ハチドリのブラジル・サンパウロ日記

beijaflors.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2010年 01月 07日

さようならマヤちゃん

マヤ(敬称略)はお友達の愛犬です。れっきとしたブラジル生まれのBrasileiroです。13年前に縁あってママ友まかちゃんの家族の一員として温かく迎えられました。
さようならマヤちゃん_f0146587_65296.jpg
マヤがM家にやってきた時のことは私も良く覚えていて、チョロチョロと良く動き回るやんちゃな仔だったこと、辺りかまわずオシッコをしてしまいお母さんをてんてこまいさせていたこと。3歳の時に、家族が日本に本帰国することになった時、Guarulhos空港で、用意した睡眠薬をなかなか飲まなくて困らせたこと。本当はお友達同士の悲しいお別れが、マヤのせいで泣き笑いになってしまったこと。
さようならマヤちゃん_f0146587_654833.jpg
そのマヤに再会できたのは去年のこと。お父さんのお仕事がもう一度サンパウロと決まり、お母さんに連れられて遥かサンパウロまでの長旅をして故郷に里帰りをしました。
さようならマヤちゃん_f0146587_661835.jpg
すっかりお爺さんになってお口の下に白い毛が生えても動きが軽くて速かったのにはビックリ。まるで青年のような軽い身のこなしに驚いたり喜んだり…。そのマヤも既に13歳、寄る年波には勝てません。最近すっかり体が弱ってしまい体調もあまり良くなく、ボケ症状も見せ始めました。私が遊びに行っても、いつも静かに眠っていました。日本に住んでいるお姉ちゃんたちも今年の8月と10月にマヤに会いにきました。
さようならマヤちゃん_f0146587_664355.jpg

そのマヤが1月3日、お父さんのお仕事がお休み最後の日、大好きなお父さんとお母さんに手厚く看取られて静かに息を引き取りました。声をかけるとそれに答えるような声を出し、誰にも迷惑をかけることなくそのまま旅立ったそうです。きっと最期に大好きなお父さんとお母さんに一言お礼が言いたかったのでしょう。犬ってすごいですね。私の愛犬ミサ(秋田犬)も亡くなる前日にポロポロと涙を流しました。死期を悟っていたのかもしれません。
さようならマヤちゃん_f0146587_671142.jpg
ブラジルで生まれてブラジルで空に還ったマヤ、最期まで世界一幸せだったね。どうか安らかに眠って…。お母さんがとても落ち込んでいるので、空から見守ってあげてね。あたたかい温もりとたくさんの思い出をありがとう、マヤ!
さようならマヤちゃん_f0146587_673547.jpg
☆偶然にもみその記事を書いた翌日にお友達のMさんからマヤの悲しいお知らせを頂きました。ペットは家族、改めてみそを愛しみ、大切にしていこうと思いました。

by beijaflorspbr | 2010-01-07 03:29 | 思うこと | Trackback


<< 年末のある一日      君は本当に不幸なの? >>