ハチドリのブラジル・サンパウロ(時々日本)日記

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2012年 12月 15日

2012年秋旅・・・③三重県多気町 万協製薬株式会社工場見学

体に優しい昼食をお腹いっぱい頂き、多気町「ふれあい館」で貴重な食材を買わせて頂いた後は、とても楽しみにしていた松浦信男社長の生命線である万協製薬株式会社の工場を見学させて頂きました。現在稼働している工場は第2工場までですが、近い将来第3工場も稼働させる予定だそうで夢がどんどん広がります。入口には自社製品を吊るした万協オリジナルクリスマスツリー(笑)と社長ご自身が描かれたイラストが歓迎してくれます。とってもお上手!
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会議室で美味しいお茶を頂きながら会社の説明を受けます。松浦社長は2011年5月26日にテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演し「地震に強い工場を作る」やご自身の体験から「必要とされる会社を作る」などを自らの体験で語られたり、今年の7月29日にはご自身初のビジネス書を出版されましたので、多くを語る必要がなくなったと仰いますが、何のその・・・その言葉ひとつひとつは力強く説得力があり、仕事や周りの人に対する愛が満ち溢れており、自然に聴く人を引きつけ、やる気にさせてくれる魅力的なものでした。今やジャンルを問わず全国からの講演依頼で引っ張りだこなのも分かるような気がします。もしサンパウロに再び来られるような機会があったら、是非お話を窺いたいと思いました。それほど松浦社長のお言葉には力がこもっていました。会議室に飾られているのは、この万協製薬の工場から生み出されている製品の数々です。同社はクリーム、軟膏などの外用剤専門受託工場だけあり、どこかのドラッグストアーで見たことある製品がたくさん飾られてありました。それもそのはず、OEM(相手先ブランド製造)を手掛けており、有名企業の製品を多数作っているからでした。
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ご自身の著書にサインをされる松浦社長。私にも一冊わざわざ日本からサンパウロに贈って頂きましたが、トップページには、社長のサインと共に「ハチドリよ永遠なれ!」と書いてくださいました(●^o^●)社長のご著書「人に必要とされる会社をつくる」はアマゾンや書店で買えます。
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さあ、白衣を着て帽子を被って完全防備をした後、しっかり手を洗い工場内に入らせて頂きました。
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既に「カンブリア宮殿」で予備知識がありましたが、実際に工場に足を踏み入れてみると、何となく工場独特の暗さや騒音がなく、スッキリと静かで整然と稼働している印象を受けました。
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電気コードも全て天井から吊るされており、足元に引っかかるものは何もありません。これだけでも素晴らしいことだと思いました。不慮の天災にも対応できる工場こそが、松浦社長が本当に作りたかった工場に他なりません。近代的かつ清潔な機械が何台も同時稼働していました。ここにはクリームや薬の匂いは一切ありませんし、働く社員さんのことを考えて空調も良く効いており、常に働き易い環境が整えられていました。「社員が喜んで働く会社」こそが社長の目指すところだというのが良く分かりました。
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松浦社長自ら丁寧に詳細に説明をしてくださいました。仕切られた向こう側は滅菌室に付き、ごく少数の方が働いておられ私たちは入ることはできないそうです。
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こちらは空圧で商品が自動的に押し出されていました。ありとあらゆるところに細やかな工夫が見られます。
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ベルトコンベアーに乗ってどんどん生み出される商品に圧倒されます。
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こちらは今流行の「コエンザイムQ10」のラインです。
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出来上がりました。肌を若返らせるコエンザイムQ10はこれからも益々需要が高まりそうです。
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テレビ番組でも取り上げられた万協製薬が地震に強い工場と言われる秘密のひとつ、緊急時にはカッターで切って逃げることが出来るビニール製シャッター、搭載制限や、どこに何があるか一目瞭然の配置に工夫が見られました。もし国内で工場を経営されている方がいらっしゃったら是非是非この工場は必見です。細やかな工夫が実に見事に実行に移されており、全く素人の私たちも頷かざるを得ないアイデアが満載でした。年間1000人以上がこの小さな町の工場見学に訪れる理由が良く分かりました。
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たくさんの製品が出荷を待っていました。出荷ブースも、シャッターと同じ素材が使われていました。
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「ひび、あかぎれ、しもやけ」冬には欠かせない軟膏ですよねえ。。。こちらの機械は最初の頃のものだそうですが、社長にとってはどれもこれも愛着あるマシーンのようでした。万協の工場に置かれているラインには一台に一人ずつ責任者がいるそうです。つまり「マイライン」というわけです。全ての機械に顔写真が貼られてあり、誇らしげに見えました。
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近代的な広い工場を見学させて頂いた後は、社員の休憩スペースに入らせて頂きました。ちょうど休憩時間で多くの社員さんが飲み物を片手に寛いでおられました。壁にはずらーっと雑誌や漫画が・・・。DVDも各種揃っており、貸出自由だそうで羨ましい限り。
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自販機が備え付けられていましたが、よーく見ると「無料!!」当たり前のようで当たり前ではない良心的なサービス。どこまでも社員に優しい会社だと思いました。
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この後、自社研究室を見学させて頂いた後、長い長い「バンキョウコミュニケーションボード」を拝見しました。万協製薬では定期的にグループで海外旅行をし、その感想を書いたものを発表するそうです。このボードには楽しそうな写真と感想文が事細かに掲載されていました。これで全ての見学終了。
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たまたま居合わせた松浦社長のお嬢さんもご一緒できて、大変有意義な工場見学をさせて頂きました。娘のパトちゃんの感想「今頃こんなに社員に優しい会社があるなんてとても信じられなかったけれど、松浦社長さんのご案内で本当にあるんだということ良くが分かった。すごい会社だよね!」と。この会社は、間違いなくこれからどんどん伸びていく会社だと確信しました。松浦社長さん、大変お忙しい中、私どもにお付き合い頂きありがとうございました。御社の益々の発展を祈りつつ、工場見学のお礼とさせて頂きます。

by beijaflorspbr | 2012-12-15 21:17 | 日本国内旅行 | Trackback
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