ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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カテゴリ:病気( 11 )


2017年 06月 06日

胆嚢摘出手術⑥入院6日目 退院

入院最終日の6日目、手術後5日目の朝を迎えました。自分でもビックリするくらい熟睡でき、頭はスッキリしていました。ついでに言えば、お腹もスッキリしました(笑)入院期間中ずっとお天気に恵まれ、当たり前のようにこんな青空を仰ぎ、夕方には美しい夕陽を見つめゆっくりベッドで休むという日々は、大変恵まれたものでした。世の中には、病気に罹っても思うような治療を受けられない人もたくさんいる中で、こんなに患者として大切にされて療養生活を送ることが出来ることに感謝しないといけないなあ、と思いました。同室の皆さまもお目覚めで、挨拶を交わしました。
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午前7時過ぎ、今日は看護助手さんが笑顔で朝食を持って来てくださいました。再びのパン登場、本当に嬉しい。でもオレンジとミルクってお腹にどうなんだろう?と一瞬考えましたが、「飛行機じゃないからいいか!」ってことで、両方をちゃんと頂きました。
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談話室でNHKのアサイチを観ていると、お料理番組が始まりました。フレンチシェフのドミニク・ブシェさんによる即興料理ということで、夢中になって観続けていると、主治医のM先生が「ちょっと傷口診ましょうか?」とわざわざ呼びに来てくださいました(恥)「傷口は綺麗ですから安心してくださいね。次の診察日は10日後です、それまで何かあったらいつでも言ってきてくださいね」と優しく言ってくださいました。その後、診察前の従弟のKちゃんも病棟に上がってきてくれて「良かったね、今日退院でしょ。おめでとう!」と顔を見せてくれました。同室の方々は皆さんリハビリに行かれたので、私一人が残って黙々と退院準備をしていました。
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その後管理栄養士さんが来られて、栄養指導がありました。脂っこいものや刺激物は当分控えてくださいね!と仰いました。「そのうち体が慣れるので大丈夫だとは思いますが…」と。胆嚢を取ってしまったので、消化が悪くなり、脂っこいものを食べると下痢をしやすくなるそうです。当分脂ものは控えることにします。
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6日間を過ごしたささやかな私だけの世界、病院のベッドは本当に良く眠れました。テレビを観る必要が全くないほど、スマホやiPadが活躍してくれました。クラッシックを始め、ボサノバや嵐くんたちの楽曲も体調に合わせて存分に楽しみました。itunesやSpotifyでダウンロードした好みの楽曲を代わる代わる聴いて随分癒されました。
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左肩の痛みを軽減するためにたくさんの枕を看護師さんが持ってきてくださいました。腕をだらん~と伸ばすと、肩の痛みが軽減され、本当に良く眠れるので助かりました。頭の角度は16℃がちょうど良い高さ、と悟ったのは退院日(笑)
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皆さんがリハビリを終えてお部屋に帰って来られた頃、最後の昼食が配られました。最後まで美味しかったなあ~♪幸せです!お昼過ぎにパトちゃんがお迎えに来てくれたので、会計を済ませ、同室の方やお世話になった看護師さんにお礼を言って無事退院しました。
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下に下りると、結構日差しが強くてちょっと驚きました。
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パトちゃんがまだ食事をしていないとのことでしたので、コンビニでお弁当を買って食べさせました。私が一番食べちゃいけないトンカツ弁当を美味しそうに…。
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6日間大変お世話になりました。また手術を伴うような病気をしたら、この〇〇病院にお世話になりたいと思いました。地域医療を担う総合病院の役割はとても重要なのだと思いました。次は秋の人間ドックでお世話になります!
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病院のシャトルバスで自宅のすぐ近くまで送って頂きました。無事に手術も終わり、退院することが出来て安心しました。サンパウロに電話をすると、とても心配していたようでした。「日本は何もかも安心でいいね」とトリオさんも手術の成功を喜んでくれました。長い長い面白くもない私の入院日記にお付き合い頂き、ありがとうございました。これからも健康に留意し、体を鍛えつつ出来るだけ長生きすることを神様に誓います(*^_^*)エヘヘ…。

