ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2017年 06月 02日

胆嚢摘出手術②入院二日目 手術当日

夜の9時から目が腐りそうなほどよーく眠って、目覚めたのが午前5時半。何という健康的な生活か!カーテンの向こうは既に明るくなっており、お隣のおばあちゃんが全てのカーテンを開け始めるシャッシャッという音で目覚めました。
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6時過ぎ、担当看護師さんが回ってきて、検温・血圧測定・酸素測定の後、「昨晩は眠れましたか?今日は手術ですね、頑張りましょうね」と優しく声を掛けてくださいました。彼女たちが一晩中走り回っていたのを知っていたので、看護師さんのお仕事って大変だなあ~としみじみ実感しました。整形外科病棟は、体が不自由な患者さんばかりで、体を起こすのを手伝い、洗面を手伝い、ベッド回りに戻すのも全て看護師さんの手助けが必要なので、何度も何度も病室に走ってきます。これを見ただけで、今後足だけは鍛えないと、年を取って困るなあ~としみじみ思いました。車にばかり乗って楽をしていると筋力が弱り、年老いて本当に歩けなくなってしまうかもしれないので、今実行している公共交通機関を使って、自分の脚でしっかり歩くこと。これは今後も絶対に実行しなくてはならないことだと、自分に言い聞かせました。病院では朝7時から朝食です。絶食中の私に、同室の方が気を遣って「(私たちだけ食べて)ごめんなさいね」なんて言うものだから、遠慮して談話室でテレビを観ることにしました。
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今日も晴天、こんな眺めに癒されます。低層階の庭園には、お野菜なども植えられているそうです。車椅子の入院患者さんがお散歩しているのをよく見かけました。それと、ここは救急指定病院のため、救急車も良く見かけました。とにかくあまり暑くならない時期に帰国して本当に良かった!
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お昼過ぎに酸素ボンベがベッドにセットされました。あーいよいよだなあ。。。午後1時過ぎにパトちゃんが手術の付き添いのため、来てくれました。
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手術は午後2時から少し遅れること15分に、看護師さんに付き添われて自ら歩いて手術室に行きました。最近、医療ドラマの「ドクターX」や「A LIFE~愛しき人~」などで目にした手術室がリアルで目に入り、意味なく「おお、皆本物だぁ~ドラマみたい」などと妙に興奮しておりました(笑)既に手術室には複数のスタッフの方々が待機していました。手術台に上がり、担当看護師さんに「左肩の件、宜しくお願いします(予め自己申告をして、肩が痛まないように調整してくれるようお願いしていたため)」というと、ちゃんと肩から腕にかけて、痛くないように微調整してくださいました。麻酔医が左手の甲に点滴をする際「あれ?これは犬に噛まれた跡なの?」「はい、ウチの犬猛犬で・・・」「犬種はなに?」「ゴールデンなんです・・・」「あらまあ!ゴールデンは大人しいかと思っていた」等と言う世間話に回りもクスクス笑っていました。その後、マスクを当てられて「大きく息を吸ってください・・・」と言われた後は、全く意識なし。。。
意識が戻ったのは術後1時間後くらいだったか、ドラマの(笑)「1,2の3」で体をベッドに移される時、麻酔が効いているはずなのに、圧迫された左肩が痛くて「肩が痛い・・・肩が痛い・・・」と意味なく叫んでいた自分の声がはっきり聞こえました。戻ってきたのは、入院している7階西病棟の回復室でした。この病院にはHCUという高度治療室もありますが、私の場合は病棟のナースステーション脇にある回復室で良かったようです。頭がボーっとしているところに、パトちゃんが入ってきて「ママ、良かったね、手術は成功したって。先生が図を書いて説明してくださったよ」笑顔でこちらを見守ってくれていました。「あなた暗くなるから早く家に帰りなさい。おやつは食べたの?」「うん、アイスクリームを頂きました」パトちゃんが部屋から出て行った後、この病院で医師をしている従弟のKちゃんも心配して様子を見にきてくれました。私が「ねえねえKちゃん、コレステロール性胆石を取っちゃったんだから、もうコレステロール値は上がらないのかねえ」とのんびり訊くと「さあ、どうかねえ。専門外だから分かんない」ですって!(-"-)「とにかく手術が無事に終わったから良かったね!」と優しく声を掛けてくれました、有難いな。看護師さんは1時間おきに血圧・体温・酸素量の測定にきてくださり、「気分は悪くないですか?いつでも呼んで下さいね」と親切に見守ってくださいました。モニターの音が煩かったのと、両脚にポンプのようなものを付けられ、血栓予防をしてくれている機械音が意外に煩わしかったかな。何しろ腕を動かすとピーピーアラーム音が鳴るので、腕も動かせないと言う状況。肝心なお臍1か所の傷はほとんど傷まず、痛いのは左肩だけという珍現象で一晩過ごしました。ただ肩の痛みも、枕やタオルを当てがってくださり、痛みが軽減しました。その日回復室にいたのは私一人だったので、部屋の温度も自由に申し出て「暑すぎる」「寒すぎる」とちょっと我儘を言って看護師さんに笑われました。入って来る度に時間を訊ね、乾ききった口を綿棒で湿らせてもらい、酸素から水分を胸いっぱい吸収しながら一晩を過ごしました。酸素が美味しいと思ったのは生まれて初めてのことでした。手術を受けたばかりというのに、本当に良く眠れ、朝はスッキリ目覚めました。手術を執刀してくださった主治医のM先生が術後、夜、深夜、早朝と何度も様子を見に来てくださり、「順調ですから安心して休んでくださいね」と声を掛けてくださり、言葉通り0時を過ぎた頃からは看護師さんの巡回が3時間起きになりましたが、全てを確認した後「OKで~す」と元気良く言ってくれるので、心から安心してベッドに横たわっていました。あの13年前の直腸がんで開腹手術を受けた時の管だらけの厳しかった状況と比べると、雲泥の差でした。胆石が暴れて総胆管などに詰まる前に、思い切って手術を受けて本当に良かったと思いました。
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*手術時間は約2時間、腹腔鏡による1か所孔を空けただけの手術でした。胆嚢内にあった胆石1個が2,5センチと大きく、お臍下2センチを切って胆嚢を取り出したそうです。自分で臍周りを触ってみると、所々固い部分があったものの、日に日に気にならなくなりました。開腹手術に比べ、ダメージが少ない腹腔鏡はとても楽でした。もし私と同じ症状で迷っている方がいらっしゃいましたら、安心を得るためにも手術を受けることをお勧めします。


by beijaflorspbr | 2017-06-02 20:38 | 病気 | Trackback
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