ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2017年 02月 15日

サンパウロのタクシーについて

ずっと長い間自分自身で運転をしており、タクシーには長年乗ったことがなかったのですが、最近立て続けに夜間外出する機会があり、何回かタクシーを使ってみました。あまりにも簡単で便利なので、これからはどんどん利用しようと思っています。近年サンパウロ市内の渋滞が慢性的に酷いのと、わざわざ運転をして渋滞の中、苦労をして目的地に着き、高額な駐車料金を払うのもバカバカしくなって、なかなか自家用車で出る機会が少なくなりました。朝~夕方までは、バスや地下鉄を使って難なく移動をしていますが、流石に夜は公共交通機関は怖くて使えません。私が住んでいる住宅事情がそうさせているのかもしれませんが、こんな時の強い味方がタクシーです。一般的なタクシーは、こういった街角にあるタクシーポントから乗るのが、比較的安全と言われています。固定の場所に設置されたタクシーポントに常駐している運転手さんたちは、サンパウロ市へ決して安くない使用権を購入して合法的に営業をしているからです。このタクシーポントの運転手さんたちは、近隣住民に得意先を複数持っているため、時々は全車出払っていることもしばしばあります。
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最近、サンパウロ市民の間では、スマホの普及と共に、アプリを使ってタクシーを呼ぶのが一般的になりつつあり、このタクシーポントの運転手さんたちや流しの運転手さんたちも、客の取り合いで営業が厳しいらしく、時にはこのようなUBER反対の大規模ストライキを行い、最も混み合うセントロ方面で敢行され、市内全体が大混乱に陥ったこともありました。今でもTAXI VS UBERの終わりなき戦いは続いています。
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この方たちの敵は、何と言ってもUBER(ブラジルではウーベルと発音)。スマホを使って、どこにいても簡単に呼ぶことが出来ます。実際に呼ぶと、運転手の名前と顔写真、車種、ナンバープレートが即座にスマホ画面に表示されます。Uberを頼む時は、車種も選べますし、値段もその場で分かります。車種によって値段は多少違って来ますが、自身の判断で決めることが可能です。普通のタクシーに比べて値段が安いのも魅力的。万年渋滞のサンパウロでは、このウーベルが便利です。予めクレジットカード番号をウェブサイトでPay Palに登録をすると、その都度PayPalでの簡単決済が可能なので、小銭を持ち合わせていなくてもOK.おまけに乗車後は運転手の評価も出来ます。タクシーを下車すると同時に、登録しておいたメールに領収書が届きます。
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サンパウロではUBERが一般的にタクシーアプリとして多くの人たちに使われていますが、今回娘に教えてもらったのは、もう少し高級車を手配できるCABIFY.2種類のタクシーアプリを、同距離で使って試してみたところ、高めと言われているCABIFYはR$34,23.UBERはR$28,32でした。運転手さんは、後者のUBRの方がフレンドリーでとても良かったです。個人的な差もありますが、両方を知っていると心強いですね。後は「 99 TAXI 」とか「EASY TAXI」のアプリも入っています。99に関しては、流しのタクシーも99に属している人が多いので、より掴まえやすいという利点がありますので、街中で急にタクシーを捕まえる時は重宝するかもしれません。今度順番に試してみようかな?などと思っています。尚、グァルーリョス国際空港からのタクシーはこんな白と青の塗装なので分かりやすいです。Guarucoopは定額制でクレジット決済も可能です。もちろん、使い慣れている方は、UBERの方が価格はリーズナブルかもしれません。と言うのは、遠方へ旅行をして戻って来た家族の「(UBERは)信じられないほど安かった!」言葉から分かったことですが…。
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安心安全を第一に考え、タクシーアプリを上手に活用しつつ、サンパウロ生活を快適に過ごしたいものです。ご参考になれば幸いです。もう知っているよ!という方、古い情報ですみません(^^)/


by beijaflorspbr | 2017-02-15 20:00 | サンパウロ生活情報


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