by beijaflorspbr | 2017-06-06 17:58 | 病気 | Trackback
2017年 06月 05日

胆嚢摘出手術⑤入院5日目 疲れるまで歩き回る

しつこく入院日記を続けさせて頂いております。入院5日目、手術後4日目の朝を迎えました。誰よりも早く体を起こし、部屋中のカーテンを開け放って空気の入れ替えをしました。この日は日曜日、極端にスタッフが減ってしまい、とても静かです。看護師さんによる朝一番の検温・血圧測定はいつも通り。
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日曜日で看護助手さんがおられないため、看護師さんが朝食を持って来てくださいました。わあ!パンだーーー(^_^)/パンだ、パンだ!!踊り出したくなるくらい嬉しい(笑)しっかり温められたフワフワのパンも嬉しいし、便秘がちのお腹に牛乳はもっと嬉しい。これで熱々のブラックコーヒーがあるともっと良いのになあ。。。でも贅沢は言えません。ここは病院ですもの。
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今日は日曜日だからお医者様の回診もないよね~と油断していたら、午前10時過ぎに先生が来られて傷口を診てくださいました。「うん、うん順調!もう大丈夫。安心してくださいね」と。「先生、今日は日曜日なのにお仕事ですか?」と訊くと「他にもたくさん患者さんがいるからねえ、、。」医者って本当に大変!そうこうしていると、あっという間に昼食時間です。おおお!漸く白ご飯に戻った!一つ一つ前進しているようで、嬉しくなって食事を平らげました。奥のモズクがサッパリして一番美味しかった!
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食後、少しだけ下のコンビニに下りて、Wi-Fiをキャッチしてメールチェックなどをしました。もちろん、食後のコーヒーも…。部屋に戻ると、さすがに皆さんお疲れのようで、ぐっすり休んでおられたので、リハビリを兼ねてお散歩することにしました。この7階病棟は東病棟と西病棟に分かれています。東は内科、西は整形外科です。私は西なので、夕日は見られるけれど、朝日は遠すぎて見に行けないという事情がありました。この日は、病院スタッフもお見舞いの家族も少な目で静か。思い切って東病棟まで足を延ばしたのには訳がありました。
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この東病棟715号室こそ、私の大切な母の終焉の地だったのです。11年前の9月23日未明に、私の母は厳しい病気と最期まで闘いながら、静かに息を引き取りました。廊下を歩きながら、その当時のことを鮮明に思い出し、感情がぐっとこみ上げて堪えることが出来ませんでした。あの当時は、毎日この病棟に来るのが怖くて怖くて仕方がありませんでした。毎日「今日も母が命を繋いでくれていますように・・・」祈りながらエレベーターを降りたものです。母の個室に名前があるのを確認して、いつもホッと胸を撫で下ろしたものでした。
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歩きながら思いが溢れて困りました。入院している西病棟に戻った時、完全に取り乱しているようでした。
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沈みゆく夕日を見つめながら、ベッドに入ってしばし泣いていました。何十年経とうと、母を思う気持ちは全く変わりません。願わくは母にもう一度会いたい!
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この日はお見舞いに誰も来なかったので、本当に静かでした。夕方6時に夕食が配られました。お魚もサラダも大変美味しく頂きました。この病院の食事は、本当に美味しいです。
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病院最後の夜、いつもよりもたくさんたくさん同室の方とお話しました。私の真ん前に入院されている方は、度重なる手術にも良く耐え、リハビリに命を懸けて頑張っておられました。前向きな姿にたくさん勇気を頂きました。お知り合いになることが出来て良かったです。静かに週末が過ぎ、明日は月曜日、いよいよ退院日です。帰りたいような帰りたくないような複雑な気分。でも傷口はほぼ良くなったので、後は日にち薬で快復するしかありませんね。この日もたくさんお喋りをしたせいか、歩き過ぎたせいか、疲れ果てて午後9時少し前にはぐっすり眠ってしまったようです。

