ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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カテゴリ:サンパウロ生活情報( 411 )


2017年 10月 13日

ブラジルあるある(冷蔵庫の故障に思う)

5年前に冷蔵庫に関するこんな記事を書きました。僅か5年前の冷蔵庫なのに、ある日突然冷えなくなってしまいました。我が家にとっては比較的まだ新しいはずなのにモーターが作動しません。そこで、コンセントを抜いてしばらく様子をみました。
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中に入っていたものを整理し、残り2台の小型冷蔵庫へお引越し。階段の上り下りで筋肉痛にもなりました。日ごろの運動不足を猛省し、何でもかんでも詰め込んでいた自分を反省する機会になりました。「冷蔵庫ちゃん、よく壊れてくれたねえ!」すっきり片付いた冷蔵庫と冷凍庫を眺めては自己満足に浸っておりました。コンセントを抜いて、引き出しや付属品を全部外して大掃除、Brastempのサポートセンターの電話番号まで調べて、いつでも修理してもらえるように準備万端。トリオさんはその間、壊れた冷蔵庫の周りに布を敷き詰めて出てきた水分を絞って絞って…という作業を何十回も繰り返していました。私は見ていただけ…( ゚Д゚)1週間ほど「なんでこんなに水分が出るんだ?」などとブツブツ言いながらもトリオさんは黙って出続ける水分を絞り続けていました。そして、すっかり水分が抜けた頃、恐る恐るコンセントを入れてみました。すると、見事に冷蔵庫は復活し、元の冷え冷え状態に戻りました。電源を入れたまま丸2日様子を見て、特に異常がなかったので、少しずつまた食品のお引越しを始めています。「壊れた」⇒「即修理を依頼」と早まらなくて本当に良かったです。きっと内部モーターにびっしり氷が貼り付いていたのかもしれません。「ブラジルではね、自分で色々やってみてダメだったら最後に修理を頼むんだよ」と。な~るへそ。今でもブラジルでは霜取りをしなくてはいけない冷凍冷蔵庫が普通に売られています。日本に比べると、どれだけ遅れているの?と言いたくなるブラジルの電化製品。でも騙し騙し使っている我が家の電気製品たちは、洗濯機⇒20年、乾燥機⇒驚きの38年(*_*)下の冷蔵庫⇒30年、予備の冷蔵庫⇒25年と長年活躍してくれています。おまけに言えば、日本から持って来た炊飯器、トースター、鉄板、ドライヤーなどは何一つ壊れていません。PCは10年おきくらいに買い替えていますが、他のプリンターなども元気で動いてくれています。「物持ちがいい」なんて昔の人は言いましたが、やはり物は限界まで大切にしたいものです。因みに、電気代は家の規模から言っても7,000円前後と、そんなに高くはありません。先月の水道代は驚異の850円でした(笑)ブラジルにお住まいの皆さま、例え電化製品が故障をした場合でも、直ぐに修理を頼まないで自分で出来ることを試してみてください。もしかしたら、意外な解決方法が見つかるかもしれません。
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冷蔵庫が無事直ったお祝いに、調子に乗ってスーパーSanta Luziaでたくさん食品を買い込んできました。お肉売り場では散々迷った末、ハンバーグを買ってみました。鉄板に残り野菜やらウィンナーなど色々なものを雑多に乗っけて焼くと、あら不思議レストランで食べるようなお味で楽しめました。意外なことに、少食なトリオさんもこの日ばかりはガッツリ食べていました。良かった〜。
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これじゃあ「食べる量を減らせよ!」と言われちゃいますね。これは午後3時に食べたので、昼夜兼用とささやかな言い訳。我が家の冷蔵庫、バンザイ\(^o^)/

