2017年 04月 12日

UAのオーバーブッキング問題

4月9日、ユナイテッド航空と提携する8社が運航する地域路線・ユナイテッド・エクスプレスのイリノイ州シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きのUA3411便で、離陸前の同機から4名の客室乗務員を乗せる必要があり、一般客からボランティアを募ったところ該当者がいなかったため、「規定に従って選ばれた4名」の搭乗客が降ろされることになりました。そのうちの最後のアジア系男性が拒否したため、当局によって力づくで引きずり出される動画が、ツィッターを通して世界中に拡散されました。この事件に関して、我が身に置き換えたら本当に恐ろしいことだと思いました。自身が飛行機を乗る機会が多い中、過去に何度か「ボランティア」を募っているのを耳にしたことがあります。記憶に新しいのが、フランクフルト→サンパウロのLH506便で「乗客の皆さまの中で3名のボランティアを募集します。謝礼300ユーロ、ホテル、翌日同便のビジネスクラスを提供させて頂きます」という放送に一瞬心が騒ぎましたが、一刻も早くサンパウロに帰りたかったので断念した経緯がありました。この時の放送は1回だけだったので、あっという間にボランティアが集まったようです。該当のユナイテッド機も、もう少し謝礼金を上げてみる方法もあったと、後の報道で知りましたが時既に遅し。恐らく、関係者もこんな騒ぎになるとは思わなかったのではないかと思います。誰もが航空機を使う場合は、予め予定を組んで行動します。一人一人に事情があり、どうしても譲れないこともあると思うのです。もし私が「もう一本後にして欲しい」と名指しで懇願されたとしても、断る権利はあるはずです。該当の男性は、医師で翌日の診察があるためにどうしてもその便に乗らないといけなかったという事情を抱えていました。口に怪我まで負って悲惨な姿でした。この事件は、同航空会社の信用問題にまで至り、世間は大騒ぎになっているのは当然のことと思います。私が時々検索に使っているdecolar.comでサンパウロ⇔大阪を見ると、一番上に掲載されるのがユナイテッド航空/ANAの便で、私がいつも購入するアメリカン/JALより割安なのです。安さに惹かれはしますが、マイルを貯めているアライアンスも違うので、今後も決して乗ることはないかと思います。この事件で多くの乗客がUAから離れてしまうかもしれません。航空会社としての最低限のマナーを守りつつ安全運航を続けていくことこそ、世間が認める健全なエアラインだと思います。今回の一連の事件が、同社のシステムが大幅に改善されることを望みます。それにしてもしみじみ思うのは、米系の航空会社の塩対応。これにはいつも悩まされますが、過去には日本の某航空会社もこんな酷いことをしていましたっけ。常にお客様第一主義を貫かないと、間違った方向に突っ走ってしまうのではないでしょうか。乗客にも選ぶ権利があるので、これからも信頼できる航空会社のみに乗って行きたいと決意しています。
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by beijaflorspbr | 2017-04-12 22:26 | 飛行機 | Trackback | Comments(2)
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Commented by おろ・おろし at 2017-04-16 17:41 x
ご無沙汰しています。
リンク先のスカイマークは、その後経営破たんを経て、再出発しており、現在の経営者・
佐山さんは、経営コンサルタント出身ですので、過去のようなことはないと思います。
Commented by beijaflorspbr at 2017-04-16 18:39
★おろ・おろしさん、こちらこそご無沙汰しております。
お元気ですか?
スカイマークのコンセプトについては、当時猛烈に腹が立ったことを鮮明に記憶しております。これを反面教師として、立ち直ったことは良かったです。
人間の記憶力と言うのは簡単に消し去ることは出来ず、ユナイテッド航空も挽回には随分時間が掛かりそうです。
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