by beijaflorspbr | 2017-06-05 23:04 | 病気 | Trackback
2017年 06月 04日

胆嚢摘出手術④入院4日目 ほぼ回復したものの…

入院して4日目、手術後3日目は前日とは打って変わって元気になっていました。お腹の傷は痛むものの、ほぼ一日中ベッドで寝ることもなく、見舞客用のパイプ椅子に座って、スマフォやiPadでネットを楽しんだり、談話室からお借りしてきた医師の鎌田實先生著書の「がんばらない!」を読んだりして時間を過ごしていました。この日の朝食は少しだけ出世して7分粥(軟菜食)。軟菜とは言え、歯ごたえのあるリンゴや、高級料亭で出されるような美味しい出汁巻卵に感動しました。でも向こうのおばあちゃんは、「固い!!食べられへんわ。。」と文句を言っていました。全ての人に食の好みを合わせるのは大変なことです。
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この日主治医の回診で驚いたのは、手術跡に貼ってあった綿と透明絆創膏をビリっと剥がしてしまったことです。「これでもう大丈夫です。傷跡も綺麗ですね。」「先生、消毒をしたり薬を塗ったりしなくても良いのですか?」と訊くと「そうですね、シャワーでじゃぶじゃぶ洗って清潔に保ってくださいね」と仰いました。これでもういつ退院しても良いと言われたものの、土、日は家族が忙しくて来られないのと、結構入院生活そのものが気に入ってしまったので、週明けの月曜日に退院することに決めました。月曜日は家族の仕事がお昼過ぎまであるので、昼食を頂いてから退院ということに決めました。
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朝食から昼食までは、同室の皆さんがリハビリに行ったり、検査を受けたりして少し慌ただしくされていましたが、もう治っちゃった私は(笑)暇で、ただ食事が来るのを楽しみに待っていました。まさに上げ膳据え膳の有難さ…。朝食の7分粥から全粥に出世しました!どんどんグレードアップしていく嬉しさ。歯ごたえのないお粥は辛いもの。
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全粥には予めデパ地下で買った海老とじゃこのふりかけを掛けて味の変化を付けました。
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色々親しくお話をした直ぐお隣の優しいおばあちゃんは、お昼過ぎに退院して行かれました。家に帰っても一人暮らしだから不安でしょうがないと言っていました。4月末に肋骨を折って1か月間入院していたそうです。最近は長期間病院に居られないシステムで、直ぐに追い出されるのよ、と愚痴っていました。おばあちゃんが退院してしまうと、お部屋が急に明るく広くなりました。
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この日の午後は、パトちゃんがずっと一緒にいてくれました。下のコンビニで買ってきたお寿司を美味しそうに食べていました。その後、アイスクリームやコーヒーを楽しみました。
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午後5時過ぎに用事があるからと帰ってしまったので、夕食までゆっくりシャワーを浴びたり本を読み、静かに過ごしていました。夕食はまだお粥のままでしたが、少しだけ歯応えのあるものが出されました。「スパニッシュオムレツ」とメニューに書かれていたので、どんなものが出るかと楽しみにしていたら…(^_^;)牛肉と野菜の煮付けが「固い!」とまた奥のおばあちゃんが文句を言っていました(笑)病院食は、意外に油やマヨネーズなども使われており、献立のヒントをたくさんもらいました。
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この日も朝から夜まで何度も何度も救急車が病院に入ってきました。
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食事後はいつものメンバーで夕陽の撮影会。「夕陽ってね、沈んだ後2-3分が一番綺麗なんですってね」ああ、確かに…。
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夜も同室の方たちとお喋りを楽しみ、検温が終わって午後8時半にはカーテンを全部閉めて寝る体制に入りました。
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この日はお昼寝をしなかったし、動き回っていたのにも関わらず、深夜0時過ぎまでバタンバタンと寝返りを打って暴れて(!?)いました。手術後便秘気味になっていたため、胃が重苦しくて少し苦しみました。その夜下剤を飲んだせいか、不安で寝られなかったせいもあったかもしれません。漸く眠りに就くともう朝の6時、起床時間になっていました。何時間くらい眠れたんだろう?まあいいや、病院での仕事と言えば寝ることくらいだもんね、なんて開き直っていました。皆さまはきっと退屈でしょうが、もう少しだけ入院日記を続けさせて頂きますね。不思議なことに、入院中に退屈だとか外に出たいなどと思ったことは一度もありませんでした。病院内は空調も良く効いており、看護師さんの目も行き届いており、静かで本当に快適でした。