by beijaflorspbr | 2017-10-13 18:00 | サンパウロ生活情報 | Trackback
2017年 09月 15日

バスでコンゴニャス空港~グァルーリョス空港へ

約1か月前のことですが、この日は日本からのお客さまをお迎えするため、自宅付近から国内線専用のコンゴニャス空港まで路線バスでやってきました。
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1階がシャトルバス乗り場になっており、LATAM,GOL,AZULなどの各航空会社が、乗り継ぎチケットを所持している人のみ、コンゴニャス空港とグァルーリョス国際空港間の無料シャトルバスを提供しています。バスは時間が決まっていないようで、ほぼ満席になったらその都度出発していました。
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私は航空チケットを持っていない一般客なので、Airport Bus Serviceのカウンターで午後3時発の有償チケットを購入。コンゴニャス→グァルーリョスはノンストップでR$48.80(約1,700円)。往復で買うと割引料金が適応されます。運行時間は約70分だそうですが…。
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渋滞のせいか、エアポートバスは既に10分遅れで到着しました。たくさんのお客さんが降りてきました。それと入れ替わりで我々が乗り込むと直ぐに出発。
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ガラガラでコンゴニャス空港を出発したのは、午後3時15分過ぎ。
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あ~あ、南部と北部を結ぶ幹線道路の23 de Maio大通りはこの大渋滞…。もうサンパウロの慢性的な渋滞は日常茶飯事なので、全く予定が立ちません。もう30分早く出たら良かった、と反省しました。
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あまりのノロノロ運転にイライラするというよりは、疲れが出たのか、眠たくなってウッツラウッツラしてしまいました。目を開けると、もうHotel Pullman São Paulo Guarulhos Airportまで来てしまいました。ここまで丁度1時間、思ったより速かった!!
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そろそろS様ご夫妻が乗られた飛行機が飛来するのでは?とカメラを構えていると…いきなり右手の空からゴーーーっと轟音を響かせながら巨大な飛行機EK261便が時刻通りに降りてきました。エミレーツ261便の使用機材は私が憧れるA380です。一度は乗ってみたい総二階建てのA380.どんなエンジン音がするんだろう?どんな乗り心地なんだろう?機内食は?サービスは?夢がどんどん膨らみます。私ってどれだけ飛行機好きなんでしょ~♪飛行機が大きければ大きいほど嬉しくなってしまいます。でも一番好きなのは何と言ってもBoeing747-400機なのですが。
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私たちの乗った空港シャトルバスは、第1(Azul)、第2(旧ターミナルで国内線と国際線の一部)、第3(ほとんどの国際線)ターミナルと順番に客を降ろして行きました。私は第3ターミナルで下車をして、予めお願いしていた日系運転手のまわたりさんと合流して、お客さまが出て来られるのをひたすら待ちました。
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午後5時過ぎにエミレーツの客室乗務員さんやお客さんがどんどん出て来られました。ロータリーの旗を持ったスポーツ関係の団体さんがおられたようで、ユニフォームを着たチームメンバーが出てくる度に大きな拍手と歓声が沸き、大いに盛り上がっていました。
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遅れること約2-30分で、Sさまご夫妻が少しお疲れのお顔をされて出て来られました。ようこそ、サンパウロへ…。長旅本当にお疲れさまでした。それを祝福するように、見事な夕日が沈んで行きました。
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荷物を車に積み、グァルーリョス空港を出発し、金曜日の大渋滞の中、約1時間半でサンパウロ市内のホテルに到着しました。
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無事にご到着されて、私もホッとしました。さあ、到着早々ですが、お夕飯はどうしましょうか?とお尋ねすると…
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「脂っこいものはちょっと、あっさりした和食が良いかな?」とのことで、思いついたのはお友達がやっている和食のお店。電話で予約をして、歩いてお店に向かいました。金曜日の夜だけあって街に繰り出している人多数で賑やかこの上なし。「活気がありますねえ!」「ええ、サンパウロは若者の街ですから」とご説明しました。


