ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

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2012年 03月 14日

応援バザー準備編(前日・当日)・・・③おはぎ作り

バザー前夜、午後7時過ぎに無事大量のお赤飯が完成、私はそれらを仲間のところへ届けるため、急ぎ車で出発しました。その前にサンパウロ名物の滝のようなスコールがきたため、滑りやすい道路を慎重に運転しました。家に残ったトリオさんには鍋や食器洗いを、ボンには餡を練るよう頼んで出かけました。ただ単に餡と言いましたが、小豆6キロ分ですから、膨大な量です。今回、本番前の火曜日に餡作りを始めてその日のうちに冷まして冷蔵庫へ保存。翌日冷凍庫へ移動しました。私が作った餡でもしも何か間違いがあったら責任重大です。とにかく餡が傷まないように慎重に慎重に扱いました。前日に冷凍庫から常温に戻し、煮詰める作業を残していたので、それをまた家族に頼んで行ったわけです。「30分は煮詰めてよ!」ボンに命令し出かけます(^_^)/実は、餡練は、赤飯作りと同時進行でしたが、あまりの量に後の分を家族に託していった次第です。
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三和から自宅に戻ったのが午後8時半過ぎ。夕食後また餡の最後の練り直し作業開始です。柔らかめに炊いた餡はなかなか固まってくれません。何度も何度も懸命に混ぜていると、トリオさんが助けてくれました。二刀流必殺餡混ぜ(笑)根性のないボンは、餡で火傷をして手袋をはめています、情けない・・・(-"-)
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全ての作業を無事終えて粗熱を取った後、巨大なタッパーに餡を移し、取りあえず休みます。翌朝は、5時起床。水にしっかり浸けておいたもち米30カップ分を4台の炊飯器で同時に炊きました。今回の準備をするに当たって、何台炊飯器があるのか数えたら、何と4台も出てきました。ここ掘れワンワンで掘れば何でも出てくるハチドリ家。サンパウロ生活が長いので、お友だちが置いて行ってくれたのもあります。早速餡ともち米とその他もろもろを車に積んで、6時過ぎには自宅を出発!会の代表S女史のお宅にて、今度はおはぎ屋さんの作業開始です。仲間8人で手際よくまるめて包んでどんどん仕上げて行きます。
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一心不乱におはぎを作っていると、会の運営委員をしているHちゃんのところに何度も会場のチーフから電話がかかってきます。「あの、もう並ばれているんですけれど…」開場まで1時間もあります。おはぎの目途がついた頃にHちゃんには会場に走ってもらいました。こちらは餡の次がきな粉です。
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作業を始めて2時間半でやっと膨大な数のおはぎが完成しました。無我夢中で作ったおはぎ、売れるかな?と心配しました。
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後片付けをさっと済ませて、会場へ駆けつけると、9時過ぎで開けたばかりだというのに本当に長蛇の列が出来ていました。会場に入るのもひと苦労するくらいの大盛況。有難いですねえ。明日はいよいよ本番編のご報告をさせて頂きます。

by beijaflorspbr | 2012-03-14 18:32 | ブラジルを知る会 | Trackback | Comments(4)
Commented by ゆっきー at 2012-03-15 08:26 x
想像以上の準備の大変さに、頭が下がる思いでいっぱいです。それを知ってか知らずか、あっという間に主人と子供はペロリとたいらげてしまいました。日本から遠く離れたこの地で日本の和菓子が食べられるという喜びとありがたみを噛みしめながら食べて欲しいものです。ペロリと食べてしまうという事=愛情いっぱいで美味しいという事なのですが♪本当にお疲れ様でした!!
Commented by さっち at 2012-03-15 21:11 x
本当にお疲れ様でした!あの日子供たちも主人も大喜びで食べたおはぎなどがこんなにも大変な準備のもとできていたなんて 本当に感謝でいっぱいです。有難うございました。そのほかの準備も大変だったことでしょう。遠く離れたブラジルで1年たった今もこのような形で寄付に参加させてもらえて良かったです。ありがとうございました。
Commented by beijaflorspbr at 2012-03-16 19:03
★ゆっきー
あたたかいメッセージをありがとうございます。確かに手がかかって大変でしたが、作業を通して色々なことを学ばせて頂けました。そして多くの方が私の作ったものを買ってくださり、被災者支援に繋がるという結果に大満足でした。おはぎで良ければ、いつでもお届けしますから、ご安心くださいな(^_-)まもなく日本へ帰りますが、帰ってきたらゆっくりお会いしましょう!楽しみにしています。
Commented by beijaflorspbr at 2012-03-16 19:07
★さっちさん
わざわざ会場までお運び頂き、ありがとうございました。手作り品は何でも大変ですけれど、量が多かったので、一時は腕がとてもだるくてまいりました。でも美味しいと評判が良かったのは何よりです。また同様の企画があった時は、再度頑張りたいと思っています。私たちもとても楽しませていただき、こちらこそ「ありがとうございます!」です。これからも宜しくお願いいたしますね。
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