by beijaflorspbr | 2017-06-04 21:31 | 病気 | Trackback
2017年 06月 03日

胆嚢摘出手術③入院3日目

手術の翌日は回復室で目覚めました。午前9時過ぎに主治医の回診があり「もう大丈夫、病室に帰っても良いですよ」とお許しが出たので、全てのモニターや機械を外して病衣に着替えました(それまではボタン式の術衣を着せられていた)。約20時間ぶりに体を起こしてみましたが、特にふらつきもなかったので、点滴の棒を持って歩いて病室に戻りました。知り合ったばかりの同室の皆さんが、「お帰りなさい、お疲れさまでした」と声を掛けてくださいました。点滴はその日の午後2時で終わりということでしたが、昼食から食事が始まりました。まずは5分粥から。歯ごたえのないトロトロのお粥、コーンスープ、豆腐の餡掛け、挽肉ベースの野菜の煮込みなどでしたが、さすがに食欲がなく、かなり残しました。
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午後3時に水羊羹のおやつ、ちょっと嬉しい。そして2日ぶりにシャワーを浴びました。これは気持ちが良かったですねえ。
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この日は念の為、ベッドに横たわったまま静養していましたが、より速い回復を目指して、何度か遠くのトイレに行きがてら、訓練を兼ねてしっかり歩きました。どうしても傷を庇うあまり猫背気味になってしまいますが、手術翌日なので仕方がないのかもしれません。看護師さんからは「良く歩いて偉いですね」と褒められました。楽しみな夕食は、5分粥は変わらないものの、大好きなお魚(鮭)のホイル焼きが出たので嬉しくなってしまいました。切り干し大根や黒豆などを見ていると、もう一度お正月がきたような気分でした。飛行機でもそうですが、入院中も唯一の楽しみが食事なんだとこの時実感しました。
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味が濃い目でとっても美味しかった鮭のホイル焼き
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食事が終わった頃、西側の窓際まで歩いて行き、毎日沈みゆく夕陽を他の入院中の方々と一緒に見て感動を分かち合いました。
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この日は痛み止めの薬が効いたのか、午後8時から翌朝までぐっすり眠れました。明日は今日よりもう少し痛みが和らぎますように!神様にお願いしました。この日も主治医のM先生が2回も回診に来てくださいました。行き届いた治療と看護が完璧に行われ、色々な気付きもあり大変勉強になりました。

