Trackback | Comments(3)
2007年 11月 27日

Turmalina Paraiba

f0146587_0454364.jpg他に類を見ないこの美しいブルーグリーンの輝きは、トルマリンに銅が混ざることによって生まれる偶然の産物だ。トルマリンパライバの歴史は意外にも浅い。f0146587_1562538.jpg
1981年、鉱夫エイトールバルボーサが、パライバ州、サンジョゼ・ダ・バタリャにある、ブラジル国内でももっとも貧しくて小さな山脈で、ペグマタイト層をパートナーと共に採掘したことに始まる。鉱夫バルボーザは、この「全く新しい石」に運命的な出会いを感じた。Barbosaは、単なる宝石採掘人ではなかった。彼は、パライバの丘の下のどこかに、今までとまるっきり違う何かが隠されていると確信していた。バルボーザは、古い廃坑で最初の発掘を始めた。固い土に穴がいくつも開けられたが結果は出なかった。f0146587_1565449.jpgしかしながら最初の採掘から5年半後に、突然に立坑と通路の迷路で、トルマリンの存在を示す兆候を発見。最終的に1989年秋に、ひと握りの最も素晴らしいトルマリン結晶が多くの暗い通路の1つから日光の下へ持って来られた。これらの結晶は前に一度も夢にも見られたことがなかった空と海の色を混ぜたような美しい青色を示した。f0146587_2341592.jpg不幸にもパライバトルマリンの生みの親であるバルボーザは、病気のため、この場に立ち会うことができなかった。この原石は、彼がそれを見ることもなく売られてしまった。この発見が一般に知られた後に、最もセンセーショナルな物語が鉱山で起きた。それからの5年間で、長さ400m,幅200m、高さ60mの比較的小さな山脈は立坑とトンネルの仮想の蜂の巣に変わり、山はほとんど平らになるまで採り尽くされてしまった。 
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パライバトルマリンはクロムと銅という本来相反する物質が結びついたことにより偶然生まれた石なので、性質上これからも大量の産出は見込めない、希少性の高い石だ。 パライバトルマリン独特の、青色は、宇宙から見た地球の色とも形容され、人々を魅了してやまない。その後同種のものが隣州のリオグランデ・ド・ノルテ州からも産出されるようになり、これまで日本ではパライバ州のみならずブラジル産のものについてもパライバトルマリンと呼んでいるが、近年、アフリカのナイジェリアやモザンビークからも同種のものが産出されており、国際的にはこれらも含めてパライバトルマリンと称されるようになってきている。最後に、トルマリンパライバほど、出世した石が過去にあっただろうか。出始めの頃は、1カラットが何千円かで買えたものだった。私自身もコレクションとして「お遊びで」買ってみた時期があった。最後に買った石が、0,8カラットで12000円ほどだったのを覚えている。その石はもちろん手元にない。今私の在庫は空っぽになっていしまっている。先見の明がないといわれたらそれまでだ。しかし、「たかが」トルマリンに何百万円、何千万円も払う価値が本当にあるものなのだろうか。負け犬の遠吠えに聞こえるが、、私は「トルマリン」にそんなにお金は払うべきではないと思う。あくまでも個人的見解なので、あしからずご了承頂きたい。
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家が買えるほどのトルマリン・パライバ(いつも特別な場所にしまわれているそうだ)!

by beijaflorspbr | 2007-11-27 02:13 | Jewelly | Trackback
2007年 11月 23日

自然石の魅力

去年あたりからゴツンゴツンした自然石に惹かれています。「インクルージョン」と呼ばれる天然の傷さえも自然の証なので、石によって独特の個性を醸し出し、それもまた魅力のひとつです。キラキラ光る石もまた価値があって有難くて良いのですが、土からそのまま出てきて簡単に磨いたような石にも、尊い命が宿っているのだと思わされます。

アクアマリン
本当の原石の色は何と薄いグリーンなのです。それに熱処理をしてブルーに変え、エンハンスメントと言われる合法の処理を施し、石に輝きと美しい色と輝きを与えるので、美しいブルーになります。
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紅水晶(ピンククォーツ
これはご存じ、水晶系の仲間で、淡くて優しいピンク色が美しく優しい石です。
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針水晶(ルチルクォーツ
これも水晶系の石で、石の間に自然の悪戯で植物が入りこんだものです。植物のいたずらで、思いがけず美しい模様を編み出します。ひとつひとつ全部違う顔を持つ石でなかなか楽しいですね。
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3点とも鎖や革ひもで首に下げることができるように加工済みです(台座はK18WG)。ところで、自然石と合成石の見分け方をご存知ですか?本物であれば、どんなに小さな石もひんやりと冷たいのです。身近な石にそっと触れてみてください。石にはそれぞれ強いパワーがあるので、撫でまわしているうちに何だかよい気持ちになってきませんか?・・・・・私だけかしら?(笑)

by beijaflorspbr | 2007-11-23 19:57 | Jewelly | Trackback