by beijaflorspbr | 2017-09-15 18:00 | サンパウロ生活情報
2017年 09月 10日

夢のメトロ-Linha 5-Lilás

9月6日(水)に、私の自宅からは一番身近なメトロ駅のLinha 5-Lilás[Alto da Boa Vista][Borba Gato][Brooklin]の3駅が開業しました。私の自宅から歩くとかなり時間はかかりますが、車で行けばほんの数分の距離です。今苦労をして同線を自家用車やバスで移動をしていることを思うと、まさに隔世の感があります。随分長く待たされましたから…とはいえ、全面開通には至っておりませんが。
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駅舎は、さすがに新しく出来たメトロ駅に相応しく、自然光を取り入れたモダンな造りです。
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リラース線は、まだ全面開通と言うわけではないので、2018年まで待たないといけませんが、希望への一歩と地元民である私は大変喜んでおります。しかしながら、現実的には自宅付近よりさらに南部のCampo Limpoなどへ行く用事は今のところ無く、行きたいのは未開通の[Campo Belo][Ibirapuera][Moema][Santa Cruz]方面なのですが…。サンタクルス駅からは、リベルダージやセントロ方面やパウリスタ方面へも地下鉄を乗り継いで自由に行くことが出来ます。何故このようにイライラが募っているのかと言うと、最初の公約では2014年のワールドカップまでに完成する予定だったこと、地下鉄工事に伴い自宅からセントロ方面への道路がいくつも遮断されており、万年渋滞を引き起こしていることなど、長年耐えがたい不便を強いられてきました。この5号線メトロ・リラースが全面開通してくれると、かなりサンパウロ市内を縦横無尽に動くことが出来るようになるかと思うと、少し希望が持てるような気がします。更に、Linha17-Ouroが開通すると、サンパウロ市南部の景色がこのように一変してしまうかもしれません。期待は膨らむばかりです。モノレールからの景色はさぞや…なんて思うと、高いところ大好きな私はもう居ても立ってもいられません(笑)
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未来図とはいえ、メトロとモノレールを乗り継いでコンゴニャス空港や、果ては遠くのグァルーリョス空港まで公共交通機関で移動できる日も来るのではないでしょうか。取り敢えず、メトロ・リラースの全面開通を日一日と首を長くして待っている私なのでありました。大都会サンパウロのインフラ整備の遅れは、そのまま経済成長にも繋がるもので深刻な問題です。大都市の東京や大阪や、果てはニューヨーク・ロンドン・パリのような世界の大都市と肩を並べられるくらい、発展を遂げてもらいたいものです。サンパウロ市、ガンバレ!!というかメトロを作っているのは、サンパウロ「州」のお仕事なのでした。 


by beijaflorspbr | 2017-09-10 18:00 | サンパウロ生活情報 | Trackback
2017年 08月 03日

メトロ・ヴィラマリアーナ駅で窃盗に遭う!!

今日の午前10時20分頃、メトロ・ヴィラマリアーナ駅のBilhete Unico(サンパウロのメトロ・バスで使えるICカード)をチャージする有人窓口に並び、バッグからお金を取り出そうと財布を手に取った瞬間、8-10歳くらいの黒人少年が全力疾走して急接近し、私の財布をサッとひったくって行きました。時間にしたら1-2秒、きっと前から目を付け狙われていたのでしょう。私もその瞬間は何があったかも良く分からなかったほど、ほんの一瞬の出来事でした。犯人の少年が走り出した瞬間、直ぐにメトロの警備員が気が付き、4-5人が全速力で追いかけたものの、捕まらず逃げられました。
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(この後方から全力疾走し、階段を2-3段跳びで逃げた。あの逃げ足の速さはオリンピック選手並みか!?)
犯人の遺留品はこれだけ。警備員がゴミ箱に捨てる前に写真を撮らせてもらいました。
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被害額は現金R$200.00(約7,000円)とクレジットカード1枚、自宅の鍵。先週娘に買ったパンツの引き換え券。クレジットカードは直ぐに銀行に行ってブロックしてもらったところ、不正使用された形跡はなし。再発行手続きをして、自宅にフラフラで戻ってきました。急にお腹が痛み出し、気分が悪いまま帰宅しました。きっとショックだったのでしょうね。不幸中の幸いだったのは私が怪我をしなかったこと、iPhoneや身分証明書、免許証、私のメトロ・バスのICカードを盗られなかったこと。それで自宅と連絡を取り、無事に自宅に帰って来られました。メトロの警備員さんがずっと親切に寄り添って心配してくれ、「何か届いたらあなたに直ぐに連絡するから…」と優しく慰めてくれました。「ブラジルはこんなことがないと本当に良い国なのに残念だね!」と私が警備員に言うと、「最近は(あいつらも)おとなしくしていたのに、どうしたんだろう?我々も警備体制を強化して気をつけるからね。どっち道、あなたの被害状況は、サンパウロのメトロ網全てに連絡が行きわたり、警戒を強めているから」と言われました。古ぼけたお財布と現金は諦めるとして、ちょっと油断した自分に喝を入れ、これからはこのようなくだらない被害に遭わないことを肝に銘じましょう。

