ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2015年 08月 30日

平野植民地100周年祝賀行事参加⑦夜行バスでカフェランジアへ…。

おおよその平野運平さんの生涯を語り尽くしたところで、今度は私自身が平野植民地100周年祝賀行事に参加させて頂いた時のご報告をさせて頂きます。8月1日(土)の深夜、お友達のKさんご夫妻と共にMetro Barra Funda駅までやってきました。サンパウロ州内の中距離バスは、この駅から出発します。他にも長距離バスターミナルがあり、南部のサントス方面へ向かうバスはMetro Jabaquaraから、それ以外はMetro Tiete駅から出発します。ブラジルの国土は広大なので、何日もバスに乗って実家に帰る、と言う話を良く耳にします。その様子は、2010年NHKで「60万人の帰省ラッシュ~ブラジル・長距離ターミナル」という番組で放送されました。
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Terminal Rodoviarioの文字を追って行き、エスカレーターを降りるとバスターミナルがあります。既にCafelandiaの先のAracatuba行きのバスが停まっていました。
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私の乗ったバスは、23:30ピッタリにBarra Funda駅を出発しました。バスの座席はゆったりしており、快適そのもの…。
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前の板のようなものを手前に倒すと、悠々と足を伸ばすことができます。
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2時間おきにトイレ休憩があり、同じところで30分間バスは停まります。真夜中なので、1回目は起きたものの、後は前後不覚…。
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車内は当然のことながら静かで、バスもあまり揺れなかったので、死ぬほど眠れました。長年航空機で国際線の長距離移動に慣れているこの身には、6時間はやはりとても短く感じました(笑)あっという間にCafelandaに到着、時刻は午前5時半、辺りは真っ暗です。
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ここから平野植民地までは、車で約15分ほど。タクシーは早朝で一台もなかったものの、一緒のバスに乗っていらした邦字新聞の記者の方々のご好意で、迎えの車に乗せて頂くことが出来ました。38年間のブラジル生活で初めての日本人が開拓した移住地訪問でした。続きます。


by beijaflorspbr | 2015-08-30 23:04 | 移民&日系人


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