by beijaflorspbr | 2017-06-03 21:47 | 病気 | Trackback | Comments(2)
2017年 06月 02日

胆嚢摘出手術②入院二日目 手術当日

夜の9時から目が腐りそうなほどよーく眠って、目覚めたのが午前5時半。何という健康的な生活か!カーテンの向こうは既に明るくなっており、お隣のおばあちゃんが全てのカーテンを開け始めるシャッシャッという音で目覚めました。
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6時過ぎ、担当看護師さんが回ってきて、検温・血圧測定・酸素測定の後、「昨晩は眠れましたか?今日は手術ですね、頑張りましょうね」と優しく声を掛けてくださいました。彼女たちが一晩中走り回っていたのを知っていたので、看護師さんのお仕事って大変だなあ~としみじみ実感しました。整形外科病棟は、体が不自由な患者さんばかりで、体を起こすのを手伝い、洗面を手伝い、ベッド回りに戻すのも全て看護師さんの手助けが必要なので、何度も何度も病室に走ってきます。これを見ただけで、今後足だけは鍛えないと、年を取って困るなあ~としみじみ思いました。車にばかり乗って楽をしていると筋力が弱り、年老いて本当に歩けなくなってしまうかもしれないので、今実行している公共交通機関を使って、自分の脚でしっかり歩くこと。これは今後も絶対に実行しなくてはならないことだと、自分に言い聞かせました。病院では朝7時から朝食です。絶食中の私に、同室の方が気を遣って「(私たちだけ食べて)ごめんなさいね」なんて言うものだから、遠慮して談話室でテレビを観ることにしました。
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今日も晴天、こんな眺めに癒されます。低層階の庭園には、お野菜なども植えられているそうです。車椅子の入院患者さんがお散歩しているのをよく見かけました。それと、ここは救急指定病院のため、救急車も良く見かけました。とにかくあまり暑くならない時期に帰国して本当に良かった!
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お昼過ぎに酸素ボンベがベッドにセットされました。あーいよいよだなあ。。。午後1時過ぎにパトちゃんが手術の付き添いのため、来てくれました。
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手術は午後2時から少し遅れること15分に、看護師さんに付き添われて自ら歩いて手術室に行きました。最近、医療ドラマの「ドクターX」や「A LIFE~愛しき人~」などで目にした手術室がリアルで目に入り、意味なく「おお、皆本物だぁ~ドラマみたい」などと妙に興奮しておりました(笑)既に手術室には複数のスタッフの方々が待機していました。手術台に上がり、担当看護師さんに「左肩の件、宜しくお願いします(予め自己申告をして、肩が痛まないように調整してくれるようお願いしていたため)」というと、ちゃんと肩から腕にかけて、痛くないように微調整してくださいました。麻酔医が左手の甲に点滴をする際「あれ?これは犬に噛まれた跡なの?」「はい、ウチの犬猛犬で・・・」「犬種はなに?」「ゴールデンなんです・・・」「あらまあ!ゴールデンは大人しいかと思っていた」等と言う世間話に回りもクスクス笑っていました。その後、マスクを当てられて「大きく息を吸ってください・・・」と言われた後は、全く意識なし。。。
意識が戻ったのは術後1時間後くらいだったか、ドラマの(笑)「1,2の3」で体をベッドに移される時、麻酔が効いているはずなのに、圧迫された左肩が痛くて「肩が痛い・・・肩が痛い・・・」と意味なく叫んでいた自分の声がはっきり聞こえました。戻ってきたのは、入院している7階西病棟の回復室でした。この病院にはHCUという高度治療室もありますが、私の場合は病棟のナースステーション脇にある回復室で良かったようです。頭がボーっとしているところに、パトちゃんが入ってきて「ママ、良かったね、手術は成功したって。先生が図を書いて説明してくださったよ」笑顔でこちらを見守ってくれていました。「あなた暗くなるから早く家に帰りなさい。おやつは食べたの?」「うん、アイスクリームを頂きました」パトちゃんが部屋から出て行った後、この病院で医師をしている従弟のKちゃんも心配して様子を見にきてくれました。私が「ねえねえKちゃん、コレステロール性胆石を取っちゃったんだから、もうコレステロール値は上がらないのかねえ」とのんびり訊くと「さあ、どうかねえ。専門外だから分かんない」ですって!(-"-)「とにかく手術が無事に終わったから良かったね!」と優しく声を掛けてくれました、有難いな。看護師さんは1時間おきに血圧・体温・酸素量の測定にきてくださり、「気分は悪くないですか?いつでも呼んで下さいね」と親切に見守ってくださいました。モニターの音が煩かったのと、両脚にポンプのようなものを付けられ、血栓予防をしてくれている機械音が意外に煩わしかったかな。何しろ腕を動かすとピーピーアラーム音が鳴るので、腕も動かせないと言う状況。肝心なお臍1か所の傷はほとんど傷まず、痛いのは左肩だけという珍現象で一晩過ごしました。ただ肩の痛みも、枕やタオルを当てがってくださり、痛みが軽減しました。その日回復室にいたのは私一人だったので、部屋の温度も自由に申し出て「暑すぎる」「寒すぎる」とちょっと我儘を言って看護師さんに笑われました。入って来る度に時間を訊ね、乾ききった口を綿棒で湿らせてもらい、酸素から水分を胸いっぱい吸収しながら一晩を過ごしました。酸素が美味しいと思ったのは生まれて初めてのことでした。手術を受けたばかりというのに、本当に良く眠れ、朝はスッキリ目覚めました。手術を執刀してくださった主治医のM先生が術後、夜、深夜、早朝と何度も様子を見に来てくださり、「順調ですから安心して休んでくださいね」と声を掛けてくださり、言葉通り0時を過ぎた頃からは看護師さんの巡回が3時間起きになりましたが、全てを確認した後「OKで~す」と元気良く言ってくれるので、心から安心してベッドに横たわっていました。あの13年前の直腸がんで開腹手術を受けた時の管だらけの厳しかった状況と比べると、雲泥の差でした。胆石が暴れて総胆管などに詰まる前に、思い切って手術を受けて本当に良かったと思いました。
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*手術時間は約2時間、腹腔鏡による1か所孔を空けただけの手術でした。胆嚢内にあった胆石1個が2,5センチと大きく、お臍下2センチを切って胆嚢を取り出したそうです。自分で臍周りを触ってみると、所々固い部分があったものの、日に日に気にならなくなりました。開腹手術に比べ、ダメージが少ない腹腔鏡はとても楽でした。もし私と同じ症状で迷っている方がいらっしゃいましたら、安心を得るためにも手術を受けることをお勧めします。