サンパウロ在住の皆さま、大不況真っただ中のサンパウロはどのような場所でも大変危険です。メトロ駅の中でも危ないのは同じです。今はお金に困っている人がうじゃうじゃいます。私のような被害に遭わないよう、お金やお財布の取り扱いには十分お気付けください。

でもね、本当に日頃から結構注意していたんですけどねえ。。。。ハチドリおばさん猛省中。。。でも帰宅して夫のトリオさんが一言「ママが怪我しなくて本当に良かった。それだけだよ」って。泣けちゃいますよね~(涙)最近お金を渡した後に殺害された女性がいたそうです。それほどサンパウロの治安は悪化していることを真剣に捉えていなかった自分を、大いに反省しました。

【反省点】チャージするか、しないかその場で迷ったこと。2度目の迷いは50Reaisにするか100Reaisにするかで、お財布を手に取ってちょっとの間考えたのがまずかったかもしれません。ああもすれば、こうもすれば…でも後悔先に立たず。これからは本当に気を付けます。

*・・・上記事件は、我々の生活圏にあるかなり身近な場所で起こったものでしたので、日々ブログを通してサンパウロ情報を発信する立場から、総領事館に申し出て、情報共有して頂くようお願いしました。後で調べると、もっと日本人に身近なParaiso駅もかなり窃盗事件が多いとのことです。どうか、お気を付けくださいませ。


by beijaflorspbr | 2017-08-03 02:33 | サンパウロ生活情報 | Trackback | Comments(6)
2017年 07月 26日

サンパウロで上手に暮らすためには!?(長い独り言)

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ずっと日本日記が続いていますが、私本人は7月初旬にサンパウロに戻って来ました。その2週間後に娘が3年ぶりの一時帰国をし、彼女と共に行動するうえで、色々な気付きがありました。日本の田舎町から来た彼女、もちろんポルトガル語はペラペラで何不自由なく暮らせるはずなのに…何故かモタモタして落ち着きがありません。それは、サンパウロという大都会が日進月歩を遂げ、日一日と進化しているということ。得意の!?箇条書きにて纏めてみたいと思います。

◎出勤退社時間が早い時間にずれていると感じる理由
以前のラッシュアワーのピークは、午前7時以降だったと思うのですが、最近は6時台または5時台から既に渋滞が始まっていること。それに伴いバスやメトロの混雑ぶりも半端ないほど激しく混み合っていること。特に私の家があるサンパウロ市南部地域は、現在メトロとモノレールの大工事を敢行しており、あちこちが通行止めになっているため、更なる渋滞を引き起こしている問題すら何も解決していません。2014年のブラジル・ワールドカップ完成を目指していたという話は絵空事でしかありませんでしたね。それ故、仕事を終える時間も自然に早くなっており、バスやメトロは既に午後3時にはかなり混み合っていることが多い昨今です。サンパウロの人口の多さも相俟って、この点はなかなか改善されていません。

◎以前は空いていた週末も道路が異常に混み合っていること
先週の土曜日の午前中にグァルーリョス空港に到着したパトちゃんを迎えに行くために、23 de Maio大通りで大渋滞に遭ってしまいました。恐らく多くのサンパウロ市民が車を持つようになり、休みは家でじっとせず、郊外や外食や親戚訪問などに車を使って出るようになったからかもしれません。ルラ政権時代、経済緩和策で貧困層にまで政府のお金(Bolsa Familiar)をばらまいた末、上からA.B.C.D.Eの階層のうち一番低いE層の人たちがDまたはCまで登り詰めたこと。実際問題その後の政権交代により、長期ローンで車や住宅や電化製品を購入した人たちは、現在月々の支払いに大変な困難を強いられ、折角購入した贅沢品を手放している人も多いということです。サンパウロに関していえば、今は未曽有の大不況といった悲劇的様相を呈しており、先日行った大手スーパーWalmartにもお客さんは疎らでした。そのことを、こちら在住のエル(次女)に言うと、いとも簡単に「ああ、月末だもんね!無理もないわ・・・」なーるほど。

