ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2017年 09月 18日 ( 1 )


2017年 09月 18日

テレビインタビュー!?

恒例の週末のお買い物に行くと、何やら騒がしい。どうやらTV局の取材中だったらしい。いつも見慣れた魚屋の主人のAntonioも緊張した顔をしている。
「どうしたの?」
「TV Bandeirantesが取材に来ているんだ」
「何の番組?」
「Dia Diaだってさ・・・」
最近、ある投資家の資金提供により、魚屋に加えて店の前にフードコートを設け、切り立てのお刺身とごはん、お味噌汁などを提供するようになったようだ。これが色々なマスコミの取材を受け、徐々に有名になってきているというから驚きだ。
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そしてたくさんの機材をセットし終えると、明るいライトを点け取材が始まる。最初は撮影が終わるのを辛抱強く待っていたものの、買い物は手早く済ませたい。
「あの…悪いんだけど私お刺身を買いに来たんだよね、先にやってくれない?」
アントニオに頼むと…TV BANDの男性レポーターが
「セニョーラは何年くらいここで魚を買っているの?」
「アントニオの前の三木(みつぎ)のおじさんの時代からよ、40年くらいかな?」
「Nossa senhora(*_*;」
「(レポーターに向かって)そうね、多分あなたが産まれる前よね」
「そ、そうだね・・・(´▽`*)」
「どう?ここのお魚の質は、三木の時代と変わっていない?」
「そうねえ、アントニオもすごく頑張っているし、三木さんがどれだけ彼を厳しくしごいたか知っているからね」
「そんなに厳しかったの?」
「そうよ、包丁の持ち方、姿勢、捌き方に切り方、全部にいちいち口を出して怒っていたわよ」
「それに耐えたんだね、アントニオは…」
「偉いよね、本当に。だから応援しないといけないと思って、ずっとここで買うようにしているの」
という会話がテレビで放送されたかどうかは分からないけれど、後日アントニオにお礼を言われた。
誠実に同じ仕事を続ける、ということをこの小さな魚屋のアントニオから学んでいる。
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それにしても…もっとましな恰好をして行けば良かった…猛省!!


by beijaflorspbr | 2017-09-18 18:00 | その他 | Trackback