by beijaflorspbr | 2017-06-02 20:38 | 病気 | Trackback
2017年 05月 30日

胆嚢摘出手術①診察~入院一日目

今日からちょっと退屈かもしれませんが、今回の入院~手術に至った経緯をブログ上に備忘録として書かせて頂きたいと思います。

【サンパウロ出発】5月7日(日)午後10時25分
【成田到着】   5月9日(火)午後2時30分
【大阪到着】   5月10日(水)午後8時30分
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【第一回目予約診察日】 5月15日(月)午前10時
主治医による診察(触診あり)を受ける。主治医の説明によると、胆嚢の中に大きな胆石3個を認めることが出来る。一番大きい石は2,5センチ大。胆石や砂状のものをそのまま放置すると、総胆管に石や砂が詰まった時に激しい痛みを伴い、大変苦しむことになる。あなたのケースは、胆嚢摘出することをお勧めする。尚、術式は「単孔式腹腔鏡下術」によって行い、麻酔~手術~覚醒まで約2時間を要する。診察後、血液、尿、心電図、レントゲン検査をし、治療計画を立て入院予約をする。
【入院】 
5月17日(水)午前9時にゆかちゃん号に乗せてもらい、荷物を持って病院へ。入退院フロントで受け付けを済ませ、7階西整形外科病棟53号室に入院。病室はゆったりした4人部屋だが、窓側には既に人が入っており、廊下側でちょっと残念。
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目に入る光景は廊下・・・なので、視線に入らぬようカーテンで調整した。真ん前がナースステーションなので、ちょっと慌ただしいがすぐに慣れた。トイレは各病室の間に設置されているので、トイレ待ちで我慢をしたことは一度もなかった。ナースは整形外科病棟だけあり、かなり若い方が多かった。常にナースコールが賑やかに鳴り響き、バタバタと慌ただしく行動するナースの姿にちょっと感動した。病院内は掃除が隅々まで行き届いており、看護助手の方も皆心優しい方々ばかり。
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【術前にすること】
手術室に行き、麻酔の流れのDVDを視聴した後、麻酔医の診察を受ける。手術室の看護師さんが、詳細を説明してくれる。心電図検査で引っかかったため、心エコー検査を受ける。
【手術前日の食事】
《昼食→普通食》
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《夕食→普通食》
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*食事は薄味ながら、大変美味しかった。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま丁寧に供される。
【術前午後10時より絶食】
食事や水の代わりに飲まなければいけない飲料が配られた。ポカリスエットのような味。翌朝の10時までに飲み切るよう言われたが、飲みにくく美味しくない!!
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病院は夜9時就寝、翌日は午後から手術、少し不安だったが、余程疲れていたせいか、驚くほどグッスリ眠れた。この時点で帰国後僅か8日目だった。