◎お隣、リオデジャネイロ州の財政が破たんしている
昨年華々しく開催されたリオオリンピック後のリオデジャネイロ州経済の落ちぶれ方は悲惨です。リオデジャネイロ州の公務員は、何と5月からまともに給料が支払われていないとの報道が毎日のようにあり、窮状を訴える公務員が毎日泣きながらインタビューに答える様を見て、心から気の毒だと思いました。ブラジルの国力を何も考えずに五輪誘致に走ったルラ元大統領の罪は大変重いと言わざるを得ません。ルラはまもなく収賄罪で収監される見通しだそうです。ジウマは政権を追われ、その前の大統領のルラは刑務所へ…一国の大統領が罪人になるというこの国は病んでしかるべきでしょう。リオ州は経済の悪化と共に、治安もかなり悪くなっており、十分な注意が必要です。連日銃撃戦などの怖いニュースが流れて来て、それを見るたびに戦場地のようで鳥肌が立ってしまいます。あまりの治安の悪化に業を煮やしたテメル大統領が、リオに大量の軍隊を派遣し、制圧に乗り出しました。政治家による汚職捜査ラヴァ・ジャット(洗車作戦)はずっと容赦なく続いており、次々と逮捕される有名政治家たち。この国は何かが狂っているとしか思えません。

◎それでもサンパウロは発展し続けている
娘が「3年前に帰って来た時と何もかもが変わっている」と言いました。そうなんです、サンパウロはあくまでも南米随一の経済都市であり、いくら不景気と言っても、あらゆるチャンスが眠っている街です。これから何かの仕事に挑戦される方には大いなるチャンスが巡ってくるかもしれません。そして、サンパウロにはサンパウロなりの生き方があり、その時代の流れに自分を合わせて行く必要があります。私自身も、以前は小さな子どもたちを伴うことが多く、積極的に自家用車であちこちに繰り出していましたが、今は上に書いたような救いようのない渋滞により、車で出るよりバスやメトロの選択肢がより正しいことが分かります。サンパウロには多数のタクシーやUBERといった配車サービスもあるため、自家用車で行き、酷い渋滞に巻き込まれ、着いた先で多額の駐車料金を払い。おまけに罰金が来るということがバカバカしいと思えるまで、あまり時間は罹りません。それに、市内あちこちに設置された交通違反取り締まりの異常ともいえるカメラの多さ。停止信号の白線を1ミリ分でも踏むと、撮影され後で罰金が来て免許減点という悲劇が起こります。そうでもしないと、大都会をコントロールをするのは難しいと言わんばかりの強気かつ無能な交通局です。今Globo局では、いかに信号が正常に機能していないか、というキャンペーンをやっていますが、信号故障も重大な交通事故の原因になるので、注意が必要です。

◎色々矛盾や問題も多いサンパウロですが……
私は今はこの街の暮らしが結構気に入っています。お買い物に行けば、和食材を含め、なんでも欲しいものが手に入りますし、食べたいものがあれば、世界中のグルメを味わうことも可能です。人種の坩堝と言われる街だけあり、人種差別もなく、逆に子ども連れや年寄りなどの弱者は大切にされるし、おまけに日本人は大変尊敬されています。全てご苦労され、真面目に働いて来られた日本人移民の方々のお蔭と、感謝の気持ちが沸いてきます。自宅の住環境も含め、「(離れていて交通に)不便でしょ?」と人に言われても、「不便の先には自然が多く、空気が綺麗で冷暖房も要らない快適な生活なのよ」と説明しています。天国とまでは行かないけれど、やはりこのChacara Floraの自宅は最高のロケーションです。今年の11月でサンパウロ生活が41年目に入りますが、自分自身は子どもたちが幼かった頃からちっとも変っていないような気がします。縁あって住むようになったサンパウロの自然を愛でつつ、少しの不自由さを楽しめる余裕のある生活を満喫しようと思います。ストレスが貯まった時や疲れた時はイッパイやりましょうか!(笑)言い訳のようになりますが、5月に胆嚢の手術をして以来、お酒の量が随分減り、たくさん飲めなくなってしまいました・・・ショボーン
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(エルが患者さまから頂いた「氷結」をプレゼントしてくれました!やった~)
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(最期まで幸せに暮らそうね、みそくん!)


