ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2017年 02月 28日 ( 1 )


2017年 02月 28日

リオデジャネイロのスペシャルチームパレード2日目

今年は珍しくカーニバル中継を観る気満々でお昼寝をして本番に臨みました。2日目の今日、午後10時半過ぎからリオデジャイロのスペシャルチーム後半6組が出場しました。昨日と同じくらい、いやそれ以上の熱気を帯びた観客が、今か今かと開催を待ち構えています。昨年Setor5という中級クラスの観客席で観た時に聞いた話では、午後10時半開始なのに、午前中の早い時間から並んで良い席を取ると言っていましたっけ。リオのカーニバルは、総動員数も100万人と誰もが知る世界的大イベントです。スペシャルチームに選ばれたどのチームも、お金と時間をかけて満を持してこの日の本番に臨みます。しかしながら…
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4チーム目のUnidos da Tijucaが出場してまもなく、一つ目の大きな山車でまたもや事故が起こってしまいました。左側が完成形、右側が崩落後の画像です。この事故により山車に乗って踊っていた16名が怪我をし、2名は重症で現在病院で手当てを受けています。真に血塗られた今年のカーニバルとなってしまったことは残念でなりません。
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速やかに駆け付けた消防隊員により懸命の救出作業が行われました。それにしても、事故が起こってからの対応が非常に早く、救出スタッフもたくさんいました。カーニバルに関しての事故対策は万全のように思えました。
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この時点で既にUnidos da Tijucaのパレードは始まっていましたが、救出作業の間は山車を動かすことができません。何千人ものチームメンバーが立ち往生していました。既にパレードコースに出たメンバーが、同じ場所で同じ演技をずっと切り返すと言う前代未聞の状況。事故現場辺りは怪我人や観客、救助隊員が入り乱れて騒然となってしまいました。こんな時、トップの咄嗟の判断はとても大切です。消防隊員の懸命の救助作業は約20分間くらい続いたでしょうか。ボロボロに壊れてしまった山車は、後ろに引き返すわけにも行かず(既に同チームの別の大型山車が待機していたため)仕方なくコースに沿ってそのまま前に進みました。身軽な人たちは、衣装のまま壊れた山車の真横を抜けて、前方に整列をして歌い踊り続けました。これも実に機敏で驚いてしまいました。何しろ、パレードスタートから終了まで75分という時間制限もあるため、ここでモタモタしていられません。
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会場の観客は既にこの事故を皆知っていたのか、皆が皆エンヘード(チームのテーマ曲)を大きな声で歌い、精一杯の温かい声援をメンバーに送りました。この光景を見ていて、何だか胸が熱くなってしまいました。
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全てが終わった時、スタッフの誰もが抱き合って泣いていました。万全を期してもなかなか完璧に行かないことを、今回の2つの事故が教えてくれました。不幸にも怪我をされてしまった16名の方々のより速い回復を祈ります。カーニバル2017年も後2チームを残すところとなりました。こうなったら最後のMangueiraまで観ようかな?Mangueiraは昨年の優勝チームなので、無理をしてでも観る価値はありそうです、同じような記事が毎日続き読みにくくてすみません。今年の私のカーニバルもようやく終わります。


by beijaflorspbr | 2017-02-28 16:17 | ニュース | Trackback