by beijaflorspbr | 2017-05-30 22:52 | 病気 | Trackback
2017年 05月 26日

体調すこぶる悪し…

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美しい中之島公園の薔薇の画像とは裏腹に、不調の日が続いています。退院して今日で4日、手術後の傷は日に日に回復して良くなってはいるものの、食事がほぼ摂れません。少し食べると吐き気がし、お腹の調子もすこぶる悪く、困っています。病院ではあんなに美味しく3食を完食出来ていたのに、家に戻ったらさっぱり受け付けずダメです。唯一スルスル入るのがフルーツですが、毎日フルーツだけという訳にはいきませんものね。この調子で痩せられるといいなあ〜などと思ってはいますが、やつれてしまうかも知れず、ちょっと怖いくらいです。来週主治医の診察があるので、色々聞きたいことが山のようにあります。この界隈、外を歩けば揚げ物、丼もの、ラーメン、天ぷら、ハンバーグ、カレー屋さんのお店が林立していますが、それらの表示を見ただけでもう胸がいっぱいで、一人で「無理無理(/ _ ; )」と活字からも逃げ出したい辛い状況です。早く元気にならなくちゃいけないのに…。という訳で今日は中途半端な記事ですみません。エキサイトメールやコメントのお返事も、もうちょっとだけお待ちくださいませ。肩のリハビリには、ほぼ毎日のように通っています。今日は診療所まで往復50分歩きました。リハビリの先生からは「あなたは多分今ウチに通っている患者さんの中で、最も症状が重い」と変な太鼓判を押されてしまったくらいなので、簡単に治るとは思えません。でも希望は捨てず、祈りましょう。早く両方良くなあれ‼︎

by beijaflorspbr | 2017-05-26 20:19 | 病気 | Trackback | Comments(4)
2017年 05月 21日

いよいよ明日は退院

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入院5日目、痛みも徐々に治り元気を取り戻しつつあります。先ほど外科の主治医の先生が来られて、お臍に詰めていた綿と絆創膏を取ってくださいました。これでいつでもお風呂にドボンと入ってもいいよ、と仰いました。「随分簡単でしたねえ、」と言うと「腹腔鏡の手術の回復は速いですよ」と笑っておられました。流石ゴッドハンド!明日退院します。ご心配を頂いた皆さま、ありがとうございます。帰宅後、ゆっくりブログを書かせて頂きます。


by beijaflorspbr | 2017-05-21 12:49 | 病気 | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 20日

入院4日目はハッピー

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予定通り17日に入院し、翌日の午後2時から手術を受けました。約2時間で無事に終わり、回復室で一晩過ごした後、病室に戻りました。食事もお粥ですが、美味しく頂いています。整形外科病棟なので、深刻な病気を抱えている方ばかりですが、前向きな姿勢に励まされます。月曜日まで、ゆっくり病院で休養させて頂きます。外は毎日良いお天気、壮大な眺めに癒されています。信頼できる素晴らしい主治医の先生と手厚い看護スタッフに感謝!


by beijaflorspbr | 2017-05-20 09:56 | 病気 | Trackback | Comments(6)
2017年 05月 16日

13年ぶりの入院&手術

帰国前から計画していた通り、今週の月曜日に地元の総合病院に行き、外科担当医師の診察を受けてきました。今回の胆嚢を取る手術の方法や時間、予想される合併症などの説明も詳しく受けました。手術の内容は「単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術」です。初対面でしたが、とても信頼できる先生で、安心して手術を受けられそうです。私と前後して、その先生の診察室から出てくる患者さんは、100%入院→手術を受ける模様で、同じような説明を飽きることなく丁寧に説明する看護師さんには感心してしまいました。外科はそういった患者さんばかりなのでしょうね。13年ぶりに外科に入院することになって、ちょっと楽しみでもあります(変人か!?)前回は深刻な病いのため開腹手術だったので、当然症状も重く、3週間も入院をしたことを思えば今回は3日目くらいで退院できるようなので、ちょっと楽観しています。
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健康状態は長旅の疲れもなく、まあ良好なので、あっという間に傷が回復して元気になりそうな予感がします。17日(水)午前中に入院、18日(木)に手術を受けます。今回は腹腔鏡による手術なので、所要時間は約1時間半(麻酔~手術~醒めるまで)と聞いています。与えられた運命に逆らわず、全てを素直に受け入れ、先生を信頼し手術を成功に導き、前向きに闘病生活を楽しみたいと思っています。応援して頂けましたら嬉しいです。いつもハチドリブログにお越しいただき、ありがとうございます。


by beijaflorspbr | 2017-05-16 20:38 | 病気 | Trackback | Comments(4)