by beijaflorspbr | 2017-07-26 18:07 | サンパウロ生活情報 | Trackback
2017年 06月 10日

2週間でブラジルのパスポートが届く

日本とブラジルの二重国籍を持っている娘のために、ブラジルのパスポートを在名古屋ブラジル総領事館に送ったことは既に書きました。苦闘3時間で漸く提出書類が印字出来た時は思わずバンザイしました。全ての書類を揃えて宅急便で名古屋のブラジル総領事に送付後、ぴったり2週間で無事自宅に新しいピカピカのパスポートが届きました。今度のパスポートは有効期限が10年ですので、当分書類提出で苦労しなくても済みそうです。ホッー!
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パスポートに関する注意書きも全てポルトガル語ですので、相当語学力がないと読解できないかもしれません。これがないと里帰りも出来ない半分ブラジル人な彼女、とても喜んでいました。次に大阪ーサンパウロの航空券を探し始めたものの、第一候補のJAL-AAを利用したKIX-LAX-GRU(関西ーロスアンゼルスーサンパウロ)は、夏休み真っ最中と言うこともあり、エコノミーの一番安い料金でもU$2,512.00+TAXU$245.02=U$2,757.02(約30万5千円)であえなく断念(-_-;)いくらなんでも高過ぎます。他のエアラインもかなり高めの価格設定でした。マイレージを使うには12万マイルが必要ということと、私の直筆サインがないとマイル引き落とし出来ないと言われました。私の保持しているマイルは、12万マイルまでにちょっとだけ足りない11万8千マイル。予約したい便にはフリーチケットはない、と言われてしまったらもう手も足も出ません。でも知らなかったことを教えて頂いたので、次はうまくいくような気がしています。こうして家族にばかりマイルをプレゼントしていると、一生ビジネスクラスには乗れないのか・・・とちょっと脱力。まあもう少し様子を見て、他の航空会社の比較的安いチケットが確保できるよう、動いてみましょうか。娘にとって3年ぶりの里帰りが実現出来ますように!!
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私の大好きな日本航空は遠くなりにけり・・・
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by beijaflorspbr | 2017-06-10 21:45 | サンパウロ生活情報 | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 24日

苦労したブラジルのパスポート申請

以前記事にもしたブラジル人のパスポート申請をしなくてはいけなくなり、家族と共に夕方からPCの前で頑張りました。何故ならば、今回は在名古屋ブラジル総領事館に出向かず、デジタル申請をしてみようと思ったからです。約3週間でパスポートが手元に届くというので、少し大変でも自力でやってみようと思ったのですが…。

まずブラジルのパスポート申請に必要な書類は以下の通りです。
1、https://formulario-mre.serpro.gov.br/にアクセスし、フォルムラーリォ(申請書)に該当項目をオンラインで記入します。ここで家のPCのノートンくんがストライキを起こしてなかなか前に行かしてくれず、苦労しました。セキュリティーを外して何とかアクセスしたところ、かなり質問事項が細かく、一字一句を正確に書かないと前に進めないシステムです。必要事項を全て記入すると、受理番号の記載されたプロトコーロ(受理済用紙)が出てきます。
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・申請用紙(自筆のサインが必要)
・5×7の写真館で撮った背景白の写真1枚(インスタントで撮ったものは不可)
・手元にある旅券の原本
・結婚をしたことがない場合は出生証明書(原本とコピー)
・既婚者はブラジルの婚姻証明書(原本とコピー)
・ブラジルの公的機関で取った身分証明書(RG)
・18歳以上45歳以下の男性は兵役証明書
・選挙カード及び投票証明書(ブラジルでの選挙は義務のため)
・在留カード及び住所を証明する書類
・パスポート申請の手数料支払は、指定のブラジル銀行口座へ郵便振替で行うよう指示されています。

【実際にトライしてみて…】
何故かデジタル申請に要した時間は何と3時間強、退院して僅かの私にはかなりきつい作業でした。旅券の有効期限については、18歳以上は日本と同じく10年になった分、パスポート申請代が15,600円とぐっと跳ね上がりました。一番難しかったのが、写真をスキャンして縮小し、アップロードする作業。それ以上に難関だったのが、署名のアップロードでした。サイズを大きくしたり小さくしたり四苦八苦して、漸くOKが出ました。PCに慣れていない方にはかなりハードルが高い作業ではないか、と思います。私の様に高齢者ながらも、長い間ブログをやってるせいで、画像の縮小や拡大には慣れているものにとっても、かなり難しい作業でした。久しぶりにどっぷりポルトガル語に接し、かなりくたびれてしまいました。病院に入院中は、ジョン・ジルベルトのボサノバなんぞを延々聴き、甘い声に酔いしれていたのですが、実際に使用するポルトガル語は、かなり私にとって負担になりました。明日は少し休めるかしら?今日で手術を受けてちょうど1週間が経ちました。まだお腹が痛いし、一番の難関である〇痢が始まり、苦しい日々が続いています。少しずつゆっくりと前に進みます!
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今日は遠く離れた娘のエルのお誕生日、ちょうど1年前にパウリスタ大通りに新診療所を移した記念日でもあります。ステキなお花でも贈ってあげたいけれど、何も出来なくて本当にごめんなさい。与えられた立場で輝いてください。お仕事お勉強共にがんばって!「歯科医は勉強の手を休めたらおしまいなのよ」とキラキラ光った目で語っていたエル、親でもそんなあなたを尊敬し誇りに思っていますよ。


by beijaflorspbr | 2017-05-24 22:29 | サンパウロ生活情報 | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 09日

スーパーの使い分け

日常生活に便利なのが、家の近くにあるWalmart,食品や飲料などの他に、掃除道具や生活用品を買うのにとても重宝しています。
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その代わり、商品の並べ方もドカンドカンと飾り気がない。ついでに言えば、何か訊きたくても係員を呼ぶのにも一苦労します。その分、値段に反映されていて少し安め。
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この日は、日用品やフルーツ類はバナナ・マンゴ・パイナップル・マモン(パパイヤの大きいもの)・マラクジャ(パッションフルーツ)を買って来ました。良いものがたくさん買えて嬉しい。毎日のフルーツは大きな愉しみでもあります。
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さて、こちらは高級と言われるジャルジンにあるスーパーCasa Santa Luzia
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ここでは少し贅沢なハム類や繊細な野菜、パン等を必ず買います。ここ特製のパウンドケーキも大好物。
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お肉もブラジルでは色々問題になりましたが、流石にこのスーパーのものは安心なので、フィレミニョンを購入し、いつものように真空パックにしてもらいました。
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この日は、日本へ持って行くコーヒーなども買ったので、まあ荷物が重たくなっちゃった…。痛くない右肩に重たい荷物をかけて、命がけでバスで持って帰りました。これで日本へ出発できるのかな。ちょっとホッー☆今回は日本に着いたら、一番に願っていたことが叶いそうで、安堵しています。この件に関しては、またゆっくりご報告をさせて頂きますね。


by beijaflorspbr | 2017-05-09 20:00 | サンパウロ生活情報 | Trackback
2017年 05月 08日

JAPAN HOUSEサンパウロへ②

ジャパンハウスの2階に昇ってきました。この広いスペースでは、イベントや会議などが開かれるのかもしれません。
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竹と並行して別のテーマが「風呂敷」包む他にも色々な用途のある日本の風呂敷は、色彩もより華やかになってきています。
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ところで、ここでお手洗いをお借りしました(笑)久しぶりに温かい〇座に懐かしさがこみあげてきました。しかし・・・使う気がなかったものの、何故かウォッシュレットのリモコンがない!使うなということなのかな?などと思いましたが、そうではありませんように!
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最上階に上がってみました。竹の生け垣が素敵です。

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この階は、竹のスペース。
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大きな竹のオブジェがど真ん中にドンと。繊細ですが、なかなかの迫力がありました。
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こちらはJUN SAKAMOTO氏がプロデュースするレストランスペース。この日の午前11時から営業を開始したそうです。比較的リーナブルな価格で提供されるとのことですので、いつか入ってみたいです。
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2階に降りて、もう一度じっくりと風呂敷の展示を見せて頂きました。今や風呂敷は包むだけではなく、ファッションの一部として使われることもあるのですね。目から鱗でした。
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1階スペースには、だんだん人が増えてきました。
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この後、お買い物に行かなくてはいけなかったので、ジャパンハウスを慌ただしく後にしました。次はもっとゆっくり見学させて頂きたいです。
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何度見上げてもこの檜の木組みは、飛騨の匠の技が光っています。パウリスタ大通りの近代的なビルにはないエントランスは、温かみと迫力を感じさせてくれるものです。
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素晴らしい日本発信の情報基地を設けてくださった日本政府に感謝。海外に住んでいると、どうしても日本人としての誇りを忘れかけてしまう時がありますが、このような施設を見ると、しみじみ「ああ、日本人で良かった」なんて思います。ブラジル人は親日家の方が多いので、きっとこれからも訪問者が絶えないことでしょう。実際にテレビニュースでジャパンハウスのことを知ったトリオさんまでもが「一度行ってみたいな」と言っておりました。
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この施設の目玉は、やはりテーマに沿った特別展示だと思います。今回は「竹」と「風呂敷」でしたが、今後どのようなテーマが取り上げられるのか楽しみです。展示物は2-3か月置きに変わるそうですので、見逃さないようにしたいと思います。日本の誇りや技術をぎっしり詰め込んだジャパンハウスの今後の成功をお祈りしています。サンパウロにお住いの方、是非一度はジャパンハウスへ足をお運びくださいませ。


by beijaflorspbr | 2017-05-08 20:00 | サンパウロ生活情報 | Trackback
2017年 05月 07日

JAPAN HOUSEサンパウロへ①

雨が降らなかったので(笑)、朝早いバスでパウリスタ方面へ…。今日の午前10時から一般向けに開館したジャパンハウスサンパウロの見学をしてきました。オープン前でしたが、既にたくさんの方が並んでおられました。私と同じように、楽しみにしていたと思われる方多数でした。ブラジルのメディアにも、大きく取り上げられていたので、ブラジル人の方もたくさん並んでおられました。
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『ジャパンハウスは、戦略的な対外発信強化の必要性の高まりを受け、「オールジャパン」を発信するための拠点として設置されるもので、他の拠点となるイギリス・ロンドン、アメリカ・ロスアンゼルスに先駆けて「ジャパンハウス サンパウロ」が最初の開設となります』(外務省)
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エントランスの真下にやってきました。飛騨の匠によって「地獄組み」という技術で組み立てられた檜のオブジェはかなりの迫力です。
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著名建築家の隈研吾さんのデザイン監修により、木材や紙などの天然素材をふんだんに使った建物ということで、期待が膨らみました。午前10時前に着くと、既にたくさんの方々が並んでおられました。右側が一般の行列、左側は優先レーンです。こちらでは高齢者な私は左側の優先レーンへ…。
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整理券を渡されましたが、この施設への入場は無料です。「お金払うの?」なんて訊いている人もいました。
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入り口には大きな竹のオブジェ
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入り口は黒と白のロゴのみ、シンプルでとても感じが良いと思いました。開館してからの案内もスムースで何よりスタッフの笑顔が優しい。
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素材は紙!?シンプルかつ温かい感じがしました。
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建物は3階建てです。
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現在の展示物は、竹製品と風呂敷だそうです。まずは竹製の展示物から見て回りましょう。
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こちらの壁側には、様々な日本製品が展示されていましたが、時系列が分かりにくく、展示の意味はちょっと不明でした。
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日本酒の瓶は!?で展示物にもう少しだけ工夫が欲しいと思いました。まあこれから充実させて行くのでしょうが…。
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一番奥から入り口付近を眺めたところです。右側の壁にはたくさんの書籍。
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時間が許す限り手に取ってじっくり読んでみたい。
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左側にはカフェコーナーもありました。
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展示物をさーっと見て、2階へ…。もちろんエレベーターも完備されています。
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かなりたくさんの方がいらっしゃるのに、圧迫感を感じないほどゆったりした空間なのは、天井が高いせいかもしれません。
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2階、3階へと続きます。


by beijaflorspbr | 2017-05-07 20:00 | サンパウロ生活情報 | Trackback